MalletKAT 音源の設定 & 日本語マニュアル公開
自分用メモに書きかけてほったらかしていた記事ですが、そのまま投稿します。
ただし、現在は国内販売が始まって、下記リンクに日本語マニュアルが公開されましたので、そちらを見た方が確実です。
日本語マニュアルリンク (pdfファイル)
音源リスト(pdfファイル:たぶん英語版と同じ)
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MalletKATの操作(セッティング)を説明してくれているYouTube映像を2つ見つけてわかりやすかったのでその覚書です。とりあえず理解してもすぐ忘れてしまうのでね(^_^;)。
以前にアップした「MalletKAT簡易マニュアル-1」の続編ともいえるけど、この記事を書くにあたって簡易マニュアル-1を見直したら誤記もあったりしたので、かなり訂正しました。関係者各位、というかMalletKATを持ってる人しか関係ないけど、もし以前に参考にされていたらそちらも見直してください。
以下、訂正版簡易マニュアル-1と重複もあります。
まずMalletKATの基本設定、ただし誤解があるかもしれません。
機種:MalletKAT Express KS+拡張ユニット 音源内蔵タイプ
以下は2オクターブのExpressに拡張ユニットをつけて3オクターブにしてフットペダルをEDIT端子に接続した場合の設定方法です。
内蔵の各音源はKitと呼びますが、SETUPというのも同じ意味で、なおかつこれをPROGRAMと呼んだりもするようで混乱します。
そしてこの音源を127種類組み合わせたFactory Kits(F)とUser Kits(U)がありますが、Fは外部音源を使う場合で僕は外部音源は使わないので省略します。
外部音源なしで使うために、User Kitsに設定します。
User Kits設定方法
EDITフットペダルを踏んでホールド
BANK SELECT PAD(上から3番目のF)を叩く
INC(D#)またはDEC(C#)を、USER KITの表示が出るまで叩く
EDITを離す
1.バンクとプログラム(音源)の変更
まず音源リストを入手:
メーカーサイト・リンク KS Sound Charts (pdfファイル直リンク)
リスト各列最上段にある「MSB 00 LSB 04」とあるのがBankを示し、MSBは00のみ、LSB=00、01~と番号があり、LSB各バンクには1~127までの音源があるので、全部で1000以上の音源がある。
注)リストを見るとLSB番号が飛んでいたり、バンク内音源の番号も全部あるわけではなかったりしている。各音源については確認していないので、実際にその通りかどうかは不明。
注)マニュアルの後ろにあるmalletKAT Kurzweil Sound Listが同じものということだが、pdfとは一致しないところがあったりして不明。
・リストにある希望の音源を鳴らすための手順
映像では、<<Real Vibes>> B00 -02 P67 (msb=00、lsb=02、Program=67)を変更するところ。別の音を変更したい場合は別の番号が表示されている(リストを参照のこと)。
1. Edit Switchを踏んだままにする Edit Controller 1
2. Kit Auxiliary (右から3番目のE)を叩く Auxiliary Function
3. Forwardを三度叩く Band (msb): 00が点滅するがmsbは00のみで変更できない
4. Forwardをもう一度叩く Bank (lsb):02が点滅
(映像では02だが、実際にするときは自分が変更しようとする音源の番号)
5. Increment または Decrement を叩いて希望の lsb番号に変更する
6. Edit Switchを離す
これでバンク番号が変更されたので、ついで音源番号(Program)の変更。
7. Edit Switchを踏んだままにする
8. Controller (最高音C)を叩く
9. 番号入力:半音パッドの低音側に番号が割り当てられているので該当番号を叩く
注)映像の例では、lsb=06、Program No.35=Gambaに変更するといっているが、画面のlsbは02のままなので説明と一致していない(音はだしていないが -02 P35は欠番)。
表示の最下段の番号が音源を示しているが、表示楽器名<<Real Vibes>>は変わらない。これは自分で変更しない限り最初の設定のままになっている。これは楽器名というよりはKit名ということらしいが、USER SETUPの初期設定はKit名と音源が一致している。
・Kit名の変更
1. Edit Switchを踏んだままにする Edit Controller 1
2. Kit Auxiliary (右から3番目のE)を叩く Auxiliary Function
3. 番号 0を二回叩く Kit名が点滅
4. Increment または Decremetを叩くとアルファベットが変わる
5. 次のアルファベットに移るには、Forwarを叩く
2.Chainについて
Chainは自分の演奏したい音源だけを組み合わせたセットのことで、その設定方法。
Chainに設定できる音源はUser Kitsにある音源だけらしいので、もしUsre Kitsの初期設定に希望音源がない場合は、User Kitsの不要音源を上述のバンク、プログラムの変更で希望音に変更しておく必要がある。(別の設定法があるかもしれないけど不明)
1. Editを踏んだまま
2. Global、4、6
CHAIN 01が左上端に表示される
3. FOWARD → STEP01
STEP01の番号に希望の楽器を割り当てる
4. FOWARD → SETUP
INCREMENTまたはDECREMENTで希望の番号に設定する(User Kitの音源番号)
5. BACKWARD STEP番号設定に戻る
6. INCREMANT → STEP02になるにで02希望楽器を割り当てる
以下4、5、6を繰り返せば、STEP03、STEP04と順に楽器が割り当てられる
必要な分の楽器割り当てができたら、STEP番号をもう一つ上げて、そのSETUP番号を128以上まで上げると、NEXT CHAINが表示される。もう一つ上げるとLOOPが表示されるので、そこで終了すると、CHAIN01が一つのグループとして登録される。
NEXT CHAINを選ぶと、CHAIN02の設定になる(日本語マニュアルに総書いてあるが確認していない)
これでCHAIN設定が終了
設定したCHAIN01を使うには、EDITを踏んでBANKSELECTを叩いた後、INCREMENTを叩くと、USER KIT、FACTORY KIT、CHAINと順に変更されるので、CHAINでEDITをはずせば、設定したCHAIN01(C-01)が使える。
誤解もあるかもしれないので、前記の日本語マニュアルを見て下さい。また販売サイトではContact画面があるので、わからないことは質問できると思います。メンテもしてくれるような話もあるらしいですが、よくわかりません。
Factory Kits(以下FK)について
外部音源を使う場合にこれを使うようですが、僕は外部音源を今のところ使っていません。本体表示画面の左端上にF01とかF02と表示されていたら、Factory Kitsが使える状態です。
FKにも127種類のKitが組み込まれていますが、中段に表示される楽器名とは一致しません。一致しない楽器名が設定されている理由はよくわかりませんが、どういう音が鳴るのかは、表示左端下にある"B01 P53"などという表示からわかります。
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