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2020/05/27

MalletKAT- 8年、その2

前回に続いてのMalletKAT。

FacebookのVibesworkshopグループではLock Down中の多くのVibesプレイヤーが演奏をアップしたり、ワークショップやら対談やらがあって、何もなければ知ることもなかっただろうプレイヤーや情報を知ることができて興味深い、とはいえそれを追っていると時間がいくらあっても足りないくらいだが。

対談(David Friedman、Tony Miceli、他二人は僕も今まで知らなかった人)ではMalletKATとMalletStationの話が出ていて、どっちがいいとかよりもどう使ってどんな演奏をするかが問題だみたいな、まぁ、当り前な話なんだろうけど、それで知ったのが、MalletKATだけ(ではないみたいだけど)を使っていて、David FriedmanやTony Miceliが高く評価していた、ポーランドのBernard Maselliという人だ。

 

なるほど、前回の及川さんの演奏ではVibの代用の域を出ないが、これは独自の世界があると思う。たぶんこういう演奏を参考にしてMallteKATは使う方がいいんだろうな、でけへんけど。

もひとつ。

対談はまだ最初の方しか聞いてないんだけど、MalletKATはすでに40年の歴史があるというのは知らなかった。

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2020/05/24

MalletKAT - 8年

知ってる人は知っていることながら、Facebookに「思い出」というのがあって過去の今日にFBに何を投稿したかを出してくる。

今日は3年前にMallteKATアーティスト:及川アスカのことを書いてたのが出てきたので、こちらに転記しておこう。エンドーサーということだろう。

 

Vibの音でのフル演奏はこういうのなのだな。自分では分からない。及川さんはマリンバ奏者らしい。
ペダルがやっぱり難しい気がするし、音のダイナミクスも幅があまりない、というのがMalletKATの特性だから、その中でどう弾くかということだな。及川さんの演奏を参考にしてみよう。 

ということを書いていたのが、2017年5月24日だったけど、すっかり忘れてた。結局、参考にすることもなく今に至る。

足元にエフェクタなんかをたくさん置いてるのは3年前は気が付かなかった。こういうのはまだよくわからないんだけど、演奏内容は僕より上なのは当り前として生意気なことをいえば、音質はこんなところが限界なんだろう。

過去ログをみてみたら、2012年5月10日に「MalletKAT 来た~」と書いてたから、ちょうど8年経ったんだ、なんともはや。

で、最近になって初めてやったのが、MalletKATの基本2オクターブを4オクターブまで拡張したこと、といっても新たに買ったわけではなく最初からそういうセットだったんだけど、Vibの代わりとして使うには3オクターブ拡張で十分だし、セッションに持っていくには4オクターブは長すぎたから(2オクターブでセッションにいったこともあるけど、ちょっと物足りない)。

何をしたかったかというと、以前にアップしたことがあって楽譜も買ったと書いていた「April Sky」(書いてなかったかな?)をマリンバの音で弾いてみたかったから。

 

最近は楽譜を見ながら鍵盤をはずさずに叩けるように(ある程度)なってきたので、なんとか最後まで音は出せた。

もうひとつ、最近になってある程度進歩したのが左と右の使い分けだ。この曲は左伴奏、右メロディーと弾き分ける必要があるけど、あまり意識しなくてもある程度はできるようになった。ピアノの簡単な練習課題をしているおかげかもしれない。

本来は5オクターブマリンバの曲だけど、この映像は4オクターブマリンバで、一部を変更しているので、同じようには弾けるわけで。Vibの3オクターブでトライしたこともあるけど、これは無理だった。

Aakimg3785

これが4オクターブ拡張したMalletKAT、散らかり放題なんで白黒にして粗く処理した(^_^;)けど、右端に横になっているのがMalletKATのハードケース、というか本格的なツアーができるようなトラベラーズケースで、やたらと頑丈で重い。

中央がドラム練習用に買ったPearlのセットとLVシンバルなど。楽譜が散らばっているのは、セッション用とか、ギターのDL楽譜とかコピーしたのを整理したから(すぐにまたゴチャゴチャになるけど)。

