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2020/03/21

花粉症薬で悩む

つづけて健康関連。

年齢のせいかどうか、ここ数年は春先や秋にはアレルギー、花粉症が出て、昨秋からは冬になっても治まらずに続いていたので、以前に書いていた耳鼻科でもらった薬を飲んだり飲まなかったり。

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だけど、どうもいつまでも続くのでこのところは続けていたら、症状は治まっているもののやたらと口内が乾いて、とうとう口唇がカリカリ、ポン酢でタジン鍋料理を食べたらシミルしみる。

で、例によってネット検索したら花粉症の薬は唾液の分泌を抑える副作用があるということで、ザイザルの副作用にも「口渇」と書いてあるではないか。唾液分泌が悪くて口内乾燥があると風邪にかかりやすいとか、コロナも心配になる。

というわけで一昨日から飲むのをやめたら、昨日から口内もほぼ元に戻って良いヨイ、だけど鼻水が止まらなかった。

特に昨日の午後にショーファーで隣町の業務スーパーまで出かけた時は、天気もよいし風も強いし、花粉も飛びまくってたのか最悪だった。

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で、昨日の帰宅後は自室件仏間件音楽練習室件楽器置き場のエアコンで「空気清浄」というのを初めて(!)起動してみたら、夕方にはだんだんと回復して、それからはずっと大したこともなくて、今日は薬を飲んでなくても、たまにくしゃみと鼻水がでる程度で治まっている。

なんだかよくわからんけど、薬に頼るよりは空気をきれいにしろ、ってことか、ハウスダストもあったかも、まさに灯台下暗し!

しかし薬を飲むのを勝手にやめてはいけないという注意書きもあるし、続けている方が症状が軽くなっていくという話もあるので、今がその時という可能性もあるかもしれないが、以前は飲んだり飲まなかったりだしな~。さて、これで調子よく行ければいいんだけどね。

一方で寝るときに鼻詰まりがあるので同じく耳鼻科でもらった点鼻薬を寝る前にしている。横になると血が頭の方に来やすくなって、鼻の中が充血するのが原因らしい。これは結構効き目があるけど、使い過ぎは禁物らしいし、昼間はそれほどでもないので、寝る前だけにしている。

ガッテン 鼻づまりがスッキリ!

では愛想なしなんで、コロナ関連。FBでシェアしかけたけど、こっちでいいかというところで。

 

自宅隔離のミュージシャンが色々とアップしている中のひとつ、FBでフォローしているフランスのTatianaさん。もちろん、ギターのTatyanaさんとは違う人。

マスク、手洗い、人混みには行かない、ライブストリーミングは無料、握手しない、投げキッスで十分・・・、近寄らないでね~~。

欧州各国に加えてNY州でもカリフォルニア州でも日常活動停止になったらしくて大変だ。日本もどうなるかわからんし~。

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2020/03/20

コロナとか、コロナとか、・・・

世界中、というか今はヨーロッパ、そしてアメリカでもコロナウィルスが猛威を振るっている。

日本はなんとか現状維持(といっても日とともに正比例的に増加している)だけど、国の専門家会議が、都市部では患者が増えており感染源のわからない患者が増えていくと爆発的に拡大する可能性が十分あると今朝の新聞に書いてあった。

昨日は大阪府知事が、兵庫が危ないから連休中の大阪と兵庫の往来を自粛要請とかいって、対して兵庫県知事は、大阪は大げさだと不快感を示しつつも連休に限らず不要不急の外出は控えるよう要請している、とかなんとか。

僕の住んでるのは神戸とはいえ名ばかり、西端の田舎なんで、人口密度も低いし人が集まるといえば近所のスーパーとか病院とかだけど、それもある程度余裕のある広さだし、じっとしていればまずは問題なさそう。

ただ、週2回か3回とはいえ大阪までの通勤がまさに兵庫の危ない阪神間を通らなきゃならないのが問題だが、体質の古い中小企業ゆえにその辺を考慮してくれるというのもなくて自力でなんとかするより仕方がない、っていっても予定ではとっくに隠居の身のはずだった年金満額受給者だからねぇ、会社に行かなくったって僕は困らないんだが。

ま、とりあえず昨日から来週月曜までは普通に休みなんで情報を覗きながら様子見だ。

兵庫県/新型コロナウィルスの対応状況

大阪府/新型コロナウィルス感染症対策サイト

厚生労働省/新型コロナウィルス感染症について

日テレNews データとグラフで見る「新型コロナウィルス」
 日本版(都道府県別あり)、世界版

神戸市:新型コロナウィルスについて

明石市:新型コロナウィルスについて

稲美町:新型コロナウィルス感染症の拡大防止について

 

