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2019/01/30

Voyage @ PRAY NOTES

先日の日曜日、久しぶりにVoyage編集委員会があった、っていってもほぼ雑談みたいなもんだけど。

場所は明石駅近くに去年、開店したばかりのジャズ喫茶、PRAY NOTESだ。

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JR明石駅で降りて明石城のお堀沿いに歩くこと13分ほど。

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住宅が建て込んだ奥まったところにある。

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店内には立派なグランドピアノとウッドベースが置いてある。ベースはマスターが練習しだしたからだそうで、ピアノは声楽をされていた奥様用。

マスターは建築デザインが仕事というだけあって、隅々までこだわりと気配りが感じられる内装だ。

オーディオ好きからジャズが好きになり、好きが高じて定年後に自宅を改装されたとのことで、Googleストビューではまだ住宅だった。

こんな近くにこんないいところが出来たのはとてもありがたいので、これからは東播ジャズクラブでも利用させていただこうという話になっている。

PRAY NOTESについては、大学の先輩のJazMys氏が訪問記を書いておられる。

JazMys Blog 明石のPray Notes

大阪ご出身とはいえ町田市にお住まいの先輩が明石やら加古川やらのローカルな情報を得て出かけていかれるというのは、まったく頭が下がる思いだ。

住宅街ということとご夫妻とも別の仕事もされているので、営業は水木金日の午後1時から6時まで、平日は奥様しかおられない。

毎月第4木曜にセッションがあるものの、それも午後1時からだからサラリーマンは行けないが、僕は週平均3日勤務の嘱託契約社員なんで、こんどのセッションは行ってみようと思う。

といっても「Vibを入れるのは無理ですね~」といわれたんでエレガットだな。

Vibといえば先日、今年初の練習を加古川のブラウアー音楽アカデミー&練習場でしてきたのだ。AdamsのVibが800円/日で借りられるのは実にありがたい。

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メンバーは万灯祭なんかでご一緒したサックスさんとベースさん。

加古川のアラベスクホールで毎年秋に開かれる、アマチュアばかりによるコンサート、Kakogawa Fresh Artist Concert "Acoustic"にエントリーしてみようという話をしている。

このコンサートはアコースティックのみで、電気系を使う楽器は出演できない。

去年の募集要項はこちら

出演は15分、3曲以内だから今から準備すればよいかというところ、Freshには程遠いメンバーだけどね。5月か6月から申込受付で音源審査があるから用意しないといけない。

まずやってみようというのは、ここでも紹介したことのあるオランダのVincet君のオリジナル曲だ。

これはノース・シー・ジャズフェスティバルでのライブだが、このジャズフェスは連載中のジャズ漫画「Blue Giant Supreme」でよく話題に上がっている。

ノース・シー・ジャズフェスティバルはスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルなどに並ぶジャズフェスで、出演するのはかなりレベルの高いジャズメンと漫画では紹介されていて、それにVincent君が出演してライブアルバムを制作しているので、驚いている。

Vincen君とはFacebookを始めた頃からのフレンドで、当時はまだ音大の学生さんだったのに、いつの間にかノース・シー・ジャズフェスティバルに出演するまでになってたんだな~。

アルバムを買ったりコメントやメールの交換もしたとはいえ、Facebookフレンドでしかないけど誇らしい気分だ(^o^)v。このライブアルバムもmp3のDL版を購入したら、後でwavファイルの完全版を送ってくれた。

ドラムがいないので、雰囲気はこちら。

ドラムなしで聴かせるのは難しいところだけどね。

他には Take The A Trainとか、Jorduなんてのもあがっている。

Gary BurtonとJay Leonhardのデュオだけど、テーマはサックス予定。

このアルバムは他に、Joe Beck (g)、Clark Teryy (ds)が参加していてエリントン・ナンバーばかり演奏してるという珍しいアルバムだ。以前にアップしてたかな?

このVibのGiovanni君も以前に紹介している、Facebookで知ったイタリアのプレイヤーだ。

これもテーマはサックスでもう少しゆっくりめ。ドラムもいないしこんなエネルギッシュな演奏は無理だしね(^_^;)。

このくらいのテンポならいけるだろうという話。

オリジナルのDuke Jordanの演奏はこちら。

あ~、しかしVoyageの原稿にもうとりかからないと(汗。

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Lem Winchester

タイトルのまんま、ロシアンルーレットで亡くなったことで有名なVib奏者だが、僕はほぼ聴いたことがなかった。

最近は「ほぼほぼ」っていう人が多いけどね、「ほぼほぼ聴いたことがない」っていうと、「ほぼ聴いたことがない」よりも少しは聴いてたかも、ってニュアンスになるかしらん? 僕は使わない言葉だけどね、ってどうでもいい話。

最近、学生時代の後輩がFacebookでLPの紹介をしてたんで、YouTubeで聴いてみた。

学生のときに先輩からロシアンルーレットの賭けで亡くなったと聞いてたんで、 ちょっと調べてみたら、英語サイトではどこも「銃のトリックを友人に見せよう として失敗した事故だった」と書いてあるので、さらに調べてみた。

History Matters: 'Bop Cop' Lem Winchester

こちらにもっと詳しい情報があった。

もともと無謀で気性が激しいとか、 躁鬱の気があったらしいとか、たちの悪い悪戯をしたりとか(警察のロッカーに爆竹しかけたなんて信じられないようなのが書いてある)、警官を止めたのも奥さんに暴力をふるったので警官を続けられなくなったとか書いてある。

件のロシアンルーレットも賭けではなくて、バーでたまたま店主が銃を持っていたので警官時代にやっていたトリックを見せびらかそうとしたのが失敗した、とある。

“And he had a headache so he asked the bartender for an aspirin - so when the bartender opened his drawer, he was actually the owner of the club too - Lem Winchester saw that he had a gun, so Lem Winchester said let me show you this trick I used to do with my police service revolver,” Davidson said. “So he used to take out all of the bullets in step 1, and he used to put it to his head and go click and scare the living daylights out of his friends.”

But this time his Russian roulette trick didn’t work.