音質はヘッドフォンを直付けで聴きながらなので、実際にアンプなりでどんな音になるかは確認してないけど、ウレタンゴム(?)のバーなんで、上のSamanthtaさんみたいに木のバーをアタックしている感じが(手の打突感、音質ともに)ないのが残念なところだ。

ボディーや共鳴管がガタガタの4オクターブマリンバもあるのは以前に書いてたかどうか忘れたけど、本当はそちらで弾きたいところだけどね。

というわけで、3回ほど練習しただけでまたほったらかしだけど、弾いてみたかったというのはできた(音が出た)ので自己満足。

ギターもVibも音出して満足という楽譜がい~~っぱい(^_^;)。

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2020/05/17

Lost & Found

Quarantine days、自主隔離からもうすぐ2ヶ月、っていうか4月で仕事は契約終了だから、今は年金受給の隠居生活だ。

家内も息子も勤め先が今月いっぱいは休業でずっと家にいるので、片付けをちょくちょくして、おかげで行方不明だったものが見つかったり。

僕も多少は片付け、といっても楽器をあちらとこちら、程度に置き換えとか、CDと本を積み直したくらいしかしてないけど(^_^;)。

Akimg3950

で、この写真が見つかった行方不明品だ。

上のやや小さい3つの四角はギターの弦で、もう10年以上前ではないかと思うけど、購入した覚えはあるものの見当たらないので、たぶん以前持ってたギターで使ってしまったんだろうと思ってたのが出てきた。

どっかのギタリストのサイトでお勧めだったので買ったと思う。ひょっとしたらBlogで書いてたかもしれないと検索したら、2006年6月(Joze Ramirez)だったから、14年前の弦だ(^_^;)。

それぞれどういう特徴があるのか、参考にしたサイトが無許可リンク不可だったのでわからんけど、そのうちに今のギターで使ってみよう。古すぎて劣化しているかもしれんけど。

2020.7.8追記:2006年の参考サイトではないけど、弦について解説しているサイトがあった。

クラシックギター弦比較

その下はCDが8枚、赤いCoreaは2枚組だから実際は9枚だ。

真ん中の列は、左から三村奈々恵、Alex Jacobowitz、AISHA DUO、Gary Burton、そして右下の青いのがDavid Friedman、いずれもマレット楽器系で、Burtonのアルバム以外はこのBlogで触れている。

三村さん演奏。これはアルバム収録曲ではないけど、YouTubeで検索して最初に出てきたので。

 

AISHA DUO、2014年の演奏、YouTubeには持っているアルバムのアップはあるけど、実際の演奏映像はあまりなかった。

BurtonのアルバムGenerations(2002年)はBurtonだから買ったんだけど、どうもこの辺りから後のアルバムはそれほど面白くないのが多いんだな。

ジャケットに写っているJulian Lageは初参加でまだこのときは高校生だったらしいけど、その後、Burtonが引退するまでのバンドにずっと参加していたはずだ。アルバムには小曽根真も参加している。

Julian Lage参加の演奏、とはいえこれはGenerationsではなくて、もっと後の2013年の演奏だけど、画像、音質ともによいので。

Jacobowitzは、ほったらかしのサイトで書いたけど、1988年(32年前!)に仕事でNYに行ったときに市内観光(業界ツアーなんで半分観光)でウォーターフロントに行った時にストリートパフォーマンスしてた人で、紡ぎ歌を共演させていただいた。

写真に戻って、下段は左から、Marisa Monte、Chick Corea、Modern Jazz Quartet with the Swingle Singersで、Monteは以前に買ったA Great Noise(これもBlogで書いている)がよかったので買ったけど、思ったほどではなかったのでほとんど聴いていない。

Chick Coreaの2枚組もなんで買ったのかと、よく見たら1曲だけBurtonが参加していたんだ。ライナーノーツによるとCoreaが60歳になった2001年にNYブルーノートで、様々なプレイヤーが参加してお祝いをした一大イベントを録音したものだそうだ。

アメリカでは還暦に相当する慣習はないようだが、その年に来日公演をしたときにあちこちでいわれて知ったらしい。ただし還暦云々は事後談で、それ以前からブルーノートが主催で計画されていたイベントとも書いてある。