FBフレンドは海外のミュージシャンが多いけど、最近はやっぱりコロナ関連の投稿が多く、コンサートやイベントがほぼ中止で仕事がなくなった人がほとんどだ。日本も同様なんだろうけど日本人では赤松さんからの発信くらいしか見てないな。

月2回のスティック/ドラムレッスンも会場の楽器店が23日まではレッスン中止となっているので、再来週の月曜までレッスンがない。先生も仕事の半分くらいがとんでしまったのでもっぱら体を鍛えてるそうだ。

ただそういう中でもオンラインレッスンを募集したり、有料でのオンラインライブを開催したりとか、自宅での練習風景とか、アート関連のコミュニティ情報とか、国や自治体の支援とか情報発信、共有したりとか、色々と工夫されているし、あるいはジョークを飛ばしたりとか(日本だと顰蹙を買いそうなのもあるけど)。

ピアノと消毒ウェットティッシュのための、コロナウィルス・エチュード

加古川出身でNYで活動されている、Vib/Percの山本裕介さんがキーボードで参加している、Coronavirus Boogie。山本さんは、不謹慎という人もいるのはわかるけどこういうのもあっても、と断り書きしてシェアしてた。よくわからないけど、要するにさっさと免疫を作るのが早道といってるのかな。

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海の向こうでも最初になくなるのはなぜかトイレットペーパー。闇取引映像も紹介されていた。

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Homeschool Marching Band、そのまんま。

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これはポルトガル語で、上が隔離された音楽家、下が普段の音楽家。ヨーロッパ諸国では隔離というより自宅待機を余儀なくされているのが実情だ。

"Homeschooling is going well. Two students suspended for fighting and one teacher fired for drinking on the job."

テキストだけの書き込み。自宅学校順調、生徒二人が喧嘩のため停学、教員一名が仕事中飲酒のため免職。

原文忘れたけど、高齢者は要注意!といって自分が高齢者だったと気がつく、ってのもあって、それは私です、ってところだ(^_^;)。

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これはなかなかと秀逸、COVID-19の音楽的考察、FBでの画像にはポルトガル語で解説があって、Google翻訳で英語に訳してみたけど、よくわからなかった。最終的にはFのブルーススケールがどうとか。①、②、③はわかるけど、最後の-19がわからん。

 

何度かご紹介している、渦中のイタリアのVib奏者、Giovanniさん。自宅待機(隔離)で気が狂いそうなのでと、毎日1つずつ、ジャズ演奏のTipをアップされている。

 

この方は初めてだけど、アメリカのフレンドで打楽器奏者のKristenさん、テーブルでできるコンガの練習法。続いて足と手だけでリズムを取る練習が続いている。

最後に:

“The blues is earned optimism. It tells you that things are not fair, that pain is on the wind, that the world is mean and cruel. At the same time, it preaches, 'everything gon' be alright this mornin', with shouting horns, whining guitars, and a shuffling beat that lifts your soul.” - Wynton Marsalis

Jazz at Lincoln Centerでアップされていたマルサリスの言葉。

というようなことで、みなさん大変だけど、僕はなんせ週の4~5日は自宅待機と変わらない半隠居生活だったんであまり変わらずです。早く収束することを願います。

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2020/03/08

Guitar & Organ / Crowdfunding

Roots of Bossa Nova、なんて書くとVoyageネタにするのかと思われるかもしれない、でもないか。

以前に何回かアップしているオーストラリア出身のクラシックギタリスト Stephanie JonesさんがFBでCD制作のためのクラウドファンディング(Kickstarter)を募集していた(3/6に終了)ので、サイン入りCD1枚のリワード金額に少し足して€30を寄付したのが先月、いや1月だったかな?

