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2017/12/29

マルタ考-2 Torre Saracena

マルタ考-2 中世の海賊

「ローマ亡き後の地中海世界(上)/塩野七生」に次のような文がある。

サラセンの海賊の脅威にささされつづける沿海の住民たちにとって、希望はどこにもない。彼らができた自衛の手段は、広く海を見渡せる地を選んで塔を立て、海賊の襲来を一刻でも早く見つけ、住民たちに逃げる時間を少しでも多く与えることだけであった。これらの塔は「トッレ・サラチェーノ」(サラセンの塔)と呼ばれた。

地中海沿岸とか、イタリア内陸部でもそうだけど、町がやたらと峻険なところにあったり、道路が狭くて入り組んでいるのは、サラセン(イスラム教徒)が海賊行為を聖戦(異教徒征伐)としてイタリアからフランス沿岸を中世全般を通して荒らし回ったために、住居を極力近寄りがたいところに移すとともに、戦のあるところはどこでも同じだけど、敵が簡単に侵入できないように道路を狭く見通し悪くしたこと、そしてそれをその後も変えなかったということのようだ。

「暗黒の」、と形容される中世は1000年くらいあるが、地中海沿岸は北アフリカのサラセン(イスラム)海賊が跋扈して略奪、拉致(奴隷)を繰り返して荒らしまわった時代でもあり、イタリア沿岸の住人、とくに下層階級の庶民にとっては本当に暗黒の時代だったとある。

そして当然ながら、イスラム化されていなかった時代のマルタ島にも数多くの塔が作られたことは容易に推察できる。

というより、エルサレムから追い出された聖ヨハネ騎士団がキプロス、ロードスなどを経て流れ流れてたどり着いたのがマルタ島であり、対イスラムの拠点となったわけだから、見張りの塔があるのは当然だ。

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これはゴゾ島の海岸近くにあった塔だが、マルタ観光ではこのような塔をいくつも見かけた。

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これは息子が滞在していたSt. Paul's Bayにあった塔。壁面がきれいなのはこちらの面が修復されたかららしく、反対側はまだ凸凹の崩れた痕があった。

去年行ったアマルフィも、本の中では海賊に荒らされた地域であり、またイタリアで最初の海洋都市国家でもあったと紹介されている。そういえばアマルフィも、なんでこんなところに住んでいるんだろうというくらいに峻険な断崖絶壁に街があった。

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ならば、サラセンの塔らしきものが写っていないかと見直したら、ちゃんと写っていた。

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これではわかりにくいけど、海に張り出している小さな半島の上に見張りの塔がある。

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ズームでも撮ってあった。

Wikiの「中世」には、ゲルマン民族の大移動とかノルマン人による征服などという書き方はあるが、サラセンによる地中海制覇の影響については書かれていない。

僕のイタリア旅行記-10(ナポリ帰還)では、11または12世紀にはノルマン人に征服されたと書いていたが、本では、当時の地中海、あるいはイタリアにとってはサラセンから国を守るために、彼らの援助を乞うた結果という書き方がされている。

ナポリの巻で紹介した卵城も本ではサラセンの塔の一つとして写真が掲載されていた。

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この本が出版されたのは2008年だから、著者は現在のイスラム過激化(原理主義者)を意識せざるを得なかったんではないかという気がする。

イタリア、カトリック贔屓という面もあるだろうけど、サラセンはのことはあまりよくは書いていなくて、1000年ほども続く中世の時代、ひたすらイタリアを荒らしまわり、略奪と拉致を繰り返したことが強調されている。

まだ下巻をやっと読みだしたところだし、ローマ教皇にイタリア各国、ビザンチン、現在のドイツやフランス、スペイン、北アフリカのイスラム勢力などなど、様々な勢力が入り乱れた時代な上に、残る資料も少ないらしいから、あくまで本を読んだ感想でありますが、塩野七生の本にからめて、マルタ旅行もちょっとだけ紹介できたからよかったかな。