MJQ+SSもこのBlogで触れているはずと、Blog検索してみたら、三村、Jacobowitz、Friedman、MJQ+SSはほぼ同時期に購入したらしい、全然覚えてなかったな。

Getting "Winter Love. April Joy"

The Swingle Singersは色々と変遷はあったようだが、今もThe Swinglesとして、ロンドンベースで活動しているようだ。これはごく最近のLockdown Session。

しかし、なんといっても大好きなFriedmanのWinter Love, April Joyが出てきたのがうれしい。

 

最後はあんまり関係ないけど、Lost & FoundはECMから出ている、Ralph Townerのアルバム・タイトルでもあるけど、ECMの録音はYouTubeでは無料では聴けないことになっているらしいので、そのアルバムに入っている曲のライブを埋め込んでおこう、っていってもそのアルバムもほとんど聴いてない(^_^;)。

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2020/05/11

Swing Era & Voyage脱稿、もどき

まだ原稿ができる前にメモで書いてた内容だけど、なんとか〆切までに初稿を書き上げて提出できたので、今さらの投稿になってしまった。

Voyage前号のジャズに対するスペイン等の影響、ダンスとのつながりなんかの続きを並べたり、ダンスによるリズムの違いなどを書きながら、最後にニューヨークのFive Pointsとタップへ行き着く、という筋書きで書こうとしてたんだけど、なかなかまとまらず、またダンスやリズムのことだけでも字数オーバーしてしまいそうで、その辺りでウダウダしてた。

ということで、面倒だ、一気にFive Pointsへ行ってしまえ、で、やっと初稿できあがり、でも2600字くらいでややオーバーだし、まだまだ修正が必要だけど。

結局、一番役に立ったのは「アメリカン・ミュージック再発見/中村とうよう/北沢図書出版」だった。

以下、今さらのメモと、ちょうどリットーミュージックが音楽雑誌4誌の1年分をフリーDL(5/31まで)という太っ腹なサービスしていた中に、なんと申し合わせたようにRhythm & Drums Magazineのブレイキー特集があったので、そこから引用したインタビューの言葉などなど。

Swingについて

Swing/Wikipedia(English)

Swing時代は1930~1940年代

The danceable swing style of big bands and bandleaders such as Benny Goodman was the dominant form of American popular music from 1935 to 1946, known as the swing era.

Roots:1920年代

Swing has its roots in 1920s dance music ensembles which began using new styles of written arrangements, incorporating rhythmic innovations pioneered by Louis Armstrong and Earl Hines.

Five PointsはまさにSex、Dance、Music、Violenceの吹き溜まり。Jazzという言葉はニューオリンズの売春宿と結びついた言葉だったという話があるが、NYでも同じように音楽と売春宿が結びつき、それにTap Dancingが深く関わってショー化していた。

Five Points Gang

Dance:チャールストン、フォックストロット、色々とあってSwing Eraの華形だったようだが、Jazzと一緒に発展したのは同じ即興性のあるTapで、Jazz Tapという言葉もある。

Tap: Swing, Jazz, Tap Dancing

Jazzがより複雑化してBebop、Coolと変化するにつれてTapは衰退するが、ジャズドラマーがTapを踊った-Roy Haynes、Joe Joensなど多数。

At Blakeyの言葉
Rhythm & Drums Magazine 2019年10月号/Rittor Music
インタビュー Modern Drummer 1984年9号(アメリカのドラム専門誌)
それともう1つ、これはいつも聞いて呆れるんだけれど、偉大なジャズ・ミュージシャンの多くが私達が黒人ということで、みんな私達をアフリカと結びつけようとするんだ。でも、私は”アメリカ”の黒人だよ。私達にはアフリカとなんの関係もない。私達の何人かはアフリカ出身かもしれないけれど、アイルランド人だっているわけで、私はいつも混乱させられるんだ。
(中略)
だから私は、今のジャズがなぜこんなに困難な状況にあるのか理解できない。しかもみんなは、黒人だからというところに理由を求めようとする。ジャズはアメリカの音楽で、肌の色なんかまったく関係ないんだ。

雑誌掲載の文をそのまま引用したけど、おかしなところがあるので、原文はないかと検索したらありましたね~(^o^)v。Modern Drummerのサイトに原文が公開されていたので、Voyageには原文を自分で訳して掲載しよう。字数も自由になるし。

Modern Drummer Sept. 1984

“And another thing that’s always goofed me up is that, since so many of the great jazz musicians are black, they try to connect us up to Africa, but I’m an American black man. We ain’t got no connection to Africa I imagine some of my people come from Africa, but there are some Irish people in there, too, so I’m all messed up. The idea of it is that I’m a human being and it don’t make no difference where I come from.  

