イタリア旅行記-22 ピサへ
忙しい秋、と毎年書いているような気がするが、今年も忙しかった。
なんといってもマルタに行ってきたし(^_^;)。
イタリア旅行からもう1年半が過ぎようとしているところで、今更ながらピサの巻をアップします。
2016/6/9 旅行5日目
ホテルにて朝食 雨天、肌寒い。
バスにてピサへ向かうが、雨。これまで晴天に恵まれたけど、どうなることやら。
しかし、ピサに着く頃には雨が上がり、斜塔見学時は青空も見えるという幸運に恵まれた。
バス駐車場からシャトルバスで斜塔に向かう。観光客用の汽車スタイルのバスも走っていた。これはヨーロッパ、あるいは南欧のお決まりなのか、こないだのマルタでも見た。
土産物店、だけど、こういう露店は不法物売り多数だそうで、つまり不法入国してお金を稼いで国元に送金する、出稼ぎ不法労働者らしく、取締がありそうというと、あっという間に消え去るとか。
確かに、どうみてもイタリア人ではなさそうな人達ばかりだ。
不法やら合法やらの土産物店を横目に見つつ、大聖堂の境内(といっていいのかな)に入る。
到着と同時みたいに、青空がのぞいて陽が射してきたという幸運。
地盤が弱いとかで、斜塔に限らず、どの建物も傾いているのだそうだけど、これは写真の画角のせいで傾いて写っているだけ、だと思う。
斜塔! その向こうが大聖堂、だと思うけど、いずれの建物も外からの見学のみ。
白亜の大聖堂、緑の芝生にテラコッタの建物は、いかにもイタリアらしい。
マルタでは、どの建物もマルタ産の薄茶色の石灰岩で、統一感があるともいえるけど、単調ともいえ、しばらくその間で囲まれていると圧迫感を感じたりもしたけど、イタリアはやはりカラフルだ。
斜塔を見上げる。この写真のとおりに左に傾いている。
ということで、ピサ見学終了。
バスにて次の目的地のヴェローナに向かう、途中に見えた水道橋。ローマ時代かな?
これ以外にも丘の上の城とか教会とか、途中でよくみかけた。まぁ、日本でも城跡とか社寺仏閣をそこらでみかけるようなものかもしれないが。
といううちに、またしても雨だけど、バス移動中につき、濡れずにすんでよかった(^^)v。
途中のホテルでランチ:ミネストローネスープに魚料理。
普段は食事はあんまりアップしないんだけど、割りとこまめに撮っていたので。
今回のデザートも、お味はよけれど、切り方が実にいい加減というか(^_^;)。
食後、バスに戻ろうとすると、ロビーで中国マフィアのような二人とイタリアマフィア幹部のようなしゃがれ声の老イタリア人が会話していて、かなり恐い。
まるっきりイタリアマフィア映画をそのまま見るような光景だった。
食事時はやんでいた雨がまた降りだす。
といううちに、雨は上がる。反対車線は大渋滞。
この日だったか、後方からすごい爆音がしたと思ったら、紺色の車がものすごいスピードで左端の追い越し車線を飛びすぎていった。
ものすごい、というのは日本の高速の話ではないので、たぶん200km/hとかもっと速いとかのレベルの話だ。なんせイタリアの高速道路の制限速度は130km/hで、それをあっという間に追い越していくのだからね。
そういう運転はいわゆる自己責任、なおかつそういう運転をする人はアホな運転はしないモラルのある人、ということらしい。ほんまかどうかはしらんけど(^_^;)。
村上春樹が書いていたように、欧州車を日本で乗る意味って、本当はあんまりないというのがよくわかった瞬間だった。
途中の風景、こんな田園がずっと続く。
これは1km先で道路工事中、車線減少、っていうことだね。
というようなことで、ヴェローナを目指します。
-イタリア旅行記-23へ続く-
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