これはアルバムに入っているピアソラの曲で、動画の最後にStephanieさんからのアルバムの案内とジャケット写真がある。

で、先日、DL版の案内メールが来たので早速聴いている。CDはこれから発送手続きに入るそうだ。

アルバムタイトルはOpen Sky、中南米の曲ばかりを集めているらしい。だからスペイン語(ブラジル語も?)のタイトルばかりだ。Open Skyっていったら、Richard StoltzmanとGary Burtonが共演したアルバムと同じタイトルだけど、関係ない。

収録曲のいくつかはすでにYouTubeでアップされている曲だけど、Duas Contasというのがわりとゆったりしていかにもスローなブラジルのショーロって感じなんで、例によって楽譜がないかと探したら、なんとあるんですな。

Duas Contas (pdf楽譜)

作曲者のGaroto(上記演奏が作曲者のGaroto)はブラジルのギタリストで、ジョアンやバーデンパウエルなど、後のBossa Novaに大きな影響を与えた、ということで最初に書いた「Roots of Bossa Nova」とつながった、というかYouTubeの画面にそう書いてあるから(アルバムのジャケットかな?)。

残念ながら1915~1955年と早逝の演奏家だったようで、だから日本ではすでにPDということになるわけか。Garotoについては下記リンクに説明があります。

Acoustic Guitarists Dictionary: Garoto

Stephanieさんによるこの曲の動画はないけど、アルバム最初のCielo Abiertoがあった(以前にシェアしてたかも)。これはとっても手が出るような曲ではないね(^_^;)。

 

もうひとり、古楽の演奏家 Catalina Vicensさんがオルガンのアルバム制作のクラウドファンディング(KissKissBank)をしていたのにも応募して、それは去年のことだけど、先月、これもまずDL版案内メールが来ていた。もちろん、CDは後日送られる予定だ。

オルガンといっても、もちろん日本の学校にあったようなのではない。ヨーロッパでオルガンといえばパイプオルガンを指すが、今回は古楽のオルガン、つまりこのBlogでも何度か投稿していたポルタティフオルガン、あるいは小さめのパイプオルガンだ。

Catalinaさんは数年前に来日されていて、そのときにポルタティフオルガンを制作した丹波の木工作家さんとオルガニストさんがワークショップに参加されたそうで、僕もそのときからFBでフォローしている(フレンドにはなっていない)。

2枚組CDで全編オルガン、短い曲が多いので40曲もあるが、数曲がYouTubeで公開されている。

 

まだDLだけで曲の由来が全然わからないので、これが古楽かどうかもわからないが。

こちらは新作というか、DLのタイトルにはCreation (or the nation) (improvisation)とあるので即興曲だと思う。

中村とうよう大先生も書いているけど、即興、Improvisationはジャズの専売でもなんでもなくて、古楽や更に古い時代から音楽も詩も即興で演奏するのが一般的だった、というのは以前に書いてたかな。

しかしVoyageの原稿は全然進まないし、確定申告もしなきゃならないし、コロナは蔓延するかも(している?)だし、やれやれだ。

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2020/03/06

Swingしなけりゃ、

Voyage原稿のメモでまとまりがないですが、前回に「Grooveしなけりゃ・・・」、で中村とうよう大先生の登場と書いてた続き。

僕のBlogでSwing関連の発端をたどると、2018年4月の佐藤亜紀の本の感想文で、そこに引用していた、Swingはアフリカンルーツではなくて白人のために黒人がどうとかって、岩浪洋三氏とクインシージョーンズ氏の会話があったらしいというネット情報だ。

アメリカ黒人音楽史の真実と岩浪洋三

中村先生は、「大衆音楽としてのジャズ」と「アメリカンミュージック再発見」の中で、アパラチアに移住したケルト系住民とその近くに住んでいた黒人が互いに影響しあった、ということと、Swingの起源をアフリカに求めて探したが見当たらず、むしろケルト系のダンスに起源があるだろうというようなことを書いていた(すでに記憶が曖昧だから再確認必要)。

去年のVoyageのために色々と資料を探したり読んだりYouTube動画をみたりとかしているときに、Swingはヨーロッパ起源(さらにいえばアイルランド、スコットランド、イングランド)の12/8拍子系ダンスが元になっているんじゃないかと思ってたことを、これまた中村先生がすでに書いていたということなんだな。

ケルト系のダンスは足を跳ね上げたり、スキップしたりと、タンタ、タンタ、というリズムでSwing系だけど、アフリカはダダダ、ダダダと地を這うようなリズムでSwing感はほとんどないというのが、色々なダンスをYouTubeで見た印象だ。

ダンスについて、中村先生はアパラチアを挙げているけど、僕が行き着いたのはNYのFive Pointsだ。これも去年に書いているんだけど、最下層どうしのアイルランド系と黒人が隣接してコミュニティを作っていたのがFive Pointsで、そこでタップが生まれ、タップの即興性とジャズの即興性が一緒になっててジャズタップとかなんとか。その辺は去年の1月の投稿に書いている(メモなんでまとめリンク)。

