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2018/12/24

Swingしなけりゃ、ヘミオラ

Wikiではヘミオラの説明は下記のようになっていて譜例がある。

3拍子の曲で、2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のようにすることをいう。

Hemiole

前回で参考にした「アフリカ音楽の正体」でのヘミオラも概念としては同じで、この2小節あるいは4小節を6/8あるいは12/8の1小節にまとめたものだ。

下の画像はMuseScoreで作った楽譜で、1段目の3連符にアクセントをつけたのが前回に示したアフリカの基本パターンだ。

それに対して2段めは8分二つを4分音符にまとめて6拍となるヘミオラだ(1段目のアクセントを3拍子として2回繰り返した形)。

Hemiole2

下の動画では1段目の3連符で4拍子=12/8拍子で始まるが、やがて中音域のドラムの音がシンコペーションのようでもあり、上の2段目の3拍子のようでもあり、というヘミオラが現れる。

この場合は8分音符の長さを基本としたリズムで、水平的ヘミオラと呼ぶらしい。

この動画では同時に鳴っているからややこしいが、多くの場合は前回のSaltarelloの演奏にあったように演奏の流れにつれて交互に現れる、つまり水平方向に現れることが多いので、水平的と呼ぶようだ。

一方で2段めと3段目の組み合わせでは、3段目は1小節を4分割、2段目は6分割したもの、半小節で見れば2拍子と3拍子が同時に現れるので、これを垂直的ヘミオラと呼ぶらしい。

上の動画では1~3段目が同時に演奏されるから水平も垂直もある、というか同時に鳴るならすべて垂直かな?

私見ではアフリカのリズムはアメリカ音楽よりも中南米音楽に色濃く残っていると思うんだけど、この垂直的ヘミオラが明瞭なのがサンバなんかのバツカーダだと思う。

この動画では腰につけた大きなドラム(スルドかな?)のイーブンな2拍子(4拍子?)と同時に、シャシャシャ(ショカーリョ?、タンバリンのジングルだけの楽器)という3連符が鳴っているのがよくわかる・・・、16分のように聞こえたりもするけどね。

今回はこれだけ。

-続く- (予定)

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