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2019/01/30

Lem Winchester

タイトルのまんま、ロシアンルーレットで亡くなったことで有名なVib奏者だが、僕はほぼ聴いたことがなかった。

最近は「ほぼほぼ」っていう人が多いけどね、「ほぼほぼ聴いたことがない」っていうと、「ほぼ聴いたことがない」よりも少しは聴いてたかも、ってニュアンスになるかしらん? 僕は使わない言葉だけどね、ってどうでもいい話。

最近、学生時代の後輩がFacebookでLPの紹介をしてたんで、YouTubeで聴いてみた。

学生のときに先輩からロシアンルーレットの賭けで亡くなったと聞いてたんで、 ちょっと調べてみたら、英語サイトではどこも「銃のトリックを友人に見せよう として失敗した事故だった」と書いてあるので、さらに調べてみた。

History Matters: 'Bop Cop' Lem Winchester

こちらにもっと詳しい情報があった。

もともと無謀で気性が激しいとか、 躁鬱の気があったらしいとか、たちの悪い悪戯をしたりとか(警察のロッカーに爆竹しかけたなんて信じられないようなのが書いてある)、警官を止めたのも奥さんに暴力をふるったので警官を続けられなくなったとか書いてある。

件のロシアンルーレットも賭けではなくて、バーでたまたま店主が銃を持っていたので警官時代にやっていたトリックを見せびらかそうとしたのが失敗した、とある。

“And he had a headache so he asked the bartender for an aspirin - so when the bartender opened his drawer, he was actually the owner of the club too - Lem Winchester saw that he had a gun, so Lem Winchester said let me show you this trick I used to do with my police service revolver,” Davidson said. “So he used to take out all of the bullets in step 1, and he used to put it to his head and go click and scare the living daylights out of his friends.”

But this time his Russian roulette trick didn’t work.

“He screwed up the trick and blew his brains out,”

まぁ、ネット情報なんでどこまで本当かわからないけどなんとも悲しい話だ。

日本語のサイトでは色々と尾ひれがついて、ステージでロシアンルーレットをやったとか、警官の仕事のストレスが半端じゃないからそういうことをしたんだとか、あることないことまことしやかに書かれている。

これが後輩がおすすめしてた「Like Someone In Love」。

なるほどね、っとはいうもののこの時代のジャズはやっぱりCDを買おうとまでは思わないなぁ。

ところでこの出だしのテーマバックでのVibの音を聴いてなんだかなつかしい感じがして思い出したのが下のアリア(Place Vendôme/The Swingle Singers & Modern Jazz Quartet)だ。

最初のテーマ繰り返しになったところで入るVibのバックのソロのラインが同じじゃないけど、なんだか似ている気がする。

Lem Winchesterの録音が1960年、アリアは1966年でWinchesterの方が古いから、生きていたらMilt Jacksonと双璧をなしていたかも、というのはうなづける演奏ではあります。

ただ、この2曲だけを聴き比べたところでは、LemさんよりMiltさんの方が僕にはすっと心に響いてくる。

といっても6年の差があるからそれだけ力量差も出てるだろうし、もっといえば、アリアの方は高校のときから散々聴き倒して身に染み付いているというのが大きいんだけどね。

以前にもどっかで書いたけど、あ、いやVoyageの去年の記事に書いたんだけど、Gary BurtonよりもMilt JacksonのVibの方をずっと先に聴いていたんだな。

ま~、なんというか、一度だけ昔のBlue Note OsakaでMilt Jacksonのナマの演奏を聴いたんだけど、それはそれは素晴らしかった。

最初の音を一つ、ポ~ンと叩いた響きだけで心が揺さぶられるようにジ~ンときたし、ライブを聴いてるうちに涙が出てきたのはあれが最初だ。Burtonの演奏でもそこまでは心に響かなかったんだな。

とはいえ、それは高校の頃から耳に親しんでいた音が、僕の心の底の方にあった音の記憶と共鳴したのかもしれない、なんて柄にもないことをいってみたり(^_^;)。

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