“He screwed up the trick and blew his brains out,”

まぁ、ネット情報なんでどこまで本当かわからないけどなんとも悲しい話だ。

日本語のサイトでは色々と尾ひれがついて、ステージでロシアンルーレットをやったとか、警官の仕事のストレスが半端じゃないからそういうことをしたんだとか、あることないことまことしやかに書かれている。

これが後輩がおすすめしてた「Like Someone In Love」。

なるほどね、っとはいうもののこの時代のジャズはやっぱりCDを買おうとまでは思わないなぁ。

ところでこの出だしのテーマバックでのVibの音を聴いてなんだかなつかしい感じがして思い出したのが下のアリア(Place Vendôme/The Swingle Singers & Modern Jazz Quartet)だ。

最初のテーマ繰り返しになったところで入るVibのバックのソロのラインが同じじゃないけど、なんだか似ている気がする。

Lem Winchesterの録音が1960年、アリアは1966年でWinchesterの方が古いから、生きていたらMilt Jacksonと双璧をなしていたかも、というのはうなづける演奏ではあります。

ただ、この2曲だけを聴き比べたところでは、LemさんよりMiltさんの方が僕にはすっと心に響いてくる。

といっても6年の差があるからそれだけ力量差も出てるだろうし、もっといえば、アリアの方は高校のときから散々聴き倒して身に染み付いているというのが大きいんだけどね。

以前にもどっかで書いたけど、あ、いやVoyageの去年の記事に書いたんだけど、Gary BurtonよりもMilt JacksonのVibの方をずっと先に聴いていたんだな。

ま~、なんというか、一度だけ昔のBlue Note OsakaでMilt Jacksonのナマの演奏を聴いたんだけど、それはそれは素晴らしかった。

最初の音を一つ、ポ~ンと叩いた響きだけで心が揺さぶられるようにジ~ンときたし、ライブを聴いてるうちに涙が出てきたのはあれが最初だ。Burtonの演奏でもそこまでは心に響かなかったんだな。

とはいえ、それは高校の頃から耳に親しんでいた音が、僕の心の底の方にあった音の記憶と共鳴したのかもしれない、なんて柄にもないことをいってみたり(^_^;)。

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2019/01/28

African Shuffle & Shuffle Today

ディケンズの「アメリカ紀行」にシャッフルと出ていたので、Irish Shuffleの映像をアップしたけど、African Shuffleの映像もあった。

これも出始めは12/8拍子な感じだけど、踊りだすとややゆっくりの12/4拍子みたいな感じ? かなり複雑でよくわからない。ラッパのような音とメインで鳴ってる太鼓は始まりの頭がずれてるような?

「アフリカ音楽の正体/塚田健一」によると、複数の楽器がそれぞれバラバラな演奏をして全体で別のリズムが聞こえるとか、そもそも楽器どうしの始まりが同時でなくずれているとか、かなり複雑らしい。

ダンスはIrishのようではなくもっと地を這うようなビートで、これがアフリカらしさなのだろうと思う。

とはいえ、これまでも12/8拍子とかダンスが跳ねるの跳ねないのという僕の屁理屈に合うような映像をYouTubeで探してきたりしてるわけで、まぁ、情報操作というか誘導というか(^_^;)。

いってみれば「トンデモ」とか霊感商法にも似たりといわれける、かも?

も一つ

12/8というよりは3拍子といったほうがよいくらいなテンポだけど、途中からわからなくなる。

Irish Shuffleで検索すると、こういう3連系じゃなくて、最近のテンポの速いポップ(なんと呼ぶのかしらない)な音楽に乗ったShuffleが多いし、ダンスと関係なく適当な音楽をかぶせてしまってるのも多い。

Irish Shuffleなどのステップが今風に変化してるってとこかな。

ディケンズの書いてたもう一つのダンス、カットとクロスカットのそれらしい映像はYouTubeでは見つからず。英文の解説はあったけど面倒くさいのでもういいや。

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2019/01/22

A Song is Born - Jazz & Latin America

Swing関連でダラダラとYouTube検索して偶然見つけたのが、今回のタイトル映画「A Song is Born(Danny Kaye主演、1948年)」の1シーン、浜崎あゆみの歌に同名の曲があるらしいけどそれは知らない。

今や伝説のプレイヤー達が出演(一部は代役らしい)してるけど、それよりDanny Kaye扮する教授が朗読するのが、"The History of Jazz"というんで聞き取ってみたら、意外や意外な話だったんだな(YouTubeの再生速度を落としても聞き取れないところとか、わからないところがあったけどね)。

The History of Jazz
From Africa came the first musical instrument, a drum.
A hollow trunk of a tree or ?(tore of) animal hide supplied the rhythm of beat.
To the basic rhythm was added the human voice.
(Next) the first wind instrument, the shepherd's flute.
The basic beat of the tom tom, the same (semantic) strain of the chant that was carried across oceans (which) contained an early Spanish music after the invention of the guitar.
Spread the country was the shared Spanish language, Cuba, Western India, and South America were the rhythm of beat (the) soon the new form of expression.
There's the winding cycle finally reached the shores of the southern United States where the beat was momentarily lost.
But the melody was woven at the pure negro spirit.
And the beat returned.

映画"A Song is Born"は恋愛ミュージカルだし、1948年の映画だからこのジャズ史もどうなんだと思ってしまうんだけど、ジャズは、アフリカのリズムにスペインのギターから中南米を介して合衆国南部の海岸にたどり着いて、それから黒人が・・・、なんてのは聞いたことないですよね?僕が知らんだけかな。

シンプルなジャズ史は、フランスやスペインの統治だったニューオリンズで生まれたってのが通説で、そこに中南米は出てこないと思う。出てくるにしても、ジャズがある程度形になってからそのスタイルを取り入れたみたいな話ではないかな。

ジャズ史がアカデミックに研究されてくるのは、1950年代以後の公民権運動とリンクして黒人のアフリカンルーツ意識の芽生えと文化人類学の研究が白人-黒人の対立/共存的な文脈で語られ出してからだそうだが(ちょっといい加減な要約かも)、この映画は1948年だからそれより以前の話だ。

