« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »

2018/12/30

腰痛Xmas、その後はギター

前項についで、またまた「その後」だけど、去年の12月に腰痛になって病院にいったら、第三腰椎が骨折している疑いがあるといわれたと投稿していた。

腰痛X'mas

今年も11月~12月で急に寒くなったところでやや腰が痛くなってきたので、今回は早めに同じ病院に行ったら、去年とは違う先生で、またX線撮影されたんだけど、その時に「去年に骨折しているといわれた」と告げたら、今年、去年、一昨年のX線写真に去年のMRI画像も並べてみて、「いえいえ、骨折はしてないですよ、ただ2箇所、わずかながら椎間板ヘルニアになりかけなところがありますけど、それも見る限りでは一昨年から進行はしてないですね」という話だった。

並んだ写真をみると、第三腰椎だか名称はわからないけど、他の背骨より少し狭くなってるのがあって、でもそれは一昨年も同じ感じなんで、去年に骨折したというのはほんまになさそうだ。

去年の骨折診断はなんだったんだろう、その時はX線写真みて僕も納得してたんだけどな~??

で、湿布薬だけもらって(買って、というべきか?)帰ったのだ。

やれやれ(^_^;)、まぁ、今回は早めにいったんで大丈夫です。

・・・というだけでは愛想なしなんで、最近のギターのことなど。

この映像は以前にもアップして、楽譜もネットで見つけたとか投稿してたと思うけど、最近、Tatyanaさんの公式サイトから直販で購入した新譜(下の写真、サイン入りCDだよ~ん)にも入っている。上方にわざとらしく置いてある本が、「Swingしなけりゃ、~」で参考にした「アフリカ音楽の正体」で、金属製の脚はスネアパッド(兼コーヒーテーブル)だ。

Akimg1235

新譜にはYouTubeで公開されている曲がいくつか入ってるんだけど、映像つきで見てるときには美しいお姿に見とれてよくわからなかった音の鋭さ、弦をつまびく指の強靭さがビシビシと伝わってきて、いやはや、これはやっぱり容姿だけではない素晴らしい演奏家だと改めて感じ入った次第。

この曲はやっと暗譜してそこそこは弾けるレベルになったけど、一部、どうしても指の動きがついていけずに辿々しくなるところがある。

中学のとき、バスケットボールを受け損なったことがあって、その時に左手の小指を思いっきり突き指したんだけど、あの頃は、突き指なんてほっとけば治るというのが常識みたいな時代だったんでほったらかしてたら、骨がずれたまま固まってしまって、だから左手の小指がうまく動かない場合がママあるのだね。

それに加えて指を曲げた時に、薬指と小指が内側に向いてしまうという、これは生まれつきの体形(?)があって、いずれにしろこれらの指の動きに限界があるんだねぇ。

ま、それもこれもこういうものとして弾ける範囲でなんとか、ってなことです。

この曲も新譜に入ってた曲で、後で気がついたんだけど、Tatyanaさんのサイトで楽譜も売ってたんだね。

知ってたらCDと一緒に頼むところだったんだけどね~、改めて買うとなると送料をまた取られるからな~、と迷い中。

この曲も同じく新譜入り、クラシックギターではMustのアルベニス、楽譜はネットでそれなりにギターに編曲されたのを見つけた。

とはいえ、この演奏とはかなり違うところがあるのだな。

しっかし、美人だよな~。

これはもうひとりの注目美人ギタリスト、Stephanieさんの演奏で、これもTatyanaさんと類似のアレンジだ。

ほんまはその自分の演奏を録画なり録音なりして、YouTubeにアップすればいいんだけど、まぁ、満足できるレベルかないっていうか、面倒臭いっていうか(^_^;)。

ま、そのうちにするかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

YouTubeブロック、その後のその後

今年の2月、僕がYouTubeにアップしていたFalling Grace/Gary Burtonに対し、SMEから著作権侵害の申立があってブロックされたと投稿していたけど、最近、「この動画にコメントがつきました」とYouTubeアカウント(つまりはGoogleアカウント)からお知らせがきたので、えぇ?、閲覧禁止にしたんじゃないのか?と確認してみたら、ちゃんと閲覧できて、閲覧数も2月時点の61,521から72,279に増えていた。

で、以前はなかった著作権の脚注が入っていた。

曲 Falling Grace
アーティスト Gary Burton
YouTube に使用を許可しているライセンス所持者
  SME(RCA/Legacy の代理)、その他 4 件の楽曲著作権管理団体

ということで、YouTubeの運営法が変わったということかな?