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これは首都ヴァレッタの裏道。

狭い坂道は神戸の裏道を思い出してなんとも身近に感じたんだけど、同じことを村上春樹もギリシャの港町で感じたと「遠い太鼓」の中で書いている。

それからシチリア滞在時にはマルタに旅行したことも書いてあった。

すぐ近くだから行って当然ですわね。

この考は面白いから、また気が向いたら書くかも・・・、どうかな(^_^;)。

蛇足1:本では、トッレ・サラチェーノ(Torre Saraceno)と書いてあるんだけど、検索してみたら、Torre Saracenaとしかでてこない。Torreは女性名詞だから、Saracenoは間違いということになる。

一方で、Torre del Saracenoというのは出てくる。

英語でいえば、Saracenic TowerとTower of the Saracenの違いだが、塩野さんが間違えるとも思えないしな~。中世では違ったのか、それとも日本語では、サラチェーナよりもサラチェーノの方が馴染むと考えたんだろうか?

蛇足2:Wikiによるとマルタ騎士団は今でも存続しているんだそうで、ちょっとびっくり。

蛇足3:海賊を表す欧米語には2種類ある。英語ならpirateとcorsair。

pirateはいわゆる海賊で、簡単にいえば私利私欲で動く犯罪者と同じだが、corairは公的な裏付けを持つ。

サラセン海賊はイスラムの教えに従って異教徒(ここではキリスト教徒)を襲う。時代によってはオスマントルコの後ろ盾を持っていた。だから、キリスト教徒がイスラムに改宗すれば襲わないし、奴隷にもしない。

一方で、聖ヨハネ騎士団もキリストの教えに従いイスラム側に海賊行為を働いていた。

ということが「ローマ亡き後の地中海世界」に書いてあった。

日本ではcorairにあたる海賊がなかったようで、だからそれに相当する語がないということで、どちらも海賊と訳される、らしいです。

今のイスラム原理主義者も、彼らにしてみるとCorsairということなのだろうが、それは中世から今に続く長い因縁があるのだね。

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2017/12/24

マルタ考-1 マルタ語

今日は本当はイタリア旅行記の続き-ヴェローナの巻を書くつもりで写真を整理していたんだけど、途中でちょっと引っかかっていたマルタ~クレタに寄り道したのが、そのままBlogネタになってしまった。

で、も一つ気になっていたことがマルタ語なんで、これもついでに。

Facebookで旅行最終日に写真をアップしたとき、たかけんさんから、現地の人達の言葉はなにかとコメントをいただいて、マルタ語と英語で、マルタ語はラテン系にアラブ系が混ざったような言葉らしいなんて適当な返事をしてしまったんだけど、実際にはアラビア系にラテン系が混ざったという方が正しいようだ。

ゴゾ島観光で道路工事で通行止めになっているところにバスが突き当たった時、運転手とそこにいた工事の人が、なんやかや(たぶん、どないなってんねん、こっちは通れるんか、なんて話だと思う)話していた言葉は、ラテン系というよりはエミレーツ航空の機内で聞いたアラブ系の言葉に近かった。その時以外はほとんど英語しか聞く機会がなかったけど。

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で、今読んでいる「ローマ亡き後の地中海世界/塩野七生」でそのあたりの背景が何となくわかる。

5世紀に西ローマが滅び、東ローマも衰退していく7世紀にはイスラム勢力が地中海の制海権を握るようになって、9世紀にはシチリアが征服されるから、この頃にはマルタも完全にイスラム圏に入っていたのだろう(本にはマルタのことは書いていないが)。

Mapsicilia

その後、南イタリア勢やローマ法王が11世紀にノルマン人の助けを借りてシチリアを奪い返すまでの200年以上はイスラム支配下にあったわけだ。

そして面白いのは、その200年間、シチリアのイスラム支配者はキリスト教徒に対しては、税金をとるとか身分を低くしておくという政策で、無理に改宗させることをしなかったので、キリスト教徒も存続していたこと、そしてその後にシチリアを統治したノルマンの王ルッジェロもすでに住み着いていたイスラム社会とは融和的な政策をとったので、イスラム文化も継続していたことだ。