実はこんな話は「アメリカ音楽史/大和田俊之(講談社)」にいっぱい書いてあって、それは近年のアメリカにおけるヒスパニック(ラティーノ)系人口の急増により、ジャズを含むアメリカ音楽史も従来の黒人/白人の図式ではなく、南北アメリカの視点から大幅に書き換えられてくる可能性があると書いてある。つまり最近の研究の傾向であって1948年頃の話ではない、ってことだけど、実はこういう意見がすでにあったんだ!って驚いたのだ。

というところで、前回の最後に書いていた、ダンスとアメリカ音楽とハバネラの関係につながるのであります。

ハバネラWikipedia日本語版

イギリスあたりのCountry Danceがフランスの宮廷に入ってContradanseとなり、それがフランス領ハイチを経由してキューバに渡ってハバネラ(Contradanza)となり、それはまたスペインに逆輸入されて数々のハバネラの曲が作られる。

英語版WikiではContradanzaがタイトルで、「Habaneraともいう」と書いてある。

Habanera

Wiki英語版にあったHabaneraのリズム、上が基本で下はヘミオラと書いてあった。

もととなるEnglish Country Danceで、ご覧の通り、例の12/8拍子だ。なんとルネサンス期からあるという話だ。

そしてフランスに渡って宮廷のContredanseとなる。これも12/8拍子だ。これがキューバに渡ってハバネラになるんだそうだが、このつながりは今ひとつわからない。

いずれにしろ、どちらも以前から書いていたIrishのJigとかなんとかと同じ12/8拍子系なんだよね。

で、前回書いてたハバネラが合衆国アメリカに渡ってジャズやカントリーに取り入れられ、そしてプレスリーのロックになる、というのは実は以前からよく指摘されていた話だそうだ(アメリカ音楽史)。

こういう話とは別に、ジャズのSwing時代というのがあるけど、その同時期にWestern Swingというのがカントリー音楽で起こっているとかで、色んな話が錯綜していてまとまらないけど、ジャズは黒人の音楽というのは公民権運動などの黒人意識の高まりとリンクしたステレオタイプ的な発想で、実際には合衆国の黒人&白人にさらに中南米、スペイン、ロマとか非常に複雑に絡み合って出来ている、というのが最近の実感、っていっても多分に「アメリカ音楽史」の影響だけどね。

ベニーグッドマン楽団とほぼ同時期に結成されたのがこのBob Wills & his Texas Playboysだそうだが、Swing時代の立役者、あるいはそれ以前もジャズ黎明期には白人プレイヤーがとても多いんだな、ってのも最近の実感。

もう長くなったんで、さらにまとまらない話だけど、イギリスの作家Charles Dickensは1842年に渡米して「アメリカ紀行(上、下)/訳者略(岩波文庫)」を書いてるんだけど、その中で、ニューヨークのファイヴ・ポインツにあるアルマックスという場末のダンスホールに行ったことが書いてあって、混血のダンサーがシングルシャッフル、ダブルシャッフル、カットとクロスカットというダンスを踊るとある。伴奏は黒人のヴァイオリンとタンバリン。

これがIrish Shuffleだがまたしても12/8拍子で、これがNYのFive Pointsでタップダンスになることは容易に想像できる。

ついでにイーブン系4拍子(たぶん)のダンス。

これを出したのは、上の方のイギリスやフランスのダンスを見てもわかるけど、基本ステップにいわゆる「スキップ」があるということだ。「タラッタラッタラッタ、うさぎのダンス~」で、日本人にもなじみやすいリズムじゃないかしらん。

つまりこのスキップのステップが3連系の音楽とともにアメリカのダンス、そしてSwingになっていったんじゃないかというのが今の僕の想像であります。

というところで、今日はおしまいなんだけど、「中南米の音楽/石橋純(東京堂出版)」には、中南米の音楽の起源の中にイベリア半島にある「型と即興」というのがあって、これは単純な循環コードの型みたいなのがあって、テーマを繰り返しつつ、それに基づいて各演奏者が即興演奏をする作法が16世紀スペインで起こってヨーロッパ中に広まって、それが中南米に行ったという、つまりはこれはジャズのセッションと変わりがない!ってな話がそんな昔からあったわけで、またまたびっくりと、どこまで行くのやら(^_^;)。

では終わりのおまけで、A Song is Bornの映画全編がこちらにあった、っていっても全然見てないけど。

そのうち削除されるかもしれないけど、最初に出てくる、おなじみのライオン、Metro Goldwyn Mayerは超有名だけど、Gary Burtonの二人目の奥さん、実はBerkleeでの生徒だったんだけど、この創業者Samuel Goldwynの孫娘だったそうな(Gary Burton自伝より)。

翌日訂正:動画を全然みてなくて、たかけんさんのコメントからロシア語らしき解説が入っていて台詞がほとんど聞き取れないことがわかったので検索しなおしたんですが、英語版はあったものの音声がおかしくてとても見れたものではありませんでした。そのかわり映画の紹介動画があったのでアップしておきます、英語ですが(^_^;)。

※その後、英語完全版を見つけたので記事にしています。興味のある方はこちらをどうぞ。

 A Song is Born - Movie 英語完全版

スペイン語吹替え版はロシア語版よりはまだましかな。

最初にアップしたロシア語解説がうるさいバージョン。

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2019/01/19

CD取り込み作戦 - 取りこぼしたら、Hound Dog

未だに音楽はDLとかオンラインのSpotifyよりもCDを買いたがる古い人間でございますが、聴くのはまともなオーディオ装置がないとか、CDを整理してないとか(どこに何があるかわからない)で、とにかく買ったらPCに取り込んで、今は販売終了した「Vaio 一体型PC」の、オーディオ環境としては決してよいとはいえない、というより貧弱な再生装置で聴いているのが実情。

とはいえ、買うだけ買ってそれっきりというCDもあったみたい(自覚がない)で、そういうのは当然ながらほとんど聴いてないわけで(^_^;)。

そんな一つが、このLuneSonneという、ギター(坂野いぶき)とハンマーダルシマー(近藤彩音:パーカッション全般も担当)のユニットの自主制作CD。

このCDは、東播ジャズ倶楽部つながりで知りあった地元のギタリスト三ツ村洋平さんとこのユニットの共演が一昨年の7月、加古川のチャッツワースという紅茶専門店の二階にある小さなホールで開かれたときに購入したものだ。