めでたし、めでたし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/12/29

Swingしなけりゃ、Blues & New Orleans、みたいな~

Swingと黒人音楽、ジャズとの関係についての考察を続けてるんだけども、だんだん面倒くさくなってきたんで、とりあえずまとめてしまおうかな・・・、また屁理屈こねくり回すかもしれんけど。

発端は以前に書いた「Swingしなけりゃ意味がない?」という投稿に書いた、スウィング・ジャズは黒人音楽のルーツとしてはどうなんだというネットの情報なので、長いけどそのまま引用させていただこう。

Black Beauty My Favorite Music

アメリカ黒人音楽史の真実と岩浪洋三

岩浪さんはクインシーに「ジャズの伝統的な4ビートというものは、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人たちが白人社会に合せるために、自らの黒人性を薄めて白人社会にいわば”迎合”しようと、あえて選んでいたものじゃないんですか?1970年代に入る前後から8ビートでファンキーなものがジャズ界にもどんどん出てきたのは、彼らが自らのアフロ・ルーツな文化を取戻しただけということなんじゃないんですか?」(括弧に入れているが引用ではない、手許に本はないので記憶だけ、だから正確じゃない)と聞いていた。

するとクインシー・ジョーンズはすかさず「その通り、あなたの言う通りだ」と答えていたように記憶している。クインシーのこの返事は、来日時に日本のジャズ・ジャーナリストにインタヴューされてのリップ・サーヴィス的な社交辞令まじりだったのかもしれない。がしかし本音がかなりあるように僕は大学生当時も感じていて、その思いはいまではどんどん強くなっている。アメリカのブラック・ミュージックの歴史ってそういうもんだよね。

ということで「アフリカ音楽の正体」という本を借りてきたら、アフリカ音楽の基本は8ビートじゃなくて12/8拍子だったところからヘミオラに寄り道してしまったのが、前回まで。

で、まず1つがブルースだが、古いブルースをYouTubeで聴くと、イーブンぽいのもあるけど、跳ねる感じの12/8、っていうのは要するにシャッフル系だ。

Sweet Home Chicago/Robert Johnson

も一つ、ジャズのルーツといわれるニューオリンズについての参考本が図書館にあった。

Saint jazz 遥かなるニューオルリンズ/ケイジャンミュージッククラブ編 

この本にはCDがついていて、今様ではない古いスタイルのニューオリンズが聴けるんだけど、ゆっくりしたテンポはやっぱりシャッフル系だ。

「今様ではない」というのは、ニューオリンズの音楽も変わってしまったという話が書いてあったから。特に2005年のハリケーン・カトリーナで壊滅的なダメージを受けてからはさらに、らしいけど、

おなじみな曲とはいえ、これがニューオリンズジャズの典型といっていいかどうかは僕にはわからないが、付属CDにこの曲(演奏は違うグループ)が入っていたし、ニューオリンズジャズのゆったりしたリズムはこういうフィールだと思う。

とはいえ僕の怪しげなフィールでどうこういってるだけなんで、2002年の演奏というのもアップしておこう。

とはいえスローじゃなくてミディアム程度だけど3連系なのはよくわかる。Tuba FatsはTubaを吹いているAnthony Lacen氏の愛称で先の本にも登場していた。

ブルースにしろニューオリンズジャズにしろ、そのテンポが速くなってくると、いわゆる「ズンチャカ」とか「チンチキ」なんていう、3連の頭だけ+真ん中を抜いた~、みたいな~、感じになってくる、っていうと要するにSwingに近くなってくる~、みたいな~(^_^;)?

この演奏がオーセンティックなブルース演奏かどうかは僕には判断できないけど、サンプルとしてこういうのがあるってことで。

こちらは最近の演奏だと思うけど、Preservation Hallというのは先のニューオリンズジャズの本にも出ていた・・・、今は観光化され過ぎみたいなことが本には書いてあったけどね。

ということで、アフリカ音楽の基本である12/8拍子がアメリカの黒人音楽にも受け継がれていて、それがSwingにつながったといっても、当たらずとも遠からずじゃないかと思えるわけです。

結局、12/8拍子を速くしていくと3連符がだんだんとなまって、最初の二つがやや短め、後の一つがやや長めな感じになって、後のSwingになるんじゃないか、ってなことを考えたけど、どうでしょうね?

