« Roots of Rhythm | トップページ | 寒い日にスペイン語 »

2019/02/07

A Song is Born - Movie 英語完全版

前回の「Roots of Rhythm」の映像を見つけたより先に見つけていた映像がある。

先月にアップしてた映画"A Song is Born"の英語完全版、それも英語字幕付きだ!

といっても設定で字幕設定をしないと出てこないが、少なくとも英語は正確に違いないし、日本語設定にすれば変なところはあるとはいえ、日本語字幕も出せる。

これで映画が全部鑑賞出来るだけでなく、"The History of Jazz"の正確な文章がわかるぞ~(^o^)v。

その前に、17分の辺りで当時のポップなスタイルの名前が出てくる。

Sure. There's swing, jive, jump....
Blues, two-beat Dixie, rebop and...

以前にたかけんさんからコメントをいただいたことだけど、RebopというのはBebopの初期の名称で、イギリスでは1970年代まで通用していたとUrban Dictionaryにあった。

他のスタイルの具体的な内容はまたのこととして(いつのことやら(^_^;)、気になるのが、two-beat Dixieという名称だ。

日本でいう4ビート、8ビート、2ビートとかいうのは和製英語で海外では通用しない、というのは恥ずかしながら去年まで知らなかった。

4ビートはswing feelとか4th note feel、8ビートはstraight feel、8th note feelなどというらしい。2ビートはなんだったかな、balladだったかな?

ではここに出てきたtwo-beatって何かって調べたら、コロンビア大学(たぶん)のJazz Glossaryに出ていた。

two-beat

Also "playing in two." A form of rhythm organization in which the first and third beats of the bar are emphasized (particularly by the bass), often leaving the second and fourth beats silent, with a resulting "boom-chick" feel. Two-beat was especially common in early jazz, but can be found in all eras.

日本で2ビートといえばスローなバラードを指すことが多いが、全然違っていて、1、3拍目を強くする、いわゆるオンビートでベースを弾くスタイルだ。そうえいばデキシーやニューオリンズジャズではチューバが、ボッ、ボッと1、3拍目でなっているね。

テンポも速くて日本とは全然違う意味なんだ。

このJazz Glossaryも色々と参考になりそうだ。

ということで本編-"The History of Jazz"-Danny Kaye扮するProf. Frisbeeが洒落た台詞で始めている。

Let's start on the downbeat and take off!

太字のところが聞き間違いで訂正した部分だが、割とよく聞き取れていたと思う・・・実は再生速度を75%に落として聞きとったのでした(^_^;)。

The History of Jazz

From Africa came the first musical instrument, a drum.
A hollow trunk of a tree or a taut of animal hide supplied the rhythm or beat.
To the basic rhythm was added the human voice.
Next, the first wind instrument, the shepherd's flute.
The basic beat of the tom-tom, the same thematic strain of the chant that was carried across oceans and contained in early Spanish music after the invention of the guitar.
It spread to countries which share the Spanish language.
Cuba, Western Indies, and South America where the rhythm or beat assumed a new form of expression.
The ever-winding cycle finally reached the shores of the southern United States where the beat was momentarily lost, but the melody was woven into the pure Negro spiritual.
And the beat returned.

この前の場面で、黒板に「Origins of Jazz」のチャートが出ているので、エクセルで再現してみた。

Origins_of_jazz

右下の欄は画面がボケてて読み取れなかったので予想した内容。

それからProf. Frisbeeの説明にあった、スペイン~中南米から合衆国へつながる矢印がなかったので、それを一点鎖線の矢印で付け加えた。

とはいえ、この図で目新しいことがわかったわけではないんだけどね。

映画のストーリー自体は他愛のない恋愛映画だけど、いわゆるジャズレジェンドがいっぱい出演しているというのが今となっては一番の目玉だろう。

最後に主演の二人と、錚々たるミュージシャンたちのリストを英語版Wikiから引用。

Danny Kaye as Professor Hobart Frisbee
Virginia Mayo as Honey Swanson
Benny Goodman as Professor Magenbruch
Tommy Dorsey as Himself
Louis Armstrong as Himself
Charlie Barnet as Himself
Lionel Hampton as Himself
Mel Powell as Himself
Buck and Bubbles
 Buck Washington as Buck
 John William Sublett as Bubbles
The Page Cavanaugh Trio as Themselves
The Golden Gate Quartet as Themselves
Russo and the Samba Kings as Themselves

|

« Roots of Rhythm | トップページ | 寒い日にスペイン語 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: A Song is Born - Movie 英語完全版:

« Roots of Rhythm | トップページ | 寒い日にスペイン語 »