イタリア旅行記-16 ポンペイ-5
ポンペイ遺跡-5
公衆浴場の次は、居酒屋にパン屋さん。参考は今回も下記リンク。
居酒屋にて。公衆浴場のすぐ横に居酒屋というのは当然といえば当然の立地だ。
女性はガイドさん。これは接客カウンターだったと思う。
カウンターにある壺のような穴にワインなどの飲み物が入っていたとか聞いたような?
こんな感じで接客してたということだったかな。
店内の様子・・・、かも。
表通りの石畳。真ん中と向こう側に横向きに溝ができているのは、馬車の轍、つまり車輪がいつもここを通るのでできた溝だ。こういう跡を見ると、本当に人がここで生活していた、その跡なんだと感じられた。
これは「悲劇詩人の家」を覗いたところ。
ガラス越しで反射してうまく写せなかったけど、よくみると犬(番犬)の横顔と身体が床に黒く描かれ、さらによくみると赤い首輪がある、というのは参考リンクに書いてあったこと。
進入禁止だけど、青い空に白い雲が眩しい。
表通りの三叉路の角にある水道設備に向かう。
こんな風に水道がありました、ということだけど、蛇口はどうなんだろう。拡大してみるとどうみても真鍮製だ。
真鍮については、Wikiでは350年位前から使われ始めてそれ以前にはなかったとあるけど、下記リンクでは古代ローマですでに作られていたとあって、どうもこちらの方が信憑性が高そうだ。Wikiもあてにならないからね。
ただ蛇口の根本をみると六角ボルトの形をしているから、これはやっぱり現代のものだろう。水道管は鉛製で古代からあったらしい。鉛管は今も古い家の水道では使われてるんじゃなかろうか。
蛇口の横では補修作業をしていて、足元にあるバケツに蛇口から実際に水を汲んでいた。
次はパン屋さん。奥のレンガ作りのアーチ状はパン焼き窯。
小麦粉を挽いた石臼。
臼の原理は、この鼓型の中に同軸の円錐が下から突き刺さるように出ていて、円錐と鼓の間隙に小麦を入れて外側の鼓を回すことで製粉する、なんて説明しても分からないね(^_^;)。前出のリンク先に分かりやすい断面図があるので参照してください。
鼓形の横にある穴は、棒を入れて回すためのもの。
パン焼き用の石釜は現代のピザ屋の釜とほぼ同じ形だそうだ。
石臼の上部。ここに小麦を入れて外側を回す。真ん中に出ている突起が下から突き出ている円錐形の頭。
接客カウンター。大理石の組合せがきれいだ。
観光客がいっぱい。向こうに見える門は「名誉のアーチ」というらしい。
ポンペイの公式サイトから、pdfで日本語のマップがDLできるのを見つけた。
とはいえ、面倒なのでちょっと見ただけ。
-イタリア旅行記-17へ続く-
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