マルタは十字軍で有名であるにも拘らず、言語はアラビア系だというのも納得できる、というか、まぁ、あの辺りの人達はいろんな言語が同時に使われることが日常的な歴史を持っているということなんだろうな。

というようなことを考えてみたけど、このYouTubeの映像でもっと詳しく解説されていた。

文法的にはアラビア語であるけれど、語彙はアラビア語が1/3、1/2がイタリアあるいはシチリア、残りの大半はフランスと英語から入った言語という、相当に複合的な言語ということだ。

映像は英語で、英語の字幕もあるし、設定で「翻訳→日本語」にすれば、変な日本語でわかりにくいけど大まかには理解できるので、興味のある人はどうぞ。

んで、こちらはマルタ語でインタビューしているらしい(たまに英語が入る)映像だけど、このコメント欄には、サウジアラビアやモロッコの人が「70%くらいは言ってることがわかる」と書いてる。でも上の映像によると、チュニジア辺りは相当にイタリア語が入り込んでいると解説している。その辺はローマ帝国の名残なのかどうかはしらんけど。

カトリックの地で話される言葉がアラブ系というのは、僕には(日本人といってもいいかも)かなり驚きだけど、歴史的に見ればそういうことなんだろうな。

一方で、街中の看板などは見た限りではすべてが英語で、観光客相手は英語が普通に使われているから、生まれたときからバイリンガルなんだね~。スーパーの店員さんも当たり前のように英語で対応してくれたし。

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これは滞在したホテル近くの繁華街、St. Julianの入口あたり、歓楽街というべきところかな。看板はみな英語。

でも、まぁ今の日本をみれば、英語の看板というのも珍しくなくて、それを大方の人は理解しているわけだから、日本も、というか世界的にも今は大なり小なりそういう傾向はあるといえそうな。

-後半に続く

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クリスマスイブには、加納マルタ

今日はクリスマスイブ、とはいえ、中堅ケーキ屋のパート勤めで家内は大忙しの時期。

だから僕は家で一人ゴロゴロと相変わらず妄想にふける一日・・・。

先月はマルタ旅行に行ってきたけど、マルタといえばクレタ、マルタ&クレタといえば、村上春樹の、なんだっけ、なんかあったな?

・・・って、もう忘れてしまっていたのでネット検索したら、短編集のTVピープルに「加納クレタ」というタイトルで収録されているのと、「ねじまき鳥クロニクル」にも登場するのだった。

TVピープルは図書館に寄贈してしまったのだったが、ネットであらすじを読んでちょっと思い出したかも・・・、いやあんまり覚えてないな(^_^;)。図書館で借りてまた読んでみよう、自分の本だったんだけど。

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これはクレタ島の真上を飛んでいるときの機内ディスプレイ。今は各座席にディスプレイがあって映画も好きなように見れて、昔に比べるとずいぶんと快適ですね。

で、加納クレタの姉が加納マルタで水を使う占い師であり、Wikiの「ねじまき鳥クロニクル」には次のような説明がある。

マルタ島で修行をしていた経験があり、彼の地における水との相性が良かったために「マルタ」を名乗るようになった。

Wikiのマルタを見れば書いてあるけど、マルタ島には淡水がほとんどなくて、飲料水(ミネラルウォーターのことだろうね)はイタリアから輸入しているそうだ。

加納マルタとマルタの水の関係、ちょっと不自然な・・・、まぁ、水が全然ないわけではないだろうから、その貴重な水との出会いがあったのかも・・・、ひょっとしたら小説に書いてあったのかな?