Vib演奏されてるなら、ハンマーダルシマーも興味があるでしょう、と三ツ村さんにお誘いを受けたライブで、とてもよかった、ってまぁ、表現力や語彙が乏しいんで、楽器の写真をアップ。

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これがハンマーダルシマー。いい加減な記憶で確認してないけど、中近東~東欧からヨーロッパ、南欧とかあちこちに類似の楽器があるみたい。

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こちらはダルシマーを叩く木製の、なんだろう、撥といっていいのかな。奏者の近藤さんの知り合いの木工作家さんに作ってもらったものだそうだ。

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こちらは二人のギタリストのギター群、ってどんだけ持って来たんだってところですな。まぁ、プロのギタリストが何本もギターを持ってるのは珍しくないようだけど、色々と使い分けも楽しかった、っていっても記憶の彼方だけど。

Anthem

LuneSonneのCDはPCの横にずっと置いたままだったんで、改めて思い出してPC取り込みしたんだけど、次のは、あれ、これ取り込んでなかったんだっていう、Ralph TownerのCD、"Anthem"、そういえばどんな曲が入ってたか全然記憶にない。

といってもCDの演奏はYouTubeに見当たらなかったんで、ライブ映像であります。

PC取り込みはずいぶん以前、まだこのBlogを初めて間もない頃に始めたんだけど(Diditization Project X-Files・・・2005年末、13年あまり前だ~)、そのときは何も考えずに取り込んだんで、ビットレートが56kbpsという低音質で取り込んでしまったので、たまに気が向いた時に320kbpsで入れ直してるんだけど、今回はそれで"Anthem"に気がついたという次第・・・、だけど、いつ、どういう経緯で買ったか全然記憶にないのだ(^_^;)。

ついでに2005年のタイトルは、Digitilizationと書いてて、これはDigitalizationの間違い、さらにいえば僕のやってたCDや紙媒体のデジタル化はDigitizationという方がよいらしい(デジタル化 DigitizationからDiditalizationへ)ので、訂正いたしましたm(_ _)m。

とまぁ、どうでもいいメモ書きだけどLuneSonneの曲がアイルランド民謡で12/8拍子と、このところのSwing関連の記事とのつながりということで(^_^;)。

そうそう、音楽の歴史にはダンスが非常に密接につながっているというのが今回のSwing関連でよくわかったことだけど、その中で、ハバネラというのはCubaのリズムで、そのもとはフランスのContradanse (Contradanza)で、さらにそのもとはイギリスあたりのCountry Danceから来ていて、さらにハバネラがアメリカ合衆国にわたってジャズ~カントリーを経由して、ロック&ロールの始まりとされるプレスリーのHound Dogのベースパターンになったという説が最近知ったこと。

これはまた次の記事でも・・・、たぶん?

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2019/01/11

12 beat Flamenco Compás: Bulerías

冬休みが終わってBlog連続更新も終わりとか書いてたけど、相変わらず更新してるのは、Facebookをあんまり見ないし更新もしなくなったからだ。やっぱりBlog書いてる方が自分にはあってると思う・・・、また気が変わるかもしれないけど。

さて、図書館で借りた「フラメンコのすべて/有本紀明(講談社)」を少し読み始めて、びっくりしたことがある、っていっても書いてあるんだから周知のことなんだろうけど。

フラメンコには4コンパスと12コンパスの二つのリズムがある、っていうのは4拍子と12拍子。

12コンパスは、3,3,2,2,2、というパターン、これは以前に書いたアフリカの基本リズム=2,2,3,2,3をひっくり返したような似たパターンで、12/8拍子だ。

というところで便利な世の中、YouTubeで早速検索したところで、わかりやすいのがこの映像だ。

こちらはフラメンコ・ダンスのプロモ映像で、テンポはもっと速いが、3,3,2,2,2のリズムで合わせられる。

このパターンで有名なのが、上の映像のタイトルにもあるけど、ウェストサイド物語のAmericaだ。

もう一つの4コンパスは次の映像にあったけど、スペイン語だ。興味のある方は字幕をONにしてみてください。

1:15辺りから説明があって、黒板に、Compas Binario (4 Tiempos)と書いてある。

その例として、Tango、Rumba、その他いろいろと挙げているが、これはその中のFarruca。

フラメンコの本はほんの最初を読んだだけだし、この辺の映像をみただけなんで思いつき程度な話だけど、スペインのフラメンコはアフリカと同じようにリズムは跳ねないようだ。

スペインは地中海をはさんでアフリカに近いしイスラムによる征服も長いのが影響してるのかもしれない、というか本には、フラメンコはロマ由来とはいえるものの、イスラム文化の影響もひっくるめて、それはまさにスペインなのだ、みたいなことが書いてあった。

さらに当て推量をすれば、スペインが征服したラテンアメリカのリズムが跳ねないのも、このフラメンコの影響かもしれないし、4コンパスの影響で8ビート系ができたのかも。でも南米音楽には3拍子やら12/8拍子やらヘミオラも多いんだね(これは中南米のギター曲を弾いた実感)。

「アフリカ音楽の正体/塚田健一」によると、アフリカのリズムは南米でもそのままでも見られるが、ラテン音楽、特にアフロキューバンに見られるクラーベはアフリカの基本リズムを4拍子あるいは16/8拍子に伸ばしたもの、という説が紹介されているのが面白い。

下はMuseScoreで作ってみた楽譜で、上がアフリカ、下がクラーベで、アクセント位置が微妙に類似している(本ではクラーベも符点8分で1小節で書いてある)。

Clave

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2019/01/08

Dancing and Swinging

またしても、Swingのメモ、主としてWiki英語版サイトのリンクとかダンス映像とか。

英語サイトなのは、日本語サイトが不十分だとか、英語サイトはアメリカが舞台だからより正確で詳しいだろうとか、でもあんまり読んでないし、映像も途中までしか見てなかったりだから、間違ってるかもしれないけどね。

ダンス映像はどれがいいかってのは分からないけど、ま、僕の好みで。

Swing (jazz performance style)

Swing music

Juba dance

Tapについては以前にアップしてたけど、そのもとの一つになったという黒人のダンス。

Charleston (dance)

