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2019/02/10

African Rhythm

またSwing関連の話。

IrishとかSpanishとかヨーロッパ伝来の話が多くなってしまっていたけど、今回はアフリカン。

この映像はFacebookでシェアされてたガーナのAGBEVEKORFE RENAISSANCE BRASS BANDの演奏で、ガーナの伝統民謡とGhana Nyigbaという2曲を編曲したものだそうだ。

で、これを見て聴いて、これは何拍子であろうかという話。

ブラスの音を聴いていると、普通の2/4拍子のように聞こえませんか?あるいは3/4拍子?

でもね、彼らのステップをみると明らかにシャッフル、つまり12/8拍子なんだな。

最初のカウベルのカウントとシェーカー(右端の女性)は、2,2,1,2,2,2,1で、以前に書いてた「アフリカ音楽の正体/塚田健一」にあった、2,2,3,2,3のリズムに似ている。

といってもわかりにくいので、パターンを書いてみた。

Africanghana

真ん中の段がカウベルのパターンで、4分音符2つが3組(6/4拍子)のように聞こえる。

それを12/8拍子のアクセント位置で記したのが上段の8分音符の下側に書いたアクセントで、2,2,1,2,2,2,1の位置になる。

上段の上側につけたアクセントがアフリカの基本リズムという2,2,3,2,3の位置で、同じ位置に下側のアクセントもある。

一方で下段の符点4分がブラスの足の動きだ。

しかし映像の前列のそれぞれの太鼓とかブラスのメロディーがどういう風に上に書いたリズムと関係しているのか、なんど聴いてもわからん(T_T)。

とにかく複雑なリズムなのに少年レベルで当たり前のように演奏しているリズム感がなんとも驚異的で見事だ。

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コメント

ポリリズムと言われる所以ですね。クラーベのふるさとでしょうか。メロディラインはボクには6/4拍子にも聞こえます。

投稿: たかけん | 2019/02/13 00:24

たかけんさん、コメントをありがとうございます。

最初と後半で違う曲を演奏してるということですが、最初のテーマは聴けば聴くほどわからなくなります。

後半のテーマは6/4拍子に聞こえますが、シャッフルのステップで演奏してるのがすごいです。彼らのステップがなかったらシャッフルとは気づかないところでした。

「アフリカ音楽の正体」によると、アフリカのリズムは一般にいうポリリズムよりもっと複雑で、それぞれの奏者がバラバラな感じなのに全体として誰も叩いていないようなリズムが聞こえてくる多層な構造で、曲によってはそれぞれの奏者の小節の頭が同じでないとか、実に複雑らしいです。

客席で途中から踊り出すおばさんもシャッフルのリズムなので、彼らの体には染み付いてるんでしょうね。

こうしたリズム感は合衆国よりも中南米に色濃く残ってるそうで、それがクラーベになったようですね。

投稿: taki | 2019/02/13 22:06

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