ELF Music Fes. & 万灯祭その後
もう過ぎてしまった話だけど、万灯祭はどうなった、という話など。
9月、台風18号が日本列島に来襲した。
ちょうど高砂万灯祭の日程にモロに直撃だったので、祭りは11月に延期となった。
延期決定は万灯祭前日のことだが、おかげで日程ガチンコだった奈良のEast Lucky Field Music Festivalに行くことが出来た。
といっても何のことかわからないだろうけど、1年あまり前に閉店した加古川のスカーレットの小鳥さんのマスターとおカミさんが、どういう経緯だか奈良の山奥の奥に移り住んで1年あまり、その奥山でジャズフェスティバルを開くという話。
お客はいざ知らず(客を選ぶ店だったから)、出演していた多くのミュージシャンの間では人気のお店だったので、そのマスターの企画ならとかけつけたミュージシャンは数知れず、っていうほどではないし、中には仕方なく来た人もいたかもしれないけど、とにかく素晴らしい演奏で楽しかった。
East Lucky Field、日本語にすると、東吉野、だそうで(^_^;)。
加古川駅前から、チャーターバスで奈良の山奥まで。これは途中の高速サービスエリアのトイレ休憩時の写真。
加古川の店だったから加古川辺りから客を呼ぼうということでバスをチャーターしたようだ。
本当は中型くらいの予定だったらしいけど、バスがこれしか空いてなかったというバス会社の都合で、40人乗りバスに合計13人だったかな。本当はもっと集める予定だったのかと思うが、温泉があったりするので、車で行って泊まりの人もいたから、出演者も含めてこの人数。1人2席でもかなり余る。
バスで揺られて3時間くらいで着いたんかしらん。ほんまの山奥でした。どこにあるかっていうと、東吉野ふるさと村。
あの狭い山道を大型バスが通っていったんだから、さすがにプロの運転手は違いますな。
いくつものユニットの出演があったけど、一番はトロンボーンのトミーさん率いるJelly Bean's Factoryだった。それぞれの演奏者の技量もさることながら、やっぱり日頃からバンドとして活動しているので、全体としての音のまとまりが厚く、迫り方が全然違っていた。
これは当日ではなくて、京都でのライブ音源。
トミーさんは、2013年、初めて高砂万灯祭に出た時に共演していただいたのだが、なんせ僕は何十年というブランクの後のステージだったので、演奏はすべてトミーさんに取り仕切っていただいたのだった。トミーさんは覚えておられないと思うけどね。
というわけで、万灯祭が延期になってちょっと気が抜けて、そしてプロの素晴らしい演奏を聴いてしまった後では、なんだか自分たちの演奏なんてなぁという今日このごろ。
そうはいっても11月3日は高砂万灯祭。
お盆から直前まで週一のペースで加古川の貸しスタジオ(第三セクターだから安い)で練習をしてきたんで、またこれから集まって練習するのもダレると思い、直前に一回、音合わせするだけにして、後は個人練習ということにしている、っていうのは、一応リーダーになっている僕が決めたのだ。
僕個人としては、この頃はスティックレッスンの成果が現れてきたようで、マレットのコントロールが以前よりずっと繊細にできるようになった・・・、まぁ、あくまで当社比の話だけど。
以前から、プロの人から楽器と仲良くなるっていう話を聞いてたけど、確かに以前よりはヴィブラフォンとの距離が縮まって仲良くなってきた気がする。
それとキャスターを交換して、楽器の高さを下げたのも効いているかな。
こうなってくると、やっぱり生楽器の音は代えがたいわけで、ますますMalletKATを使う気力がな~~~。
とはいえ、万灯祭前の練習ではギターやドラムマシン、楽譜、シールドなどの荷物があったので、最初と最後以外はヴィブラフォンじゃなくて、手軽なMalletKATを持っていったのだけどね。
ボチボチと練習です。
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