Jazz Ageの代表的なダンス、Jazzと切り離せない存在だと思われるが、そのもとはJubaだっただろうと、Wikiに書いてある。

While the dance probably came from the "star" or challenge dances that were all part of the African-American dance called Juba, the particular sequence of steps which appeared in Runnin' Wild were probably newly devised for popular appeal.[2] "At first, the step started off with a simple twisting of the feet, to rhythm in a lazy sort of way. [This could well be the Jay-Bird.] When the dance hit Harlem, a new version was added. It became a fast kicking step, kicking the feet, both forward and backward and later done with a tap." Further changes were undoubtedly made before the dance was put on stage.[3] In the words of Harold Courlander, while the Charleston had some characteristics of traditional Negro dance, it "was a synthetic creation, a newly-devised conglomerate tailored for wide spread popular appeal." Although the step known as "Jay-Bird", and other specific movement sequences are of Afro-American origin, no record of the Charleston being performed on the plantation has been discovered.

Foxtrot (dance)

これもJazz Ageのダンス、1917年から、ワルツに似た動き、ただし4拍子とWikiにある。確かにそういえばそうだな。それとこれも黒人の踊りから来ていると書いてある。

African American dancers as the source of the foxtrot. Castle saw the dance, which "had been danced by negroes, to his personal knowledge, for fifteen years, [at] a certain exclusive colored club"

(中略)

At its inception, the foxtrot was originally danced to ragtime. From the late 1910s through the 1940s, the foxtrot was the most popular fast dance, and the vast majority of records issued during these years were foxtrots. The waltz and tango, while popular, never overtook the foxtrot. Even the popularity of the Lindy hop in the 1940s did not affect the foxtrot's popularity, since it could be danced to the same records used to accompany the Lindy hop.

もともとはRagtimeで踊ったと書いてあるね。最後にあるLindy hopは後述。

Foxtrotは跳ねてるのかどうか、っていうとあんまり関係なさそうな気がする。

Wikiに、最初に踊ったときの音楽としてあるMemphis Blues、っていっても特定の曲ではなくて、1910年代のMemphisあたりの音楽ということらしい。W.C.Handyはそのスターだったらしいけど、この音楽が本物かどうかは不明。いわゆるブルースではないし、跳ねるシャッフル系でもない。Memphis Bluesは→Wiki英語版

Louis ArmstrongのMemphis Blues、ただし画面には1954とある。こちらはゆったりとしたシャッフル。

さて、図書館で借りた「アメリカンルーツ・ミュージック」にヨーロッパからアメリカに入ったダンスとしてホーンパイプが紹介されていた。

 ホーンパイプ(Wiki日本語版)

黒人のJubaに、アイルランド系、スコットランド系のJigやClogが一緒くたになってTapのもととなった、ってのは以前に書いたけど、Hornpipeも同系統のダンスだ。

アイルランドのJigやこのHornpipeは跳ねる4拍子(12/8拍子)なのが特徴で、最初の頃にアップしてたもっと古いSaltarelloなんかも似た要素があるし、僕の推量ではこのヨーロッパからもたらされた跳ねるリズムがアメリカのダンスとJazzのSwingに大きく影響したんだと思う。

「アメリカンルーツ・ミュージック」ではアパラチアンの音楽がアメリカのカントリー系音楽のもとみたいなことが書いてあったと思うけど(もう図書館に返却したので曖昧な記憶)、アパラチアンのホーンパイプはイーブンらしい。

Step Dancing, Liverpool Hornpipe、1963年のフィルム

(Scottish) Highland Dance Wiki英語版

3連系とイーブン系があるようだ。アイルランドのJigとReelも同じだな。

次のは、Scottish Highland Dancing - Sailor's Hornpipe /Californiaで、これはイーブン。Scottishとあるけど、カリフォルニアだから、アパラチアンでは跳ねないというのはこういうのかな?

この辺りのダンスは同じような要素があって、名称もいくつかあって、その区別も曖昧なように思える。

これは英国のHighland Danceに関するサイト、読んでないけどリンクだけ、読まないかも(^_^;)。

The History of Highland Dancing

次もアメリカ、Blue Grass Clog Dancing。

Tapのもとになったという、Clog Dance:Wiki英語版 →イギリス版、アメリカ版などへのリンクあり。

続いてイーブン系と、後半は9/8拍子系つまり3連符の3拍子で始まって、途中から6/8=2拍子(それとも12/8=4拍子?)になる変則的なイギリスのClog。

下はたまたま見つけた、Hungarian Czardas。

挨拶が長くて踊りは2:20辺りから始まるので、飛ばしてね。

Clevelandとあるから踊ってるのはアメリカ人だろう。前半のソロでは跳ねる感じがあるけど、後半のパートナーダンスではイーブンかな。

最後は、Jazz Age終焉後に起こったSwing Era Wiki日本語版、1935~1946年。

Jazz Ageより後代のSwing Jazz時代のダンス。

Jitterbug, 1934~?、下の映像は音楽をあとからダンス映像につけ足したみたい。

2019.1.14追記:
Foxtrotで引用した英語Wiki解説にあったLindy Hop。シャッフル系の速いリズムがSwingになったという推測が当たってる感じ。下は新しい映像。Lindy Hopは1990年代後半から2000年代前半にも流行したそうだが、しらんかったか覚えてない。1993年のアメリカ映画「Swing Kids」(佐藤亜紀の小説も同じ題材)で第二次大戦中のドイツでのダンスシーンがLindy Hopだったらしく、その影響でリバイバルしたらしい。日本スウィングダンス協会サイトに解説あり。これについてはまた書く予定、たぶん。

Lindy Hop(1928 in Harlem), 

The Lindy hop is an American dance which was born in Harlem, New York City, in 1928 and has evolved since then with the jazz music of that time. It was very popular during the swing era of the late 1930s and early 1940s. Lindy was a fusion of many dances that preceded it or were popular during its development but is mainly based on jazz, tap, breakaway, and Charleston. It is frequently described as a jazz dance and is a member of the swing dance family.