ただし今は海水の淡水化プラントができたので、水道水は淡水化海水だ(ややこしいですね)。

だから少し塩味が残っていると聞いてたけど、確かにわずかながらに塩味がした。僕はあんまり気にならなかったけどね。

ちなみにプラントには東レの逆浸透膜を使ってるそうだ。

マルタは平地がほとんどない傾斜の多い島で、雨が降ることが少ない上に、降ると地中に浸透する前に道路を流れて海に流出してしまうとガイドさんが説明していた。

川がない島だけど、大雨が降ると道路が川になるとか。

僕が行ってたときも、どっと雨が降ると道路がすぐに水びたしになっていた、といってもバスの中だったので眺めていただけだけどね。

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これはマルタ本島の北側にあるゴゾ島観光のときの写真だけど、概ねこんな坂道が続く。

こちらに、マルタ在住の方がマルタの水事情について書いておられました。

マルタのお水事情

ということで、「TVピープル」は今度借りることにして、今借りているのが「遠い太鼓(村上春樹/ギリシャ、イタリア、クレタなどの滞在記)」と、塩野七生の「ローマ亡き後の地中海世界(上、下)」だ。

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マルタといえばマルタ騎士団だし、首都のヴァレッタでは騎士団の宮殿見学なんかしたことから十字軍に興味を持って・・・、というとすぐに頭に浮かぶのは塩野七生だ。

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これは首都ヴァレッタの典型的地中海的マルタ風景。

ヴァレッタという都市名も、聖ヨハネ騎士団(のちにマルタ騎士団)の団長ヴァレットにちなんでいる。

検索してみると塩野七生は「十字軍物語-1,2,3」を出しているので図書館に行ってみたら、どうやら「ローマ亡き後の地中海世界」を先に読んだほうがよさそうということで借りてきた。

久しぶりに読書に熱中して、もうすぐ上巻を読み終えるところだ。この本のことはそのうち書くかも・・・、書かないかな・・・(^_^;)。

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2017/12/23

PCまわりと音楽練習

今年もあとわずかのところで、連続更新です。

スティックレッスンも年末は先生も忙しくて月初に一回で終了(そのかわり年明けにその分が繰越で増える)。

だからこれをしとかなきゃ、という練習もすぐにはないので、ちょっと身の回りの整理、っていったっていつも余裕はあるはずなんだけどね(^_^;)。

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PCのデスクをホームセンターの安価品で間に合わせたことは以前に書いたけど、椅子が座り心地が悪いとか足元が寒いとか、配置的に音楽練習がやりにくいとか、悩みはつきないところだった。

そこで配置換えしたのが上の写真。

逆光でわかりにくいのが、まぁ、整理といってもちらかってるのがわかりにくいからちょうどよいかと。

中央下に見える黒い物体が椅子で、これはカホンが入ったソフトケースを横倒しにしている状態、実際にはデスクの前に置いて使う。

とはいえ、横倒しでは低すぎるし、立てると高すぎるので、横倒しにクッションを2つくらい置いて高さを調整している。

デスクの下にあるのがスネアの練習パッドで、練習時にはこれを引っ張り出してカホンケースに座って叩く。これはレッスンの先生から進められたヤマハのゴムパッドタイプ。

PCと左の楽譜立ての間にあるのも練習パッドなんだけど、これはレッスンに通い始める前にネットで色々と調べて音が静かという評価だったんで購入していたパールのネットタイプだ。

ゴムとネットは、一長一短。

音はネットが確かに静かだが、打突感が今ひとつだし、ゴムパッドは打突感はまずまずだけど、それなりにうるさい。

まぁ、実際のスネアはどちらとも違うけど、ドラムを叩きたいというわけではないので、これで十分、あくまでヴィブラフォンのための手の動きの練習だからね。

ゴムパッドはたまにマレットでも叩いたりしているけど、ドラムスティックよりさらにうるさいので、タオルを置いたりしている。

右下にはベードラの練習パッドを置いて、これで右足練習。消音性を高めるためにタオルを巻いてある。

カホン入りケースはギター(クラシック)の練習時にもちょうどよい椅子になるけど、カホンやフレームドラムはこのところはすっかりご無沙汰だな。

次は楽譜類整理編。

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以前は楽譜やらなんやらがPCまわりに雑然と放置してあって、どうにもこうにもという状態だったんだけど、ホームセンターでちょうどよさそうな棚を見つけたんで、買ってきて整理した、というよりとりあえず突っ込んだのがこの写真で、PCの左側になる。