ただアフリカ音楽とアメリカ音楽の大きな違いは、アフリカのリズムは跳ねてないけど、アメリカのは跳ねる感じがSwingにつながる気がすることだ。だから跳ねないという点では中南米の方がアフリカっぽいと思う。

それからアメリカの方にはどうやらヘミオラがないらしい、少なくとも僕の知る限りでは。

あとはこの音楽が白人のダンス音楽にどう結びついたか、っていうのと、リズムとは違うけどブルーススケールとアフリカ音楽の関係とか。

ところで、「Swingしなけりゃ、」を枕詞にしてタイトルなんかつけたら、PICKS-CLICKSさんの「お悩み手帖」みたいに記事のタイトルに困らないんじゃないかとか、それならこのBlogのタイトルも「Taki's Blog」なんて芸のないのはやめて「Swingしなけりゃ・・・」にしてもいいかも・・・、なんてことは今さら思わないけどね。

-まだ続く・・・、かも?-

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/12/26

Swingしなけりゃ、ヘミオラからIrish Jig

学生時代に最初に行ったギター教室で習った古典で、6/8拍子で途中で3/4拍子が出てくるかなりわかりやすいヘミオラの曲があったんだけど、楽譜がどこかへいってしまってわからないし、YouTubeでもそれらしいのを見つけられなかったんだけど、そういえばBachのGigueにそんなんがあったなと思いだしたのがこの曲。

これもどっかに楽譜があるんだけど、難しくて弾けない曲(^_^;)。

で、これは3/4拍子のAABB形式なんだけど、逆バージョンのヘミオラで、後半のBの1:55と2:40のところが6/8拍子タイプの2拍子になる(後日訂正:楽譜は12/8拍子で書いてあった)。

GigueはWikiによると:

17世紀中ごろのフランスのリュート曲に現れ、2拍子系(単純拍子)と3拍子系(複合拍子)が存在している。

ということでこれもヘミオラといっていいと思うけど、先の「アフリカ音楽の正体」によると、ヨーロッパの音楽ではちょうど上の演奏のように盛り上がりの部分で現れるのに対し、アフリカ音楽では頻繁に交代することがあるそうだ。でも交互に現れるアフリカンは残念ながらまだ見つけられていない。

さらにWikiではアイリッシュダンスのJigとの混同、あるいは発祥説に言及している。

でましたね~、アイリッシュダンス。

これはScottishとIrishの競演というところらしい。

こちらはタップの音はないけど、San Diegoという文字が後ろに見えるからアメリカだ。

どちらも3連系の4拍子=12/8拍子といってよいと思う・・・、ということはパターンとしてはアフリカンと同じだ!

で、まぁ、この辺が北アメリカ大陸で結びつくということも考えられないことはないとかあるとか思うというかというか・・・、しらんけど(^_^;)。

続けて再生していたら、Irish ReelとJigの違いを説明して演奏してる動画が出てきた。

ここでReelの例で演奏してるのは、ずいぶん前にアップしたThe Corrsが演奏してた曲だ。Reelはテンポの速いイーブン系なんだな。

補足、といっては失礼だけど、検索していて見つけた、ヘミオラ解説と合奏映像のあるサイト。ヘミオラという言葉は使わずポリリズムといっているけど。

吉住和倫ギター教室

-まだまだ続く- (予定)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/12/24

Swingしなけりゃ、ヘミオラ

Wikiではヘミオラの説明は下記のようになっていて譜例がある。

3拍子の曲で、2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のようにすることをいう。

Hemiole

前回で参考にした「アフリカ音楽の正体」でのヘミオラも概念としては同じで、この2小節あるいは4小節を6/8あるいは12/8の1小節にまとめたものだ。

下の画像はMuseScoreで作った楽譜で、1段目の3連符にアクセントをつけたのが前回に示したアフリカの基本パターンだ。

それに対して2段めは8分二つを4分音符にまとめて6拍となるヘミオラだ(1段目のアクセントを3拍子として2回繰り返した形)。

Hemiole2

下の動画では1段目の3連符で4拍子=12/8拍子で始まるが、やがて中音域のドラムの音がシンコペーションのようでもあり、上の2段目の3拍子のようでもあり、というヘミオラが現れる。

この場合は8分音符の長さを基本としたリズムで、水平的ヘミオラと呼ぶらしい。

この動画では同時に鳴っているからややこしいが、多くの場合は前回のSaltarelloの演奏にあったように演奏の流れにつれて交互に現れる、つまり水平方向に現れることが多いので、水平的と呼ぶようだ。

一方で2段めと3段目の組み合わせでは、3段目は1小節を4分割、2段目は6分割したもの、半小節で見れば2拍子と3拍子が同時に現れるので、これを垂直的ヘミオラと呼ぶらしい。

上の動画では1~3段目が同時に演奏されるから水平も垂直もある、というか同時に鳴るならすべて垂直かな?