こちらのサイトにも参考音楽リンクがたくさんあった。講演会の資料としてのリンクだけみたいだけど。

ビッグバンドで辿るジャズの歴史(戦前編)

で、どさくさに紛れて最後にメモ:

JazzとDanceは切っても切り離せない関係で、12/8拍子はアフリカにもヨーロッパにもあって、つまり黒人も白人も共通なところがあるけど、Swingはアフリカンルーツというよりは、ヨーロピアンルーツの跳ねるリズムがダンスに取り入れられたのに平行して音楽にも取り入れられた結果ではないかな?

そして70年前後から広まったイーブンなビートは、8ビートがアフリカンルーツなのではなく、同じ12/8でも跳ねないリズムがアフリカンルーツであって、そしてそれが色濃く残っていたブラジルなんかのリズムがどんどんと取り入れられたのが、アフリカンルーツを取り戻したという話につながるのかも?

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ということで、今日、アマゾンで注文した2冊が来たんだけど、ご覧の通りで読もうと思ってたまった本がいっぱい(^_^;)。上の5冊が図書館で借りた本、下の4冊は購入した本です。

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2019/01/06

神は仕事を急がない

先ほど、NHKスペシャルでサグラダファミリアのイエスの塔の建設が始まる、という特集番組を見ていた。

うん、NHKは結構見てるな。

日本人の外尾氏が塔の内装の責任者、デザイナーだそうで、それはそれは大したものだ。

サグラダファミリアはすでに130年以上も建設が続いていて、まだまだ終わらない、というのはよく知られたことだと思うけど、多くの人々がこれだけの期間、引き続いて携わってこれたのには次の言葉があるからだそうだ。

神は仕事を急がない。

諸君、明日はもっと良い仕事をしよう。

ガウディの言葉だったのか、もっと古い言葉なのかは聞き逃したけど、いい言葉だ。

日本人、特に経営者たちに聞いてもらいたい言葉だ。

何かと言うと、「スピード」、二言目には「費用対効果」、なんていう世界にはうんざりしている。

でも僕はまだゆとりのある時代を生きてきたからラッキーだったと、・・・なんて思うわけで。

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で、楽しみなのは4月にスペインに行くから、サグラダファミリアも見てくるんだな。

\\(^o^)//

写真はスペインではなくて、一昨年、おっと、もう一昨々年の6月に行ったイタリア、ヴェネツィアの風景。イタリア旅行記もミラノで中断してるな~。

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Afro Blueはヘミオラ?

まずは、Afro BlueじゃなくてFBフレンドのLeoさんのオリジナル曲。

Leoさんは以前にもここでご紹介したことがある。

Waltz for Debby

ずいぶん以前にこのYouTube画面の楽譜をキャプチャしてたものの、楽譜を見ながら弾くと、叩くバーの位置がわからなくて外しまくりなので、今まではなかなかと手が出なかった。

去年の秋ごろから例の黒本とかReal Bookにある曲のテーマを、メトロノームに合わせて楽譜をそのまま、つまりメロディーも譜割り通りに弾く練習をボチボチしてたのと、スティックコントロールの成果もあったりして、以前よりはかなり見ながら弾けるようになってきた、といってもまだまだだけどね。

譜割りをその通りに弾くってのも、クラッシクギターでは当たり前なんだけど、Vibはいい加減なインプロの癖がついてるんで、ついついテキトーになるんだよね。

これもスティックコントロールで色んなリズムパターンを練習している成果といえるし、最近はやっとマレットアタックを脱力して落とすコツがわかりかけてきた・・・、って前から書いてたことで、今さらかよ!って話ですが(^_^;)。

もっと時間が出来たら挑戦してみたいのがこちらのイントロとテーマ、これもLeoさんの採譜をキャプチャしてある。

ところでLeoさんは6/8拍子で記譜しているけど、Real Bookでは3/4拍子だ。

一般的には3拍子で演奏されるようだけど、以前に書いていた「アフリカ音楽の正体/塚田健一」に従えば、6/8の2拍子のヘミオラとすべきということになりそうだから、Leoさんの記譜が正統ということになるかな、って思ったんだけど、これはReal Bookの2小節を6/8で1小節に書いたんだな。

全体に3拍子な感じはあるけど、12/16拍子的、っていうと細かいけど符点8分が1拍の2拍子的な感じもあるし、小曽根さんのソロは2拍子になるところがあるね。

作曲者のMongo Santamariaの演奏も概ね3拍子っぽいけど、イントロはベースが3拍子で入るまでは6/8の2拍子な感じだし、全体にリズムをヅタタ・ヅタタと2拍子にとっても違和感はない。

「アフリカ音楽の正体」を読むまでは、3拍子の曲がなんでアフロなのかと思ってたんだけど、6/8拍子のヘミオラとすればまさにアフロなんだね。

今回のタイトルも「Swingしなけりゃ、Afro Blue」にでもすればよかったんだけど、いい加減飽きたのよ(^_^;)。

とはいえ、Swingこねくり回しはまだ終わってなくて、今日は図書館でこんな本を借りてきた。

・フラメンコのすべて/有本紀明
アフリカ~ラテンアメリカのラインだとこの辺も読んでみようかと。

・西洋音楽史再入門/村田千尋
もともと西洋音楽は興味あるし、アメリカ音楽のもとでもあるし。

・中南米の音楽/石橋純
アフリカ~ラテンアメリカ、以前に借りたけどあんまり読まずに返した。

・アフリカ音楽の正体/塚田健一
また借りて読み直し

・地球の歩き方 スペイン
実はね、4月にスペイン旅行に行くんですよ(^o^)v。

それからアマゾンで検索して昨日注文したのが次の本。

・アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
 /(講談社選書メチエ) 大和田 俊之
・ブルースと話し込む (Conversation with the Blues)
 /ポール・オリヴァー、日暮 泰文訳

リスナー向けの本(ジャズ入門とかアルバム100選とか)は興味ないけど、文化史的なのは面白いんだな。フィッツジェラルドの短編集もあるし、練習もしなきゃいけないし、あ~、時間が足りない!、といいつつダラダラしてたり(^_^;)。