下は以前にブラウン管TVを乗せていたTV台で、CDなんかが入っている。

中段のラックはA4サイズの楽譜がちょうど入る上に、スライド扉を閉めれば何も見えなくなるという、都合のよさ。

上段は同じシリーズで、とりあえず(すべてとりあえずだけど)そこらのものを突っ込むオープンラックで、その上は・・・、落ちてこないことを祈るところ(^_^;)。

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それからPCの右にはプリンター、そしてなんやかや放置してあったのを、これも一回り小さいスライド扉付きのラックを置いて突っ込んだ。

棚というかラックは3個買ってきたけど、これだけで7,000円弱の中国製、なかなかよいよ。

ラックの左の黒っぽいのは仏壇。

中央に立っている棒は、使わないとはいえ長年契約で携帯のポイントが溜まったいたので、ポイント交換した、いかにも安物だけど使い勝手がよくて重宝しているコードレス掃除機のパイプ。

で、今日の練習は、たかけんさんがFBでシェアしていたラテンに合わせて、スティックの基礎練習、なのでした~~。

ラテンはイーブンなのが大半なんで、メトロノーム代わりによい。それにノリというかグルーブがあるしメトロームよりずっと楽しいからね。

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2017/12/22

なんちゃってPAに電子ガジェット

これは先週の月曜の話。

前回書いてた腰痛で週明けもちょっと休んで、家でゴロゴロしてたとき、というよりはいつもの半隠居という方があってるか。

過去のBlogをみていて、そういえば3年前のX'masコンサートにゲスト出演したときに、PAを揃えておこうという話があったのだ。

しかし結局のところ、その後でPAが必要なときっていうと高砂万灯祭くらいで、これはPA一式別途調達って話になるので、自分で用意しなければならないような機会はなかった。

だから未だにマイクなんか揃えていないんだけど、電子ガジェットというか、イコライザーとかエフェクタとかルーパーとか、いつ使うねん?みたいなもんは買い揃えてしまった。

で、「なんちゃってPA」なんて投稿をしたときに、PICKS-CLICKSさんから1本のスタンドにマイクを2本つけるマイクバーというのを紹介していただいたものの、マイク間の距離が短いのでちょっとね、みたいなコメントを返していたんだけど、その後、そういう使い方をしている演奏を見つけていたのだった、というのが今回の話。

これでいけるんなら、スタンド1本でいいわけだね~、といっても必要になることがこれからあるかどうか、怪しいけど。

こちらはバラフォンで、ちょっとわかりにくいけど同じスタイルだ。

でもって、電子ガジェットというのがこちら。

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ケースは家内がずいぶんと以前にチョコボールの懸賞かなんかに応募して当たったんだと思う。中はお菓子類が入ってて、それはもちろんとうの昔になくなってケースだけが邪魔者として押し入れの奥に入っていたのが、先日に片付けた時に出てきたので捨てようかと思ってたんだけど、ちょっとこいつらを入れてみたら、と思ったらなんとぴったりと全部収まってちょうどよいではないか、という、なにが役に立つかわからないねという話。

右の黒い箱はPICKS-CLICKSさんにいただいたミキサー、右端がイコライザー、その下の青い箱はどいつかの電源(電池がすぐなくなるらしいので)、真ん中上の黒いのがルーパー、その下がドラムマシン、その下が色んなエフェクトがセットになっているエフェクター、その左のキンキラしたのは、こいつらをつなぐ短いシールドだ。

左下の赤くて丸いのは、古いキッチンタイマーで、以前にフレームドラムやカホンで屋外練習してたときに練習時間がわかるように使ってたものだ。これは55分までセットできるねじ巻き式だけど、今はこういうのは売っていなくて貴重だから、なくさないようにとりあえず一緒にほりこんである。