私見ではアフリカのリズムはアメリカ音楽よりも中南米音楽に色濃く残っていると思うんだけど、この垂直的ヘミオラが明瞭なのがサンバなんかのバツカーダだと思う。

この動画では腰につけた大きなドラム(スルドかな?)のイーブンな2拍子(4拍子?)と同時に、シャシャシャ(ショカーリョ?、タンバリンのジングルだけの楽器)という3連符が鳴っているのがよくわかる・・・、16分のように聞こえたりもするけどね。

今回はこれだけ。

-続く- (予定)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Swingしなけりゃ、African

Voyage次号に向けて、Swingがどうたらこうたら・・・、ちょっと重いテーマかな~、ということで、ちょっとVoyageは離れてアフリカンリズム考察を少々。

Swingしなけりゃ意味がない?

ジャズは黒人音楽とかいいつつ、実は白人のためのダンス音楽だったという話があって、70年代からイーブンなビートが隆盛になってSwingは脇に追いやられたのは、黒人がアフロルーツを取り戻したからということを書いてたんだな。

ならばそのアフロルーツとはいかなるものかということで、ずばりそのまんまのタイトルの本を図書館で借りてきた。

アフリカ音楽の正体/塚田 健一

アフリカ起源や否や?ということだが、残念なことにこの本によるとアフリカ音楽の基本は12/8拍子ということになっている。いわゆるシャッフルに近いのかな~、ちょっと違うとは思うけど。だから70年代以後のイーブンなビート(8ビートや16ビート)ではない、らしい。

細かいことはまた書くとして(ほんまか?)、この本では「X」と「・」を8分音符として「X」がアクセント、「・」は休符として、下のようなパターンが基本リズムの典型とあり、これを2,2,3,2,3という分割で捉える、らしい・・・、といってもわかりにくいと思うけど。

12 X・X・X・・X・X・・

一方で足などで一定のビートを刻むのは3拍ずつでとる。手のリズムが2,2,3,2,3に対して足は3,3,3,3,となる・・・、これもわからんね(^_^;)。

右(R)、左(L)で交互に叩くというパターンで書くと、上の「X・」パターンは:

RLRLRLRLRLRL

赤の太字がアクセントになるが、一方で足は12/8拍子=4拍子になるので、3拍ずつ、いいかえれば足の1拍のなかにRLRあるいはLRLが3連符で入ってる、みたいな~、ということだね。実際にはアクセントのところだけを叩くらしい。

足の1拍で上記のパターンを分けると3連符のシンコペーションと捉えられる:

RLR、LRL、RLR、LRL

アクセントを「タ」、それ以外を「ッ」で表せば、タッタッタッッタッタッッ、と書ける。

で、話はちょっとそれるけど、右手アクセントが3回続くので3拍子に感じてしまって足の1拍と合わせるのが結構難しい。

つまり12/8拍子の8分二つが1拍になった6/4拍子のような・・・、これまたわからんか(^_^;)。

この12/8の中に6/4(=3/4拍子が2小節)が出てくるのを本ではヘミオラと呼んでいて(本来はちょっと違う意味らしいけど)、アフリカ音楽ではこの12/8と6/4の入れ替わり、あるいは同時進行が頻繁にあるという。

ヘミオラや3連符リズムは実はヨーロッパの古典にもあるし、12/8あるいは6/8拍子のダンスも古くからある。

これは古典を現代調で演奏してる(途中からベースやドラムが入る)と思うけど、6/8=2拍子と3/4=3拍子が交互に、あるいは同時に出てくる。Saltarelloというのはヨーロッパの古い舞踊形式だ。

こちらがダンス。ただしヘミオラではない。

12/8拍子、つまりは1拍内が8分音符の3連符の4拍子だが、途中の1:55からテンポは同じで3連符が4連符(16分音符)になるという、これはまた違うパターンだが、これもヘミオラといっていいのかな?

