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2017/10/07

ELF Music Fes. & 万灯祭その後

もう過ぎてしまった話だけど、万灯祭はどうなった、という話など。

9月、台風18号が日本列島に来襲した。

ちょうど高砂万灯祭の日程にモロに直撃だったので、祭りは11月に延期となった。

延期決定は万灯祭前日のことだが、おかげで日程ガチンコだった奈良のEast Lucky Field Music Festivalに行くことが出来た。

といっても何のことかわからないだろうけど、1年あまり前に閉店した加古川のスカーレットの小鳥さんのマスターとおカミさんが、どういう経緯だか奈良の山奥の奥に移り住んで1年あまり、その奥山でジャズフェスティバルを開くという話。

お客はいざ知らず(客を選ぶ店だったから)、出演していた多くのミュージシャンの間では人気のお店だったので、そのマスターの企画ならとかけつけたミュージシャンは数知れず、っていうほどではないし、中には仕方なく来た人もいたかもしれないけど、とにかく素晴らしい演奏で楽しかった。

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East Lucky Field、日本語にすると、東吉野、だそうで(^_^;)。

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加古川駅前から、チャーターバスで奈良の山奥まで。これは途中の高速サービスエリアのトイレ休憩時の写真。

加古川の店だったから加古川辺りから客を呼ぼうということでバスをチャーターしたようだ。

本当は中型くらいの予定だったらしいけど、バスがこれしか空いてなかったというバス会社の都合で、40人乗りバスに合計13人だったかな。本当はもっと集める予定だったのかと思うが、温泉があったりするので、車で行って泊まりの人もいたから、出演者も含めてこの人数。1人2席でもかなり余る。

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バスで揺られて3時間くらいで着いたんかしらん。ほんまの山奥でした。どこにあるかっていうと、東吉野ふるさと村。

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あの狭い山道を大型バスが通っていったんだから、さすがにプロの運転手は違いますな。

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いくつものユニットの出演があったけど、一番はトロンボーンのトミーさん率いるJelly Bean's Factoryだった。それぞれの演奏者の技量もさることながら、やっぱり日頃からバンドとして活動しているので、全体としての音のまとまりが厚く、迫り方が全然違っていた。

これは当日ではなくて、京都でのライブ音源。

トミーさんは、2013年、初めて高砂万灯祭に出た時に共演していただいたのだが、なんせ僕は何十年というブランクの後のステージだったので、演奏はすべてトミーさんに取り仕切っていただいたのだった。トミーさんは覚えておられないと思うけどね。

というわけで、万灯祭が延期になってちょっと気が抜けて、そしてプロの素晴らしい演奏を聴いてしまった後では、なんだか自分たちの演奏なんてなぁという今日このごろ。

そうはいっても11月3日は高砂万灯祭。

お盆から直前まで週一のペースで加古川の貸しスタジオ(第三セクターだから安い)で練習をしてきたんで、またこれから集まって練習するのもダレると思い、直前に一回、音合わせするだけにして、後は個人練習ということにしている、っていうのは、一応リーダーになっている僕が決めたのだ。

僕個人としては、この頃はスティックレッスンの成果が現れてきたようで、マレットのコントロールが以前よりずっと繊細にできるようになった・・・、まぁ、あくまで当社比の話だけど。

以前から、プロの人から楽器と仲良くなるっていう話を聞いてたけど、確かに以前よりはヴィブラフォンとの距離が縮まって仲良くなってきた気がする。

それとキャスターを交換して、楽器の高さを下げたのも効いているかな。

こうなってくると、やっぱり生楽器の音は代えがたいわけで、ますますMalletKATを使う気力がな~~~。

とはいえ、万灯祭前の練習ではギターやドラムマシン、楽譜、シールドなどの荷物があったので、最初と最後以外はヴィブラフォンじゃなくて、手軽なMalletKATを持っていったのだけどね。

ボチボチと練習です。

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2017/10/06

カズオ・イシグロ & Burton自伝少々

ノーベル賞がカズオ・イシグロ氏に決まったから、話題に乗ってみようという、そのまんまのタイトル+α。

考え出すと全然書き進めなくなるので、もうダラダラの文章ですが。

村上さんは今年も年中行事のように騒がれていたようだけど、イシグロさんというのはちょっと予想外かも知れないのか、どうなのか、関心がないからわからんけど、村上さんとも親しいとか、村上さんも新刊が出たら必ず読む作家だとか、なんといってもかつてのBlog仲間のゆうけいさんがよく取り上げてたし、たかけんさんも話題にしてたし、とかで、図書館にある本を読んでたんだけど、なんせいつもの図書館には3冊しかなくて、今みてみたら、最新作の「忘れられた巨人」があったので、4冊になっているんだけど、当然ながらどの本も貸出中になっていて、なおかつ、受賞作となった「日の名残り」は相変わらず置いてないし、まぁ、これを機会に蔵書するんじゃないかとは思うけど、Amazonでみたら文庫本しかなくて、なおかつ在庫切れだそうで、なんとまぁ!

