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2017/10/06

カズオ・イシグロ & Burton自伝少々

ノーベル賞がカズオ・イシグロ氏に決まったから、話題に乗ってみようという、そのまんまのタイトル+α。

考え出すと全然書き進めなくなるので、もうダラダラの文章ですが。

村上さんは今年も年中行事のように騒がれていたようだけど、イシグロさんというのはちょっと予想外かも知れないのか、どうなのか、関心がないからわからんけど、村上さんとも親しいとか、村上さんも新刊が出たら必ず読む作家だとか、なんといってもかつてのBlog仲間のゆうけいさんがよく取り上げてたし、たかけんさんも話題にしてたし、とかで、図書館にある本を読んでたんだけど、なんせいつもの図書館には3冊しかなくて、今みてみたら、最新作の「忘れられた巨人」があったので、4冊になっているんだけど、当然ながらどの本も貸出中になっていて、なおかつ、受賞作となった「日の名残り」は相変わらず置いてないし、まぁ、これを機会に蔵書するんじゃないかとは思うけど、Amazonでみたら文庫本しかなくて、なおかつ在庫切れだそうで、なんとまぁ!

しかし、Kindle版が\617だったので早速タブレットにDLしたから、通勤電車でのお楽しみだ。

英語版も考えたんだけど、\1000超えてたんで二の足を踏んでしまった。その内に読むかもしれないけど。

このところ読書から遠ざかっていた、というほどの読書家ではないんだけど、ボチボチと再開していて、最近読んだといえばもちろん、Gary Burtonの自伝で、これは前半は色んな裏話もあるし、若いBurton氏がどんどんと成長、活躍していくさまは読んでいてとてもおもしろいというか、ドタバタ喜劇みたいなところもあって、小気味よく面白かったんだけど、後半になるとバークリー音大での功績の話なんかとか、学校運営とか、割りと落ち着いてくるんで、まぁ、それはそれで興味深くはあるけど、前半ほどには躍動感がなくなる。

その辺りからゲイということが具体的に語られだすんだけど、この辺も僕にとっては、そうなのか、という程度で過ぎてしまった。色々大変なところはあるらしいけど、なんせ業界が業界なんで、周囲の人とか共演者も別に気にも止めなかったり、知ってたよとかで、キャリアには何の影響もなかったそうだ。

ただ若い頃は50~60年代という時代性もあって、自身がゲイであることを極力自覚しないように、ストレートな生活を送ろうとしたそうで、結婚も2回して子供も2人できて、って、それはゲイというよりバイセクシュアルじゃないのかという気もするけどね。

結婚は2回とも続かなかったけど、どちらも円満な離婚で、特に2人目の奥さんと子供とはその後もよい関係にあるそうだ。

2002年にハーバーランドの松方ホールに小曽根真とのデュオコンサートを聴きに行ったときは、最後に小曽根さんが、今日は家族連れですっていって客席のご自分のご両親を紹介した後、ゲイリーも今回は奥さんとお子さん連れで来日してます、っていってたんだ。

そして公演終了後のロビーではその奥さんとお子さん(高校生くらいかな)2人がお客さんに手をふっていたのをよく覚えているけど、この時はすでにゲイであると公言していたし、すでに離婚した後だったわけだ。

自伝の中で、離婚後も告白後も別れた奥さんが支えてくれた、みたいなことが書いてあった。

引退というのも自然に衰えたからではなくて、心臓手術を何度かしていてその後遺症で演奏中に記憶が飛んでしまうことがあったりとか、絶対音感が失われてしまったとか、右手の動きが悪くなったとか(Last Concertでは、とてもそうは見えなかったけど)、それが大きな要因のようだ。

実際、心臓手術が失敗というかとんでもない間違いから死の直前まで行ったそうで、その後に身体に大きな異変が起きたという話で、だから心臓手術が問題なくすんでいたら引退もしなかったかもしれない。

話題がそれてしまったけど、ま、そういうことで。

ではなくて、先日、家内の買い物&図書館通いのショーファーをした時に、なんか読んでみようかというので借りた本が、「極北-マーセル・セロー/村上春樹訳」と、「村上春樹 翻訳ほとんど全仕事」だ。相変わらずの村上主義者か。

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「全仕事」は前半は訳した本の紹介で、それはあんまり興味が出なくて最初の辺りしか読んでないけど、後半の柴田元幸氏との対談が面白くて、そちらはほぼ読了。

翻訳の対談は一般的には面白いのかどうか分からないけど、このBlogを始めた頃は産業翻訳を副業にしようなんて野心もあったりして、かなり勉強もしてたんで、そんなことからの面白さがある。

そういえば、最初に読んだ村上春樹の名前のある本は、確か柴田氏との対談の「翻訳夜話」だった。パソ通時代の翻訳フォーラムで紹介されていて読んだのだと思う。

「極北」はまだ1/5くらいだけど、これも面白いです。

ということで、平均週休4日のダラダラ生活に読書も少々入れていこうというところ。

わりとね、意識してないと、週休4日っていったって、楽器をダラダラ鳴らしたり、FB眺めたり、ボケーッとしているうちに過ぎてしまうんだよね。

 写真は図書館を出たとき
  秋の空に飛行機雲が一筋、二筋

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