このヨーロッパ伝統の3連符系ダンスがアメリカにわたってダンス音楽のSwingになった、なんていうといかにもなんだけど、そうは問屋がおろさない、みたいな~。

アフリカンなリズムもYouTubeでみると、結構イーブンな感じが多いんだけど、こちらは1拍が3連になってるのが多いと思える映像。

-続く- (予定)

続きのキーワードのメモ:
シャッフル、ブルース、スウィング、ニューオリンズ、スロー、アップテンポ、南米、ブルースケール、マイナーとメジャーの無区別、ヘミオラには水平的ヘミオラと垂直的ヘミオラがある

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/12/23

練習、れんしう、Practice!

FBに投稿されていた画像を二つ、珍しく英語ネタ・・・、かな?

Practice

なにはともあれ、練習、練習、ですな。

而してその効果はいかに?、というと:

Practicenerd

まぁ、それはそれで正しいか(^_^;)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/12/16

緋色の楽譜 - ミステリー

久しぶりの更新だな。

そろそろ高齢、いや恒例のVoyage原稿を書かなきゃ、というので以前に書いたネタをなんか発展させられないかと図書館で資料になりそうな本を借りてきたのがもう先月の中頃だったかな。

スウィングしなけりゃ意味がない?

スウィングが黒人音楽から来たのか、それともヨーロッパ系のダンスから来たのか、というのが一つの命題だが、これはなかなかとまとまらないんで、先日また借りてきた本がお題。

年末にかけては10冊借りられるので、資料以外に目についた本も適当にとったのが:

緋色の楽譜(上、下)/ラルフ・イーザウ著/酒寄 進一訳
モーツァルトの息子/ジャック・トゥルニェ著/高井 道夫訳
フランス紀行/ブノワ・デュトゥルトル著/西永 良成訳

上の二つは音楽関係らしいから、フランス紀行はなんとなく。

「緋色の楽譜」はフランツ・リストの末裔というピアニストが主人公、そしてリストの書簡や楽譜、それに関連した人々やリストが滞在したヨーロッパ各地にまつわるミステリーで、ちょうどダ・ヴィンチ・コードのリスト版みたいな筋立てだ。例によって・・・、かどうかしらんけどフリーメイソンも出てくる。

アマゾンの書評では賛否両論みたいだけど、結構楽しんでるのは、やはり音楽つながりというのと、謎を巡ってヨーロッパ各地を転々とするので、その地名やら出てくる教会、楽器などをネット検索してちょいとした旅行気分を味わったり、楽器や音楽と出会えるのがあるからだな。

謎解きにかなり無理があるという評もあるけど、例によってその辺は考えないんで気にしない。

ただ書評にもあったけど、何かと言うとノートパソコンと携帯またはWifiでネット検索で調べてしまうという主人公のやり方なんかは、ダ・ヴィンチ・コードに比べるといかにも嘘くさくて軽い感じはあるけど、ま、お話ですから。

2005年が舞台だけど、そのころにすでにそんなに資料がネットにあがってたのかな?とか、作者自身がそういう調べ方でほんまにおおかたは片付いたんだろうか?、という疑問は残りますけどね。今ならスマホで十分なところだね。

話の筋はおいといて、なんといっても舞台になる地域をストビューでみたり、出てくる楽器をYouTubeで聴いたりというのが便利で面白い。

上巻後半に出てくるブダペストのマーチャーシュ大聖堂(Mátyás templom)のオルガンが居ながらにして聴けるんですからね。

1時間以上と長いので、最初の「幻想曲とフーガト短調/バッハ」だけでいいかと思う。

小説は2005年が舞台で、オルガンは上階に鍵盤があって弾くことになってるから古いままだったんだろうけど、今はいくつか検索してみてもこの画面みたいに電子タイプの鍵盤になっているのは、鍵盤だけ新しく電子タイプのコントローラーにして音は実際の古いパイプを鳴らしてるのか、なんてところがむしろ僕の謎解きだったりして・・・、しらんけど。

これは何言ってるかわからんので僕もまだ少ししか見てないけど、教会の歴史について語ってるのかな? 小説にある簡単な説明ではイスラムに征服されてモスクになったり、第二次大戦で破壊されたりと、数奇な運命をたどったらしい。

それから上巻の最後に出てくるのが風鳴琴(Aeolian Harp/Wind Harp)という、自然の風で鳴らすハープで、これも面白い。

これは普通のハープをアイルランドの海岸に置いて鳴らしてるみたいだけど、そのためだけに作られたハープがあるようだ。

ということで、下巻に進みます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年11月 | トップページ | 2019年1月 »