Villa-Lobosとラテン好き
僕がFacebookに貼り付ける音源リンクにはラテン系が多い。
大きな理由は、なんせ中南米のパーカッショニストのフレンドが多いんで、ラテン系の音源紹介が多いからだ。僕のタイムラインに載ってくる投稿は、数えてはいないけどたぶんスペイン語が一番多くて、次が英語だ。
その中で最近、気に入ったのがベネズエラ出身でフロリダ在住のAstrid Celesteと彼女のお父さん。
曲はなつかしのビージーズだけど、ベネズエラフォークロア風だそうで、結構クセになる。
で、FBで「身も心もラテン系?」というコメントをもらったんだけど、その根を考えてみると、ボサノヴァが好きだったというのがあるけど、さらにさかのぼるとギターを始めたのがベンチャーズとイエペスの「禁じられた遊び」だった。
そこからナルシソ・イエペスという名を知り、イエペスのレコードから多くのスペイン楽曲、特にアルベニスやグラナドスなどの曲、さらにはブラジルのヴィラ=ロボスの曲を知ることになったのが始まりだと思う。
いうまでもなくスペインはラテン国家であり、ラテンアメリカ文化の大元であるわけで、だから今でもラテン音楽に惹かれるというのはごく自然なことなんだと改めて思う次第。
ついでながら、マルタ考で地中海世界でのイスラムの影響のことを書いたけど、スペインがイスラムに征服されてその影響を強く受けているというのは、タルレガの「アルハンブラの想い出」とか、アルベニスの曲とかのスペインのクラシック曲の解説から知ったのだった。
ブラジルはポルトガルだけど、まぁ、同じラテン文化圏だ。
で、ボサノヴァが流行ったのもギターを弾き始めた頃、そしてギターが活躍する音楽でもある。
イエペスの演奏で特に気に入っていたのが、ヴィラ=ロボスのショーロ No.1で、そのLPが楽譜付きだったので、なんとか弾こうとしていて、未だにまともに弾けないんだけど、ま、そういうことでラテン音楽には馴染みが深いというわけ・・・、そだね~。
だからヴィラ=ロボスの曲はなにかと気になる。
これは、若いおねぃちゃんが弾いているから気になるんだろうといわれれば、それはそうだけど(^_^;)、最近、これがSuite Popular Brasileñaという曲の一部だということを知った。
これはおねぃちゃんよりずっとハイレベルな演奏で音もよい。
楽譜があったら弾いてみたいかな、ということでダメ元で検索してみたら全曲の楽譜がpdfファイルでネットにあった。
Choro No.1よりは与しやすそうだけど、なんせ長いので覚えるのがね~~~(^_^;)。
興味のある方は"suite popular brasileña pdf"で検索してみてください。
※追記 2018.2.25 ネットで見つけた楽譜はきれいな楽譜だけど、記譜間違いがあちこちにあったので、その辺は音源と照らし合わせる必要があります。
ギター小僧だった頃はラテンアメリカといってもヴィラ=ロボスくらいしか知らなかったけど、その後、ベネズエラやパラグアイの作曲家も知るようになったし、そういえばメキシコのポンセは平島先生に習っていたときに何曲か練習したのだった。
さて、今日はこれからスティックコントロールのレッスンだ。
寒くて身体が硬くなってるから調子がでるまで時間がかかるんだな。
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