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2018/12/16

緋色の楽譜 - ミステリー

久しぶりの更新だな。

そろそろ高齢、いや恒例のVoyage原稿を書かなきゃ、というので以前に書いたネタをなんか発展させられないかと図書館で資料になりそうな本を借りてきたのがもう先月の中頃だったかな。

スウィングしなけりゃ意味がない?

スウィングが黒人音楽から来たのか、それともヨーロッパ系のダンスから来たのか、というのが一つの命題だが、これはなかなかとまとまらないんで、先日また借りてきた本がお題。

年末にかけては10冊借りられるので、資料以外に目についた本も適当にとったのが:

緋色の楽譜(上、下)/ラルフ・イーザウ著/酒寄 進一訳
モーツァルトの息子/ジャック・トゥルニェ著/高井 道夫訳
フランス紀行/ブノワ・デュトゥルトル著/西永 良成訳

上の二つは音楽関係らしいから、フランス紀行はなんとなく。

「緋色の楽譜」はフランツ・リストの末裔というピアニストが主人公、そしてリストの書簡や楽譜、それに関連した人々やリストが滞在したヨーロッパ各地にまつわるミステリーで、ちょうどダ・ヴィンチ・コードのリスト版みたいな筋立てだ。例によって・・・、かどうかしらんけどフリーメイソンも出てくる。

アマゾンの書評では賛否両論みたいだけど、結構楽しんでるのは、やはり音楽つながりというのと、謎を巡ってヨーロッパ各地を転々とするので、その地名やら出てくる教会、楽器などをネット検索してちょいとした旅行気分を味わったり、楽器や音楽と出会えるのがあるからだな。

謎解きにかなり無理があるという評もあるけど、例によってその辺は考えないんで気にしない。

ただ書評にもあったけど、何かと言うとノートパソコンと携帯またはWifiでネット検索で調べてしまうという主人公のやり方なんかは、ダ・ヴィンチ・コードに比べるといかにも嘘くさくて軽い感じはあるけど、ま、お話ですから。

2005年が舞台だけど、そのころにすでにそんなに資料がネットにあがってたのかな?とか、作者自身がそういう調べ方でほんまにおおかたは片付いたんだろうか?、という疑問は残りますけどね。今ならスマホで十分なところだね。

話の筋はおいといて、なんといっても舞台になる地域をストビューでみたり、出てくる楽器をYouTubeで聴いたりというのが便利で面白い。

上巻後半に出てくるブダペストのマーチャーシュ大聖堂(Mátyás templom)のオルガンが居ながらにして聴けるんですからね。

1時間以上と長いので、最初の「幻想曲とフーガト短調/バッハ」だけでいいかと思う。

小説は2005年が舞台で、オルガンは上階に鍵盤があって弾くことになってるから古いままだったんだろうけど、今はいくつか検索してみてもこの画面みたいに電子タイプの鍵盤になっているのは、鍵盤だけ新しく電子タイプのコントローラーにして音は実際の古いパイプを鳴らしてるのか、なんてところがむしろ僕の謎解きだったりして・・・、しらんけど。

これは何言ってるかわからんので僕もまだ少ししか見てないけど、教会の歴史について語ってるのかな? 小説にある簡単な説明ではイスラムに征服されてモスクになったり、第二次大戦で破壊されたりと、数奇な運命をたどったらしい。

それから上巻の最後に出てくるのが風鳴琴(Aeolian Harp/Wind Harp)という、自然の風で鳴らすハープで、これも面白い。

これは普通のハープをアイルランドの海岸に置いて鳴らしてるみたいだけど、そのためだけに作られたハープがあるようだ。

ということで、下巻に進みます。

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