Vibraphone改造-机上の空論計画
僕の持っているVib、Musser M55は1970年代後半に購入したものだが、1970年代やそれ以前の鍵盤は非常に評価が高く、アメリカではプレミアが付くくらいに良い音らしい・・・、といっても中古が新品と同じくらいの価格で売れるかも?、という程度らしい、しらんけど。
つまり古い楽器なんで、鍵盤はよいとしても本体がもうあちこちガタガタだ。
ペダルを踏むとギシギシ鳴る、というのはネジを締めなおしたり、フレームのはめ込みの間に紙をはさんだりである程度は良くなるが、どうにもならないのがダンパーの消音だ。
消音レベルが不均一で、ペダルの踏み具合を鍵盤ごとに変えないと同じように消音できない、けどそんな器用なことはできない!
ということで、ダンパーのフェルトを交換すればマシになるかもしれないが、赤松さんお勧めだったジェルダンパーというのを作っていたヨーロッパのVandeaplasは廃業か倒産したみたいで、今は手に入らない。
これはFacebookでヨーロッパのフレンドさんたちが書いていた情報だ。こういう情報が早いのが海外FBフレンドのありがたいところ、といっても全然ありがたい情報じゃないけど。
などなど書き出すとキリがないが、その解決案をメモしておこう。
1.国内の打楽器専門業者に調整を頼む
大阪にあった打楽器専門業者の川端楽器は廃業してしまったので、信頼できそうな業者は東京のBlue Malletしか知らない。
運賃、調整、部品代など考えると結構かかりそうだ。自分で運んで、出来上がったらまた東京まで行って持って変えるということも考えられないことはないけどねぇ~。
加古川にある管打楽器専門の森岡楽器で可能かどうか聞いてみてもいいかもしれないが、結局は総代理店の野中貿易に行くことになれば相当に高いだろう。
それにこんな古いフレームを今更調整する価値があるのかという疑問もある。
ということで次の案。
2.本体だけ購入
鍵盤なしでも国内代理店を通せば相当な額になるのは目に見えているので、アメリカの通販を探したら、鍵盤と共鳴管無しで25万円程度、海外でも運賃無料でいけるみたいだ。
Drums on Sale
Musser Musser M55 Complete Vibraphone Frame with Motor M55FNR
3.部品を購入して自分で組み立てる(FBに去年の1月に書いてたメモ)
これは鍵盤を乗せる本体やダンパー、ペダルは今までのものをそのまま利用して、高さ調整ができるように脚部だけ交換するという案だ。上記のDrum on Saleサイトでは部品のバラ売りもしている。
これだけで足るのかどうかわからんけど、合計$376.98。
Shipping Options-運賃の方が割高!
Priority Mail International $294.11
Worldwide Expedited $707.03
Worldwide Express $855.46
一番安い運賃で総計$671.09だが、今考えると脚部だけの交換はあまり妙味がない。
部品全部を買って自分で組み立てることも考えたが、モーター付きフレームが16万円あまりだったので、全部品合わせたら組み立て済みを買った方が割安だ。
というところで、ではM55新品を買ったらどうかと検索した結果がこちら。
新品(シルバー鍵盤)を買ったら50万円あまり、モーターなしのフレーム/足だと20万円弱となる。
迷うね~。
・・・っていうか、年金生活者としては色々と見ては楽しんでるだけなんだけどね(^_^;)。
ちなみに僕の持っているのは440Hzのシルバー鍵盤だけど、ゴールド鍵盤を買うと53万円あまり。
442Hzのゴールドを買って、状況に応じてシルバーと交換することも可能だ・・・、なんてのはプロならあり得るけど、僕のようなド素人はそこまで使い分けることはありえね~!
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