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2017/02/24

Voyage No.4に向けて-4

前回の記事で思い違いがあったので訂正する際に、Amazonの注文履歴が役に立ったんだけど、自分がいつに何を買ったのかって履歴があるのは懐かしいとか面白い反面、自分の嗜好を記録されているわけで、これはこれで怖い話ではある、っていったって今のところ僕の買い物嗜好データが自分の生活に影響している状況では無いとは思うけど。

で、「あ~、この本買ったな、しかしどこへいったんだろう」とか、「英語の勉強本をよく買ってたんだな~」とか、「こんなの買ったかな」とか(子供に頼まれて買ったのもあるけど)。

その中で、Fred Harsch、Norma Winstonの"Songs and Lullabies"というのがあって、まったく記憶にないんだけど、PCの中を見たらちゃんと取り込んでいるではないか。

で、BGM代わりに流していたらなんのことはない、明らかにGary BurtonとわかるVibが入っていた。

つまりそういうことだったんだけど、すっかり忘れていた、というかどうやって情報を得て買ったのか全然思い出せないけど、まぁ、いいや、宝物見つけたみたいな気分だ。

・・・というのはVoyage原稿と直接は関係ない話、まぁ、一応ヴォーカルの話だけど、Norma Winstoneも分類としてはジャズヴォーカルに入るだろうけど、スタンダードよりはオリジナルが多いのかな。

Eberhart WeberとGary BuronのECMのアルバムにも参加していて、これはCDを持っているけど、ほとんど聞いたことがない。買った頃は今ひとつな感じだったんだけど、聴き直すとそれなりによいかな。ゆっくり聞かないとあきまへんね。

さて、また前回のようにタイトルを考えたらなんか出てくるかな。

ヴォーカルとジャズ
ジャズヴォーカルとはなんぞや?
ヴォーカルからジャズを見てみたら
ヴォーカルからジャズを眺めてみると
ヴォーカルの窓からジャズを眺めてみたら
歌の窓からジャズをみてみよう
歌の窓からジャズをみれば
歌とジャズ
ジャズと歌
ジャズ・ヴォーカルはジャズか
ジャズのヴォーカル
ジャズ・ヴォーカルの楽しみ
ジャズにおけるヴォーカル
ジャズのなかのヴォーカル

う~む、これといったのが思い浮かばない。

論点を変えてみよう。

Jerry Tachoir(タショア)というVib奏者がFacebookフレンドにいて、先日、ジャズフェスとかなんとかいうイベントに明らかにジャズ以外のプレイヤーがブッキングされていたりとかタイトルにジャズと銘打っていながら全然ジャズじゃないとか、そういうことがアメリカでも多くて、聴衆も混乱するとか、ジャズミュージシャンの活動の場が減っているとかいう投稿があった。

ここで、ジャズフェスなのにGladys Knight & The Pipsが出演していた例を挙げていた。

聴いてみると、たとえば1977年頃だったか、Patti Austinの最初のLPを買って聴いてた頃の感覚はこの系統とそれほど違うとは思えない。つまりは少なくとも当時、僕はPattiはジャズだとは思ってなかった。

でもPattiは結構ジャズシンガー的に考えられてるらしくて、Wikiでは「R&B、ジャズ歌手」と紹介されている。その後のスタイルとかなんとかの変化もあるかもしれないけど、よく聴いていたSay You Love Meなんてジャズじゃないだろうと思う。ジャズよりはむしろBilly Joelなんかの方が近い・・、というかYouTubeでは次に出てきた(^_^;)。

今回買ったLindaの"For Sentimental Reasons"の解説(日本語)には、スタンダードを歌うきっかけはブロードウェイのミュージカルに出演したことから、スタンダード・ナンバーを聴くうちにこうした歌が自分を表現できると考えたからだそうだ。

つまりはジャズではなく、スタンダード・ナンバーを歌いたいと思ったということだし、それはもともと大半はミュージカル・ナンバーでもある。

だからだろうけど、Lindaのアルバムの曲はどれも普通(つまりジャズといわれるヴォーカル)では歌われないヴァースの部分から歌っている。My Funny Valentineにもヴァースがあるなんて知ってました?

一般にジャズ・ヴォーカルというのもスタンダード・ナンバーが多いが、それは元々ミュージカルで歌われた曲が大半で、それでスタンダード=ジャズという話になりやすいのだろうけど、本来は別にそういうことではないわけだ。

アメリカではだからポップとかロックとかジャズとか関係なくスタンダードというものがあって、それを歌うかどうかという捉え方なんだろうと思う。ナンシー・ウィルソンは自分はジャズシンガーではないといってるらしいし、雪村いずみも「私はジャズシンガーじゃないの。ポピュラーシンガーなのね」っていってるし。

ただ、前回のJoanieとConnieの違いのように、明らかにジャズという範疇と思えるヴォーカルがあるのも確かだろう。

話が戻るけど、Lindaのアルバムは好みは別れるところもあるだろうけど、おそらく原曲のミュージカルを研究してその上で歌っていると思われるので、原曲を知る上ではとてもよいアルバムだと思う。たぶん原曲に近いスタイルになっていると思うから。

ジャズの場合、インストが主体でなおかつ一般論としてインプロがあることが前提だから、歌も結構フェイクするとかスキャット入れたりかなりアレンジを加えたりとかすることもよくある。それが当然ながらジャズ・ヴォーカルの醍醐味ともいえるのだけれど、ときには元歌を訪れてその違いをみてみるのもジャズの楽しみ方といえそうだ。

しかしいずれにしろ、フュージョンだなんだという辺りから音楽のジャンル分けがあまり意味をなさなくなって、いってみれば音楽のグローバル化といえそうだけど、近頃の世界情勢はこれまでのグローバル化から自国第一主義、ローカルへの回帰といった揺り戻しが見られるが、音楽でもそういうことは起こるのかしらん。

世の中が分裂して混乱するのは困るが、音楽の場合はローカルな中から新しいものが生まれるのは楽しみではないかな。

で、なんとなくまとまったかしらん(^_^;)。

ということを短くまとめられれば、その後に以前にあげていたヨーロッパを中心とした若手の歌手を紹介してみようか。

以前にも紹介した、Daniel Von Piekarzの"Blue Velvet"なんて、若い男でないと歌えない色気にあふれた歌だと思うな。

当初の思惑とはずいぶんと違ってしまったし、まだ全然まとまってないし、かなり理屈っぽいからもっと柔らかい文体にしないといけないし、字数も限られてるから大幅に削らないといけないけど、さて、タイトルをどうしよう。

Lindaは甲状腺の病気で歌えなくなって引退したという話をFacebookで何年か前に知ったけど、僕が持っているAnn Savoyとの"Adieu False Heart"が最後のアルバムになってしまったんだな。

Wikiには1990年代に入るとジャズ歌手に転向なんて書いてあるけど、それは違うよね。

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コメント

「自分がジャズを歌うとしたら」というのが抜けてます。

投稿: PicksClicks | 2017/02/25 11:20

ご意見、ありがとう。

でも自分が歌うシーンはちょっと考えられないですね~。

投稿: taki | 2017/02/25 15:52

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