で、こんなかでまともにつかたのはタイマー以外はドラムマシン、といっても今秋の万灯祭の練習で使っただけで本番では使っていない。

MalletKATやエレアコとベースアンプで色々試してみようと思いつつ、未だに何もしていないのだった。

追記:電子ガジェットのことは以前に書いていたのだった。で、その後、ドラムマシンを追加して、それも書いていたのだった。だから、新ネタはチョコボールのケースだけ、でした。

追記2:青い箱の電源は9VのPSA-100で、サウンドハウスのRC-1に関するレビューに電池がすぐなくなるから電源必須と書いてあったから買ったけど、ミキサー、エフェクタなどの他の9Vガジェットにも使えるし、マルチ電源のPOWERGORILLAが使えなかったMOBILE CUBEでも使えた、というのがわかったのが2018.9.9のこと(^_^;)。

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2017/12/10

腰痛X'mas

一昨日の朝、出勤前に布団をたたもうとした途端、腰がグキッとなってしまった。

ずっと以前、何年も前に何度かあったけど、このところはずっとOKだったので油断したのと、寒さと年齢もあるだろう。

その日は部署の忘年会兼新入社員歓迎会だったので、とりあえず出勤はしたものの、宴会は遠慮しようかと思っていたけど、思ったほどでもなさそうなので、結局は参加した、とはいえ、途中で失礼したけど(遠いしね)。

で、昨日は近所の病院の整形外科でみてもらってレントゲンを撮ったところ、第三腰椎(だったかな)が骨折している疑いがあるとかいわれ、びっくり。

ちょうど去年もなんだったか忘れたけど、同じ病院で同じレントゲン写真を撮られていて、その写真では骨折していないという。

背中を丸めたときの横からの写真で、骨の前側がやや狭くなり、そらした時は戻っているようなうつり方(だったと思う)で、昨年からの一年の間にあったのか、今回起こったのかを確認するためにMRIを撮る(取る?)という話。

ある程度の設備があるけど田舎の病院なんで、ほとんど待つことなくすぐにMRI室に通され、30分くらい、ボサノヴァのBGMが流れる中、ガガガ、とかギギギとかうるさい機械の中でじっとしていた、半分くらいは寝てたかな?

で、結論は骨折はしてるけどすでに終わってるというか、この一年の間のどこかで骨折していたらしい??

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この写真は日本骨折治療学会というところからいただいたものだけど、こんなにつぶれてはいなくて、前側がやや狭くなっている程度だ。

で、新しい骨折だとMRIでは骨折部分が白く映るんだそうだけど(骨折学会の説明とは違うんだけど、あってるかな?)、僕の場合は他の骨と同様だったので、すでに治ったというか、終わってるということだ!?

ということで、今回はただのぎっくり腰ということで、湿布薬だけもらって帰ったのであります。

思い当たることというと、夏だったか、会社で椅子にクッションを置いていたのが不安定で、座ろうとしたらクッションが浮き上がってその勢いで椅子が後ろに滑ってしまい、尻もちをついたことがあったけど、その時は別に痛みはなかったしな~。もちろん、それ以来、そのクッションは使っていない。

で、医者にいった後の午後は、稲美町で開催されるX’masコンサートに、おなじみのハモンドオルガンとドラムのユニット「ハモドラ」が出演されるというので、家内と行ってきた。腰痛もそれほどではなかったし、医者に行って色々検査して診断を受けたんで、まぁ、とりあえずは一安心ということで。

以前に一度、ゲストとして出演したことのあるコンサート(もう3年前だ)だけど、今回でこのコンサートは終了とのことで残念。でも他の出演者もあったり、おやつタイムがあったりと、色々と楽しかった。

ハモドラのお二人は6年前にこのコンサートで初めて2人で演奏して、それが縁でユニットとして活動するようになったとのことで、さすがに熱のこもった演奏に楽しいMCだった。