バックナンバー 2019年1月

Five Pointsは映画「Gangs of New York」の舞台でもあるけど、映画の予告の最初には、1846という年号が出てくる。

アイルランド旅行をしたときにヨーロッパ全土に起きたジャガイモの病害によって起こったアイルランドの飢饉から、非常に多くのアイルランド人がアメリカに移住したという話を聞いたけど、これが1845~1849年のことだ。

しかしWikiによると、飢饉は移住を後押ししたものの、それ以前も以後も移住は続いたというのがEdward Kennedyの説らしいし、映画から考えれば、飢饉が始まった翌年の1846年にすでにアイルランド人のコミュニティが出来ていたということは、飢饉以前にかなりのアイルランド人がNYに移住していたと考えてよさそうだ。

それから僕が考える一番重要な点は、Charles Dickensがアメリカ紀行(American Notes)で、NYのFive Pointsを訪れて黒人および混血のダンサーとミュージシャンのステージを見たことを書いていることだ。それが1842年だから、映画の舞台よりもさらに前にすでにヨーロッパ起源のダンスと音楽が黒人によって演じられていたことになる。

これは南北戦争(1861~1869)よりも20年も前のことであるのは注目すべきだ。

というのも、中村先生や油井正一先生の本を読んでも読まなくても、南北戦争により奴隷制が廃止されたことから、逆に人種分離が起こり、そして混血であるクレオールが白人扱いから黒人扱いとなって、ニューオリンズでジャズが発祥していったというのが定説らしいけど、それよりもっと以前からNYでもダンスと音楽があって、それがタップダンスとなっていったし、ジャズとも密接につながっていたと思われるからだ。

というようなことを、次号のVoyageのネタにしようかな~、と。

Gangs of New Yorkの中でもタップダンス、アイルランド、アフリカの関連の話があるけど、それは参考リンクだけにして、また次回。

Beyond the meaning: Martin Scorsese’s Gangs Of New York

最後に、アメリカ紀行の原文はPDでネット公開されているので、長いが引用しておこう。

ヨーロッパ起源のダンスと音楽だという根拠は、まず黒人がフィドルとタンバリンというヨーロッパ起源の楽器を演奏していること、そしてダンスがSingle shuffle, double shuffle, cut and cross-cut、と書かれているのはケルト系のダンスの名称と考えられるからだが、どうかな?

ちなみに岩波文庫の訳では、フィドルではなくバイオリンとしているのはその方が一般読者がわかりやすいと考えたのか、あるいは区別を知らなかったからだろう。実は先に訳本を読んだ時、原文はフィドルじゃないかと思ったんだけど、ビンゴ!

The corpulent black fiddler, and his friend who plays the tambourine, stamp upon the boarding of the small raised orchestra in which they sit, and play a lively measure. Five or six couple come upon the floor, marshalled by a lively young negro, who is the wit of the assembly, and the greatest dancer known. He never leaves off making queer faces, and is the delight of all the rest, who grin from ear to ear incessantly. Among the dancers are two young mulatto girls, with large, black, drooping eyes, and head-gear after the fashion of the hostess, who are as shy, or feign to be, as though they never danced before, and so look down before the visitors, that their partners can see nothing but the long fringed lashes.

But the dance commences. Every gentleman sets as long as he likes to the opposite lady, and the opposite lady to him, and all are so long about it that the sport begins to languish, when suddenly the lively hero dashes in to the rescue. Instantly the fiddler grins, and goes at it tooth and nail; there is new energy in the tambourine; new laughter in the dancers; new smiles in the landlady; new confidence in the landlord; new brightness in the very candles.

Single shuffle, double shuffle, cut and cross-cut; snapping his fingers, rolling his eyes, turning in his knees, presenting the backs of his legs in front, spinning about on his toes and heels like nothing but the man’s fingers on the tambourine; dancing with two left legs, two right legs, two wooden legs, two wire legs, two spring legs—all sorts of legs and no legs—what is this to him? And in what walk of life, or dance of life, does man ever get such stimulating applause as thunders about him, when, having danced his partner off her feet, and himself too, he finishes by leaping gloriously on the bar-counter, and calling for something to drink, with the chuckle of a million of counterfeit Jim Crows, in one inimitable sound!

メモ追加:黒人音楽にヨーロッパの音楽教育が重要だったという記事らしいリンク、まだ途中までしか読んでないけど。

Black Music Teachers in the Era of Segregations

仕事関係で来日されたときに同行させていただいたアメリカのFBフレンドさんがリンクしていた記事だ。

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