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2021/08/13

あやしい絵展 @ 大阪歴史博物館

久しぶりの美術関連。

大阪歴史博物館で開催中の「あやしい絵展」に行ってきた。

デルタ株感染が拡大し、大阪に続いて兵庫県も緊急事態宣言となりそうなこのご時世に、美術鑑賞などという不要不急の用件で県/府境を越えるなど言語道断ヽ(`Д´)ノ!、といわれるかもしれないが、バッハ会長の銀ブラに対して某政府関係筋からは「不要不急であるかはご本人が判断すること」とのご託宣もあったことだし(^_^;)、会期が今度の日曜までという中で、なんやかやで行けずだったのでねぇ。

*2021.8.15加筆-兵庫県は緊急事態は見送り、まん延防止重点措置地域を拡大することになりました。
* 8.16:兵庫県は政府に緊急事態宣言発令を要請しました。
   蛇足ながら、家内も僕も7月中にPfizerワクチン2回目接種を終えています。

その代わり公共交通機関は使わず車で直行し、開場の9時半前には到着した。

田舎道ばかり運転している身で大阪市内を走るなんて出来るかいな?、と思ったけど、Googleで道順みたら、阪神高速東大阪線の法円坂出口を降りて左折してすぐのところにあって、会場へは地下駐車場からエレベーターで上がるだけだった。

それに阪神高速神戸線から東大阪線は大東市に住んでいた頃に神戸の実家(当時)までよく往復した懐かしの道だから、ストビューを見ているうちにほぼ思い出した。

以前に行ったときは電車乗り継ぎでずいぶんと遠く感じたけど、車で行ったら自宅から1時間少々、料金も家内と二人なら駐車料金やガソリン代を入れても電車利用より割安だ。高齢者運転が課題ではあるけどね。

下の写真はB2駐車場から上がったところ、外はかなりの雨で、名物の吹き抜けガラス張りの外面を雨水が川のように流れ落ちていた。

Akimg6232

開場と同時に入ったのでまだ人は少なかったが、その後は混雑というほどではないにしても雨の中を次々と人が続いてきていた。

展覧会そのものは、僕はまぁまぁというところだが、家内は大満足だったので、よかったよかった。

内容は公式サイトをご覧頂くとして、僕はメモみたいなことだけ書いておこう、ってメモばっかだけど。

展示は幕末から昭和初期の「あやしい」を題材にしているが、怪異と妖艶の両面を追った展示のようで、また当時の世相を反映したらしいが、女性像が多かった。

全体に日本画が多いが、本の挿絵も多く展示されていた。

与謝野晶子の明星にミュシャっぽい絵(パクリともいうかも)が使われていたのは有名だが、当時の日本人が描いた挿絵もアールデコ調とか、あとはビアズリーの影響も多かった。下は展示されていたミュシャの「Job」。

*2021.8.15訂正-ミュシャはアール・デコではなく、アール・ヌーヴォーでした。

Mucha

一番印象に残ったのは、島成園の「無題」で、アザのある女性像だ。まさに妖艶の一言、そのあやしい魅力の虜になりそうだ。

Simaseien

青木繁と藤島武二の油彩画もあった。いずれも作品自体は面白いが、画面が泰西名画のようなしっかりした絵の具の層ではなく、なんだか絵の具を溶剤で薄めて描いたような頼りなさを感じてしまったのは、以前の商売っ気が出てしまったか(^_^;)。一般論として強度的には西洋画よりも弱そうな日本画の方が、しっかりした描画層が感じられたのはなんとも皮肉だ。

下の作品は「婦人と朝顔/藤島武二」、何を想っているのか?、描画層の頼りなさが女性の揺れ動くような不安定さをいや増ししている、のかも?

Hujishima

最後の方に展示されていた、山名文夫のカフェ・バーのデザインや荻島安二のマッチデザイン(下)もレトロでモダンでよかった。

Aogishima

最後の写真は6階展示場出口の窓からの大阪城と市内の眺め。

Akimg6235

晴れていたら市内や生駒の山も見えたと思うと残念だが、雨に烟(けむ)る大阪城とビルもなかなかと風情があった。

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