それからもう一つ、いつも困るのは、偉大なジャズミュージシャンに黒人がとても多いからと、俺たちをアフリカと結びつけようとすることだ。でも俺はアメリカの黒人だ。俺たちにはアフリカとの結びきなんかない。アフリカから来たやつもいるだろうけど、アイルランド出身だっているし、だからすっかり混乱してしまう。自分は人間ということ、出身地で違うなんてことはないんだ。

Art Blakeyは、タカケンさんにいただいたコメントのおかげで原稿に含めることができたんだけど、今回も勝手ながらコメントをそのまま引用させていただいた。Voyage No.4のLa La Landの原稿のときもそのまま勝手に引用させていただいてます。今さらですが、ありがとうございましたー>タカケンさんm(_ _)m。

それからJazz Ageについてフィッツジェラルドの文も引用したけど、これも訳文は長いので使わずに自分で訳したほうがよさそうだ。

Echoes of Jazz Age:

The word jazz in its progress toward respectability has meant first sex, then dancing, then music.
「ジャズという言葉は社会的に立派な言葉として認められるようになったが、その過程において、最初はセックスを意味し、次いでダンス、その後、音楽を意味するようになったのである。」
ジャズエイジのこだま(1931)/フィッツジェラルド作品集3/F.S.Fitzgerald/訳:井上謙治

「ジャズという言葉は社会的な地位を認められるまでの過程において、最初はセックス、次いでダンス、そして音楽を意味するようになった。」(Echoes of Jazz Age/1931、拙訳)

それから以前にリンクしていたやたらとタイトルの長い1873年の文献は画面の下の方へスクロールしたらpdfでDLできた。

The dark side of New York life and its criminal classes : from Fifth Avenue down to the Five Points ; a complete narrative of the mysteries of New York, by Gustav Lening, 1873

少ししか読んでないけど、Dickensが訪れたAlmack(岩波文庫の注では低級なダンスホールとあった)のようなところは、Concert Saloon(P.371)とかDance House(P.386)と呼ばれたが、実態は "Dens of thieves and prostitutes" or "Hot-beds of corruption and infamy"とあるから、「盗人と売春婦の巣窟、あるいは腐敗と汚名の温床」というところだ。1873年の本だから間違いないだろう。

・写真
最近はVoyage記事のタイトルバックに写真を入れてるパターンなので、今回もなにか無いかと思ってたけど、そういえば90年前後から仕事でNYには何度もいってるし、Five PointsのあったというChina Townの写真もあったはずと探したら、ありました!

Five Pointsを通るMulberry Streetの標識が左端に写っている写真があって、ずっと以前にアップ(New York 1991/2007.1.28)もしていたのだった。

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正面の通りがChina Townの真ん中を東西に通るCanal Streetで、それと交差するMulberry Streetを南(写真の右方)へ行くとMulberry Bendという通りがやや曲がるところがあって、それがかつてのFive Pointsの中心らしく、この写真の通りの向こう側(右方)がまさにFive Pointsの北端ということになる。

Five-points

上の地図で赤い星印が写真の場所、斜めに左右に伸びるのがCanal Street、それと交差するのがMulberry Streetで、それを下の方へ降りた赤丸がMulberry Bendだ。

当時はCanal Streetに商品を販売してくれているチェーン店の本店があって何度も行ったし、確かMulberry Streetを上がってLittle Italyを歩いたこともあるけど、Canal Streetより南だと一気に南端のBattery Parkには行ったことはあるが、Five Pointsに該当する辺りには入ってないと思う。

というところで、しかしアイルランドも行ったんだよな~、Irish Danceショーも見に行って写真もあるし~。そっちをタイトルバックにしたほうが見栄えもいいかも?