しかしそろそろVoyageの原稿もまとめないとな~。

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2019/01/04

Swingしなけりゃ、No Bananas

「Swingしなけりゃ、」シリーズ、って、まぁ、僕の最近の一連の投稿の話。

色々と検索している中で、フィッツジェラルドの「ジャズ・エイジのこだま/Echos of The Jazz Age, 1931(「崩壊」-フィッツジェラルド作品集3に収録)」と「ジャズ・エイジの物語-フィッツジェラルド作品集1」というのがあったんで、おぉ、フィッツジェラルドか、っていうことでAmazonで古本を注文したのが昨日と今日に分かれて届いた。

で、「ジャズ・エイジのこだま」の中にあった文がJazzの語源に関するものなので引用しよう(前回投稿にも書き足してます)。

ジャズという言葉は社会的に立派な言葉として認められるようになったが、その過程において、最初はセックスを意味し、次いでダンス、その後、音楽を意味するようになったのである。

でもほんまなのかな?、ってJazz Ageを生きたフィッツジェラルドが書いてるんだから根拠のないことではないんだろうけど。

というのとは関係なくて、同じエッセイの最後の方にある文が気になった。

あの頃はメチルアルコールを飲み、毎日があらゆる点で楽しくなっていった。スカートを短くする初めての試みがあったし、セータードレスを着た娘たちはみな同じようにみえた。つき合いたくない連中は「そう、バナナはないよ」といったものだった。

「スカートを短くする・・・」というのはダンスのCharlestonと密接に関係してると思うね・・・、ではなくて気になったのは「そう、バナナはないよ」、ですな。

本の(注)にこのフレーズは「当時流行のコミック・ソング」とあるんで思い出したのが、Phil Woodsのアルバムについて9年も前に投稿した記事だ。

Close, But No Chromatic Banana.

アルバム・タイトル"Chromatic Banana"に関連して英会話学校に行ってた頃に習った"Close, but no bananas."というフレーズのこともこの記事に書いてて、Jazz Ageに似たようなタイトルで流行った歌があったんだとうれしくなって検索して出てきたのが、下の歌、"Yes, We Have No Bananas"だ。

曲については、Wiki日本語版に解説がある。

1923年の録音とのことだ。これはイーブンっぽいかな。

この曲に刺激されて出来たのが"Yes, We Have No Bananas Blues"という曲だそうで、お聴きの通りSwingっぽい曲だ。Jazz AgeにはもうSwingが一般的だったんだね、って今さらな話だけど、音楽形式のBluesではない。

歌詞はこちらにあるけど、音楽形式のBluesではない曲にBluesってタイトルがつくのは昔からあるんだな。みんな、何かにつけて"Yes, we have no bananas."ばかりいうんで嫌になっちゃう、ブルーになっちゃう、っていうところだね。

ついでに再生された1928年の曲もSwing系だ。マリリン・モンローが歌ったのが有名だと思う。

せっかくなんで英語ネタをば・・・、ちょっと疑問なのがなんで"Yes"なのか?ってところ。否定文なら、"No, we have no bananas."ってならないのかね?

"Do you have (any) banana?"という疑問文なら、"No,"って答えると思うけど、"You don't have any banana?"と聞かれたら、"Yes,"もあり得るのかな?

それから、僕が習った"Close, but no bananas."についてはURBAN DICTIONARYに解説があったんだけど、上の曲との関係には言及されてない。でも何か関係ありそうな気がするね・・・、しらんけど。

ということで、今日で冬休みは終わりなんで、連続投稿はこれまで、かな。

僕の会社はこういう場合の土曜出勤が好きなんだね~、まぁ、官公庁は今日から始まってるけど。

で、今年の目標、というか願望は次期嘱託契約で、っていうのは今年の5月から来年の4月末だけど、それでめでたく隠居の身になりたい、ってことだな。

 

 

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2019/01/03

Swingしなけりゃ、Tap Dancing、Jazz Age

前回のTap Dancingの続きメモ:

「アメリカン・ルーツ・ミュージック/奥和宏」

1790年国勢調査:アメリカ移民 イングランド系約5割、黒人(奴隷及び自由人)2割弱、ケルト系諸民族(アイルランド、ブリテン)も2割程度、その後に続くのはドイツ系、オランダ系、フランス系。

ケルト系で多いのがスコッツアイルランドで、スコットランドに住んでいた人々がアイルランドのアルスター地方に移住し、さらにアメリカに渡った人々で、アメリカ音楽に大きな影響があった。

映像内容箇条書き:

Tapは最初のアメリカ独自のアートの一つである

TapはFive Points、現在のNYCチャイナタウンで起こった

このスラムはNYCの人種の坩堝(るつぼ)の最初の地である

パーカッシブなダンスは、アフリカの儀式、アイルランドのJig、イギリスのClogに由来する

1800年代、アイルランド移民と黒人は隣り合う地域に住んで働いていた

2002年映画、Gangs of New York (Martin Scorsese監督、1863年のNYC Five Pointsが舞台):Tap dancingについて言及

"Rhythms of the dark continent thrown into the kettle with an Irish shindig"

打楽器を禁じられた黒人が体や足を打楽器代わりに使いだしたという説.

その即興性がジャズにも取り入れられ、Tapも即興(improvisation)という点ではジャズといえる

1800年代の記録によると、Tapは白人や黒人にとって、ホールなどでの娯楽となっていた

Minstrel Showではヴァイオリンやバンジョーで奏でるフォークソング、Irish Reelはポップソングで、その発展とともにTapも発展した

Master Juba(Willian Henry Lane)はヨーロッパ公演も行った

19世紀末頃にはMinstrel Showは喜劇だったために、Tapはアメリカンコメディーとつながっていた

「NHK 映像の世紀第3集 それはマンハッタンから始まった」-YouTubeにあったけど、知らずに中古DVD購入しましたぜ!、NHKだからそのうちに削除されるかも。

第一次大戦 1914~1918

黒人だけの部隊-欧州でジャズ演奏をして喝采を浴びる→帰国後、黒人の自信、権利を求めての反乱などにつながる。

「ジャズエイジのこだま(1931)/フィッツジェラルド作品集3/F.S.Fitzgerald/訳:井上謙治、他」

第一次大戦中に欧州文化から隔絶されたアメリカは、南部、西部に新しいものを求めていった。若い女性の無軌道な行動が主体で起こったジャズ・エイジの揺籃期から、徐々にその上の世代が取って代わり狂乱時代になり、そして大恐慌(1929.10)に至る。

「ジャズという言葉は社会的に立派な言葉として認められるようになったが、その過程において、最初はセックスを意味し、次いでダンス、その後、音楽を意味するようになったのである。」

この時代はちょうど上記の「NHK映像の世紀」で鑑賞できます。

Ragtime 1895~1929

上記音源は、跳ねるようなリズムもあるが、概ねイーブンでシンコペーションも抑え気味な感じ。

ここまで。

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Swingしなけりゃ、Dancing!

