Canarios、ヘミオラで思い出せなかった曲
Voyage原稿は例年はもう書き終わってるところだけど今年は相も変わらず一筆も進まず、だらだら・・・。
で、以前にヘミオラについてグダグダ書いてたときに思い出せなかったギターの曲が見つかったのでメモに、また本借りた、などなど。
YouTubeで"canarios guitar"で検索すれば、超有名なギタリストも含めていっぱい出てくるけど、まぁ、きれいなお嬢さんの映像がやっぱりいいかと(^_^;)。
Sanzの曲だったんだ。
Gaspar Sanzは17世紀スペインの音楽家で、クラシックギターをやってればそのうちに必ず出会う作曲家だ。PDだからネットで検索すればフリーの楽譜もDLできる、もちろんDLしたけどね。
こちらはバロックギターの演奏。
すごくダンサブルな演奏だけど、この時代はたぶん基本的にダンス音楽だったんだと思う。
次は途中からCanariosが始まるので、そこからの再生にしている。曲想がちょっと違うけどね。
これは実際にダンスの映像だ。これ以外にもダンスの映像を見かけた。
ヘミオラをもう一度確認しておくと、この曲の場合は6/8拍子で書かれているんだけど、3+3の2拍子と、2+2+2の3拍子が交互に出てくる形式だ。
Canariosを見つけたきっかけはFBフレンドさんで高校の同級生だったY君がスペインにおけるイスラムの影響とかなんとか投稿していて、紹介されていたのが「ESPANA ETERNAL/」Jordi Savall」という11枚組のCDで、面白そうなんでYouTubeで検索してみたら出てきたのが下の映像。
この映像から、う~ん、ここでは演奏してないな(^_^;)、なんか忘れたけどその関連で見つけたのだった。
あ、そうそう、18:18から始まるハープ独奏による"TARANTELA" - Lucas Ruiz de Ribayazが有名なSicilianaに似ていてそれが思い出せなかったので検索したとき、なんかの拍子に見つけたんだ、なんてのはどうでもいいか。
しかしこの演奏もダンサブルで、なおかつ6/8、あるいは12/8拍子と書けそうな曲が古楽に多いことがわかる。長いですが、興味のある方はどうぞ。
Sicilianaは以前にもアップしたかもしれないけど、もとは16世紀イタリアのシチリア地方の作者不詳の舞曲で、レスピーギがオーケストラ用に編曲したものが有名だ。
Y君が紹介していた「ESPANA ETERNA」は11枚組CDにもかかわらずAmazonで4000円以下だったんで注文してしまった。イギリスから届くらしい。
CDについては、Warner Music Japanのサイトに簡単な説明がある。
同時に紹介していた「寛容の文化/マリア・ロサ・メノカル-訳-足立孝」も古本にあったんで注文して昨日届いたのが、下の写真の通り。
で、なんだこの写真は、っていうと、左右両端は図書館でなんとなく借りてきた2冊(^_^;)、「別の言葉で/ジュンバ・ラヒリ-中嶋浩郎訳」と「文学会議/セサル・アイラ-柳原敦訳」・・・今回はすぐ読めるような薄い本にしたから、たぶん読めるだろう。
ピンク文字の本はスペイン語お勉強用・・・全然進んでないけど。
後ろに見える音符はこれも以前に書いてたんだけど、Tatyanaさんが弾いている「Incantation No.2」の楽譜だ・・・、結局注文してしまったけど、まぁ、なかなかの難物であります。ついでながら左端上にわずかに見える楽譜の切れ端がDLしたCanarios。
Incantation No.2は素敵な曲なんで再掲。
前々回の投稿に書いてた「ギリシア人の物語-I/塩野七生」は結局少しだけ読んだだけで期限切れで返却したので、またのお楽しみにということで。
「ジャズの歴史物語/油井正一」は概ね読んだかな。これまでウダウダ書いてたジャズの歴史が初期のラテンアメリカの影響まで含めてほとんど網羅されてて、まぁ、参ったね(^_^;)、さすが油井正一大先生だ。
「大衆音楽の真実/中村とうよう」はまだほとんど手つかずだけど、「ジャズは形式である」とかなんとか書いてあったのが面白そうな。
これはおまけというか、たまたま続けて再生されたSanzのギター合奏。後ろにいるフレームドラムの音があまり聞こえないのが残念だけど、美しいハーモニーだ。
で、最後はギターという以外はなんの関係もないけど、この方もFBでフォローしているお好みの女性ギタリスト、Gabriellaさん。ABBAの曲はなつかしいな~。
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