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これはダブリンで夜に行ったCeltic Nightsのショーだ。で、この写真に差し替えることにした。この方が内容にあってるしインパクトもあるしね。

そうそう、タイトルはFacebookでたまたまフレンドさんがシェアしていた、ダイアナ・クラールの歌う"Let's Face the Music and Dance"という曲の題名がぴったりでいいかと、拝借した。

ところが検索してみたら、なんとこれはタップの名手Fred AstairにGinger Rogersが主演した1936年映画"Follow the Fleet"の挿入歌で、Irving Berlin作曲だったので、まさにぴったりだったんだ(原稿にはそんな説明はいれないけど)。

 

ダイアナ・クラールはそれほど好きなわけではないけど、これはいいですね。

こちらは本家。

Let's face the musicというのは昔のステージでのイディオムらしい(解説はこちら)。

前回まではタイトルが決まったらわりとスラスラと書けたんだけど、残念ながら今回はそうはいかず、かなりウダウダしてしまった。

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2020/05/10

A Summer Story

<2017.9.18書きかけ投稿>

めずらしく音楽以外の話題だ。

表題は、まだ大阪に住んでいたころに近所の映画好きの人から又借りしたレンタルビデオで、1988年のイギリス映画だ。大阪には1991年の春まで住んでいたから、90年前後の話だと思う。

なんで今頃にそんな古い話を持ち出したかといえば、森薫の漫画、「エマ」を読んで思い出したからだ。

で、なんでエマを読んだかといえば、昨日の台風で二階の部屋の窓のシャッターをおろしにいった時に、今は一人暮らししている次男の部屋にあったから。

というか以前から、もやしもんの石川雅之の絵柄によく似ているので気になっていたのだ。

****************

というところまでの中途半端な古い下書きを間違って5/8に公開で投稿してまっていたのを修正(^_^;)。

これを書きかけた2017年はまだ森薫という人を知らなかったけど、このあと息子がマルタ~アイルランドのワーホリに行ってる間に、「乙嫁語り」があるのを見つけて読みだしたのだった。

「乙嫁語り」はその後、このBlogで話題にもしてたけど、「エマ」の記事は下書きで忘れたままだったのを日付を新しくだけして下書き保存したつもりが公開になってしまって、なんてのはどうでもいいか。

で、何が書きたかったかって言うと、「エマ」は19世紀、貴族の家のハウスメイドのエマがその家の息子とよい仲になって、その後色々あったけど階級社会を乗り越えてめでたく結ばれるというハッピーエンドな話。

Ema

一方で「A Summer Story」では、貴族の息子が自分の領地の別荘に避暑に来て、そこの奉公人の娘とよい仲になるけれども、夏が終わるとともに帰ってしまうという話、と思ったら、貴族じゃなくて若い法律家が夏に田舎にやって来て、みたいな話だったようだ、って全然覚えてなかったぞ(^_^;)。Turn Of Centuryと予告に書いてあるから、エマよりは後の時代だ。

 

こちらは「エマ」と違って階級社会のイギリスではこうだったろうという悲話で終わるのが、よりリアルで感傷的、心に残る、でもストーリーはほとんど忘れてた(^_^;)、ということだけ。

結局、昔のことで、何を書きたかったかも忘れてしまった内容のない投稿でぎょざいましたm(_ _)m。

きちんとしたネタバレのない概略などを知りたい方は、こちらのサイトなどをどうぞ。

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2020/05/07

Swing、?

相変わらずVoyage原稿関連の覚書。

そもそもSwingってなんだっていうことがあるね。

Swingの意味も知らずに、やれ「ジャズはスウィングが命だね」とか「誰それの演奏はスウィング感がすごい」だの「あいつのジャズはスウィングしてないからダメだ」などといっている日本人のなんと多いことか、ってとこだ(^_^;)。

僕もSwingというのが実は最近まではっきりとは知らなかった、と告白しておこう。4ビートとか8ビートって言葉が和製英語というのもわりと最近まで知らんかったし。

4ビートはSwing Feel、8ビートはEvenとか8th Note Feelなどというようだ→諸説あります?(^_^;)。

で、以前にも書いた中村とうよう氏のジャズビートはアイルランドのリールが起源という話。

リールの映像がこちら。

アイルランドに限らずヨーロッパには様々なダンス様式があるので断言はしないけど、色々と見てきた印象ではアイリッシュダンスではジグとリールが代表的なようで、これも今までに何度か書いている。