しかし、Kindle版が\617だったので早速タブレットにDLしたから、通勤電車でのお楽しみだ。

英語版も考えたんだけど、\1000超えてたんで二の足を踏んでしまった。その内に読むかもしれないけど。

このところ読書から遠ざかっていた、というほどの読書家ではないんだけど、ボチボチと再開していて、最近読んだといえばもちろん、Gary Burtonの自伝で、これは前半は色んな裏話もあるし、若いBurton氏がどんどんと成長、活躍していくさまは読んでいてとてもおもしろいというか、ドタバタ喜劇みたいなところもあって、小気味よく面白かったんだけど、後半になるとバークリー音大での功績の話なんかとか、学校運営とか、割りと落ち着いてくるんで、まぁ、それはそれで興味深くはあるけど、前半ほどには躍動感がなくなる。

その辺りからゲイということが具体的に語られだすんだけど、この辺も僕にとっては、そうなのか、という程度で過ぎてしまった。色々大変なところはあるらしいけど、なんせ業界が業界なんで、周囲の人とか共演者も別に気にも止めなかったり、知ってたよとかで、キャリアには何の影響もなかったそうだ。

ただ若い頃は50~60年代という時代性もあって、自身がゲイであることを極力自覚しないように、ストレートな生活を送ろうとしたそうで、結婚も2回して子供も2人できて、って、それはゲイというよりバイセクシュアルじゃないのかという気もするけどね。

結婚は2回とも続かなかったけど、どちらも円満な離婚で、特に2人目の奥さんと子供とはその後もよい関係にあるそうだ。

2002年にハーバーランドの松方ホールに小曽根真とのデュオコンサートを聴きに行ったときは、最後に小曽根さんが、今日は家族連れですっていって客席のご自分のご両親を紹介した後、ゲイリーも今回は奥さんとお子さん連れで来日してます、っていってたんだ。

そして公演終了後のロビーではその奥さんとお子さん(高校生くらいかな)2人がお客さんに手をふっていたのをよく覚えているけど、この時はすでにゲイであると公言していたし、すでに離婚した後だったわけだ。

自伝の中で、離婚後も告白後も別れた奥さんが支えてくれた、みたいなことが書いてあった。

引退というのも自然に衰えたからではなくて、心臓手術を何度かしていてその後遺症で演奏中に記憶が飛んでしまうことがあったりとか、絶対音感が失われてしまったとか、右手の動きが悪くなったとか(Last Concertでは、とてもそうは見えなかったけど)、それが大きな要因のようだ。

実際、心臓手術が失敗というかとんでもない間違いから死の直前まで行ったそうで、その後に身体に大きな異変が起きたという話で、だから心臓手術が問題なくすんでいたら引退もしなかったかもしれない。

話題がそれてしまったけど、ま、そういうことで。

ではなくて、先日、家内の買い物&図書館通いのショーファーをした時に、なんか読んでみようかというので借りた本が、「極北-マーセル・セロー/村上春樹訳」と、「村上春樹 翻訳ほとんど全仕事」だ。相変わらずの村上主義者か。

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「全仕事」は前半は訳した本の紹介で、それはあんまり興味が出なくて最初の辺りしか読んでないけど、後半の柴田元幸氏との対談が面白くて、そちらはほぼ読了。

翻訳の対談は一般的には面白いのかどうか分からないけど、このBlogを始めた頃は産業翻訳を副業にしようなんて野心もあったりして、かなり勉強もしてたんで、そんなことからの面白さがある。

そういえば、最初に読んだ村上春樹の名前のある本は、確か柴田氏との対談の「翻訳夜話」だった。パソ通時代の翻訳フォーラムで紹介されていて読んだのだと思う。

「極北」はまだ1/5くらいだけど、これも面白いです。

ということで、平均週休4日のダラダラ生活に読書も少々入れていこうというところ。

わりとね、意識してないと、週休4日っていったって、楽器をダラダラ鳴らしたり、FB眺めたり、ボケーッとしているうちに過ぎてしまうんだよね。

 写真は図書館を出たとき
  秋の空に飛行機雲が一筋、二筋

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