年末に映画「ボヘミアン・ラプソディー」をみてからしばらくはQueen熱みたいだったんだけど、それも昨日の投稿でおしまい。

この記事は、Voyage原稿でなにか考えなきゃと始めた「Swignしなけりゃ、~」の個人的メモです。とりあえず書いとかないと忘れるので(^_^;)。

去年から「Swingしなけりゃ、」で色々調べてるわけ、っていうかダラダラ、ネット検索してるだけなんだけど、ジャズは白人のためのダンス音楽だった、ってのもだんだんと怪しくなってきたというのが、ここしばらくの感触かな。

ダンス音楽っていう以上はダンスを調べる必要があるわけで、発端の佐藤亜紀の「スウィングしなけりゃ意味がない」には、チャールストン(1923)やフォックストロットだったと巻末の解説にある。

Wiki英語版によると、Charlestonは黒人のダンスJubaから来ていると思われる、らしい。下の楽譜は、Wiki英語版にあるCharlestonのリズムパターン。

Charleston_rhythm_with_notes

Jubaはコンゴからサウスカロライナに奴隷として連れてこられた黒人が農園で踊ったとされ、オランダ領ギアナ、カリブ海諸国などでも見られるそうで、タップダンスのもととなったらしい。

これは1840年代とぐんと遡り、Jubaとタップがどうやらつながっているらしいことがわかるが、Jazzという言葉がダンスの一種のように語られている、かな、違うかな?

それからMinstrel Show(Minstrelsy)というのが出てくるが、これについては図書館で見つけた本、「アメリカン・ルーツ・ミュージック/奥和宏」に色々と書かれていて、またこの本も面白いんだけど、主としてカントリー系音楽と楽器(ギター、バンジョー、フィドル等)が中心なんで、ジャズ関連になると参考になることは結構あるものの、分散していてなかなかと把握しにくい。

さらにはアイルランド移民と黒人が隣り合わせで住んでいた時代があって、互いに影響しあったなんてね、それぞれの音楽=12/8拍子系だってのは以前書いたとおりだから、JigとJubaがつながっていくのも自然な流れだったんじゃないかしらん。

Charlsetonは1920年代後半には一旦下火になるがそれは長いドレスが流行ったから、らしく、1930年台以後に再燃、そのときには当時のswing jazzに合わせた形になった、とある。つまり音楽が先ということ?

それ以前にRagtimeがあって、それに合わせたダンスがCharlestonやFoxtrotとかいう話もあったような。

とりあえずここまで。

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2019/01/02

2019謹賀新年

あけましておめでとうございます。

ここ3年はスターウォーズが新春映画で続いたけど、今年は残念ながらありません。

ありませんが、大晦日に見た「ボヘミアン・ラプソディー」がとても素晴らしくて、感動しました。

スターウォーズよりずっとよい、というのは音楽映画だからというのが僕には多いにありますが、映画としての評価、話題としてもずっとよいみたいです(たぶん)。

Queenについてはよくは知らないのですが、リアルタイムで覚えているのは映画「フラッシュ・ゴードン」で、これは新婚時代、封切り時に家内と見に行った思い出の映画でもあり、Queenが音楽担当というのも話題になっていました。

まぁ、映画やQueenについてはそこらじゅうで語られているんで、よく知らない僕はとにかく大画面、大音響で見て聴けたのが、とてもよかったです。

泣く人続出らしいですが、ストーリーそのもの以上に、音楽でなんか泣けてきそうなシーンがいっぱい、っていうか最初のフレッドが入る前のバンド演奏シーンですでに泣けそうになってしまったし。やっぱり音楽、歌の力って大きいなと再認識した次第。

俳優さん方が実際にどの程度の演奏ができるのかは知りませんが、映像で見る限り実に自然だったのも感動ものでした。

圧巻はやっぱり最後のライブエイドで、YouTubeにアップされている実際の映像をみると実によく再現してるなと思います、本物のフレッドの方が上背があってマッチョな感じですけど。

一回しか映画はみてないんでいい加減な記憶ではありますが、本物のライブエイド映像との違いを感じたのは観客の動きかな。やっぱり本当にステージと一体になった波打つような観客の動きはPCのフルスクリーンでみてもすごいです。エキストラやCGではそこまでは表現しきれなかったんじゃないかと思ったり。

大晦日から折に触れては、ネットでQueenに関する記事やらYouTube音源を聴いたりしてます。とはいえ、今のところはQueenにはまってCD買って、とはならないですが。

参考サイト
映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た人に読んでほしいクイーンの話

『ボヘミアン・ラプソディ』伝説のライヴ・シーンは大きな挑戦だった・・・撮影監督が明かす

How ‘Bohemian Rhapsody’ Recreated 1985’s Live Aid

Akimg1316_2 で、大晦日~年明けは、11月末にアイルランドのワーホリから帰国した息子を連れて家内と3人で例年通り、近所のお寺さんにお参り~年越しで、除夜の鐘をついて、振舞いの年越しそばやぜんざいなどをいただきました。

いつもより早めにいったら、本堂での御務めに参加できたので、除夜の鐘の番号札をいただけたのがうれしかった。

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こちらはいつもの隣町の洋食屋さんのおせちと、家内の手作りおせち。もうほとんど食べてしまいましたが。

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そして今日2日の午前中は例年通りの、近くの神社に初詣と車のお祓いに行ってきました。陽の暖かな、とてもよい天気でした。

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恒例のおみくじは「小吉」、毎度ながら「学問:自己の弱さに負けず勉学せよ」。

次の月曜はStick Controlレッスン日、さぼってたスティック練習をしなければ(^_^;)。

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