ジグとリールの違いを説明している動画。

 

リールは8分音符に分かれるイーブン系で、ミディアムテンポから速いのまで、タン・タカ・タン・タカ、ジグは12/8拍子で、だからジグの方がSwingに近いように思えるが、リールはイーブンとはいえテンポが速いが、ジグはターン・タタタとかタツツ・タツツなどの3連がはっきり出ていて、やや遅めのテンポが多い。

だからジグはJazzのSwingとしてはかなり遅くて、リールの方がイメージ的にはSwingに近い、というのがおそらくは中村とうよう氏のいいたいことだろう。

蛇足ながら面白いのは、上のリールのリズムが、タツツ・タツツ・タツ(3・3・2)でクラーベに通じるパターンがあることだ。

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2020/05/04

Swing、Irish、Celtic、音楽

Voyage原稿資料羅列の続き。

Art Blakeyの音楽はほとんど聴いてないんで、前回で終わり、なんだけどリットーミュージックがなんと5月10日までの限定で4つの音楽雑誌一年分のフリーDLをしていて、リズム&ドラムマガジンにブレイキー特集があったのでとても参考になった。

では、Blakeyの前に少々書いてた、SwingとIrishの残りをまとめておこう。

 

この中で紹介されているが、映画(あるいは小説)の「Gangs of New York」に次のような台詞があるそうだ。

“Rhythms of the Dark Continent thrown into the kettle with an Irish shindig. Stir it around a few times, pull it out, it’s a fine American mess. A jig doing a jig.”

以下、聞き取り、ではなく字幕書き写し。

Tap is one of the original American art forms.

Tap dancing started in Five Points.

This slum was one of the city's first melting pots.

The percussive dances that nurtured tap, came from African ceremonies, Irish jigging, and British clogging.

In the early 1800's, African-Americans and Irish people lived and worked side by side.

この中で出てくる1897年の文献が、Googleにあった。そのP.372にタップが出てくる。しかしめっちゃ長いタイトルの本だね。

The dark side of New York life and its criminal classes : from Fifth Avenue down to the Five Points ; a complete narrative of the mysteries of New York, by Gustav Lening, 1873

ついでアイルランド音楽について

アイルランド音楽

おおまかにまとめているとアイリッシュ音楽、ダンスは:

・基本的にはダンス音楽だが、音楽のみ演奏される場合もあり
・セッションをするが基本はユニゾンで、同じテーマを皆で弾く(だから誰でも参加しやすい)
・譜面通りに弾かない(フェイク、装飾音など)、あるいはもともと譜面がない=口伝
・繰り返し時は異なる旋律を弾く(バリエーション、あるいは即興の場合もある)

で、ケルトというとアイルランドやスコットランドと思いがちだけど、実際にはアジア人という言葉と同じくらいに大雑把な言葉らしい。

ついでに「スペイン音楽の楽しみ/濱田滋郎」にはローマ帝国支配以前のスペインの先住民として、ケルト・イベロ族という名があり、彼らもなんらかの歌や踊りを持っていなかったはずはないと書いてあった。と思ったら、ケルティベリア人という言葉がWikipediaにあった。

ついで見つけた最近のTap Danceに関する文献:

Tap Dancing America: A Cultural History

Kindel版もあるので買うことも考えたけどそこまではな~、というので、公開されている序文をコピペしておこう・・・、と思ったものの著作権の問題もあるし、各章ごとに序文が公開されてて多すぎるから、まぁ、こういう資料もあるということで終わり。序文読むだけでも参考になりそうだ。

と思ったら、なんと第一章の序文には、Afro-Irishという言葉と、1600年代からのカリブ諸島でのアイルランド人召使いと西アフリカ黒人奴隷との交流にまで遡ることが書かれている。

さて、とうとう編集長から催促のメールが来たんで今週中には書きますと返事してしまったからには、今度こそ原稿にとりかからなくては(汗)。

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