Axmas

で、明日は今年最後のスティックコントロールのレッスンなんで、今日は昔のぎっくり腰のときのコルセットを引っ張り出してきて練習。

軽く締める程度でもずいぶんと楽だけど、インナーマッスルを鍛えないといけないんだな~。

要するに運動不足・・・(TдT)。

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2017/12/03

イタリア旅行記-22 ピサへ

忙しい秋、と毎年書いているような気がするが、今年も忙しかった。

なんといってもマルタに行ってきたし(^_^;)。

イタリア旅行からもう1年半が過ぎようとしているところで、今更ながらピサの巻をアップします。

2016/6/9 旅行5日目

ホテルにて朝食 雨天、肌寒い。

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バスにてピサへ向かうが、雨。これまで晴天に恵まれたけど、どうなることやら。

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しかし、ピサに着く頃には雨が上がり、斜塔見学時は青空も見えるという幸運に恵まれた。

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バス駐車場からシャトルバスで斜塔に向かう。観光客用の汽車スタイルのバスも走っていた。これはヨーロッパ、あるいは南欧のお決まりなのか、こないだのマルタでも見た。

土産物店、だけど、こういう露店は不法物売り多数だそうで、つまり不法入国してお金を稼いで国元に送金する、出稼ぎ不法労働者らしく、取締がありそうというと、あっという間に消え去るとか。

確かに、どうみてもイタリア人ではなさそうな人達ばかりだ。

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不法やら合法やらの土産物店を横目に見つつ、大聖堂の境内(といっていいのかな)に入る。

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到着と同時みたいに、青空がのぞいて陽が射してきたという幸運。

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地盤が弱いとかで、斜塔に限らず、どの建物も傾いているのだそうだけど、これは写真の画角のせいで傾いて写っているだけ、だと思う。

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斜塔! その向こうが大聖堂、だと思うけど、いずれの建物も外からの見学のみ。

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白亜の大聖堂、緑の芝生にテラコッタの建物は、いかにもイタリアらしい。

マルタでは、どの建物もマルタ産の薄茶色の石灰岩で、統一感があるともいえるけど、単調ともいえ、しばらくその間で囲まれていると圧迫感を感じたりもしたけど、イタリアはやはりカラフルだ。

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斜塔を見上げる。この写真のとおりに左に傾いている。

ということで、ピサ見学終了。

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バスにて次の目的地のヴェローナに向かう、途中に見えた水道橋。ローマ時代かな?

これ以外にも丘の上の城とか教会とか、途中でよくみかけた。まぁ、日本でも城跡とか社寺仏閣をそこらでみかけるようなものかもしれないが。

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といううちに、またしても雨だけど、バス移動中につき、濡れずにすんでよかった(^^)v。

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途中のホテルでランチ:ミネストローネスープに魚料理。

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普段は食事はあんまりアップしないんだけど、割りとこまめに撮っていたので。

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今回のデザートも、お味はよけれど、切り方が実にいい加減というか(^_^;)。

食後、バスに戻ろうとすると、ロビーで中国マフィアのような二人とイタリアマフィア幹部のようなしゃがれ声の老イタリア人が会話していて、かなり恐い。

まるっきりイタリアマフィア映画をそのまま見るような光景だった。

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食事時はやんでいた雨がまた降りだす。

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といううちに、雨は上がる。反対車線は大渋滞。

この日だったか、後方からすごい爆音がしたと思ったら、紺色の車がものすごいスピードで左端の追い越し車線を飛びすぎていった。

ものすごい、というのは日本の高速の話ではないので、たぶん200km/hとかもっと速いとかのレベルの話だ。なんせイタリアの高速道路の制限速度は130km/hで、それをあっという間に追い越していくのだからね。

そういう運転はいわゆる自己責任、なおかつそういう運転をする人はアホな運転はしないモラルのある人、ということらしい。ほんまかどうかはしらんけど(^_^;)。

村上春樹が書いていたように、欧州車を日本で乗る意味って、本当はあんまりないというのがよくわかった瞬間だった。

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途中の風景、こんな田園がずっと続く。

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これは1km先で道路工事中、車線減少、っていうことだね。

というようなことで、ヴェローナを目指します。

-イタリア旅行記-23へ続く-

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