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2024/05/15

初見マニヤ-楽譜マニヤ

2021年にお亡くなりになったスペイン音楽の権威-濱田滋郎氏の著書「スペイン音楽の楽しみ」はジャズフリーペーパーVoyageの原稿でジャズの起源をたどったときに大いに参考にさせていただいたが、氏は同時にギタリストでもある。

といってもあくまでアマチュア愛好家ということらしいけど、その造詣の深さから数々の著名なギタリストとも交友が深いので、それらをまとめさらにラテンアメリカまで含めた「濱田滋郎の本/ギターとスペイン音楽への道」という自伝的な本がある。

その本で、氏はギタリストである弟の濱田三彦氏のギターと楽譜を借りては次々と弾いていたことについて次のように書いている。

 -引用-
「もちろん、弾けるかぎりにおいての話だ。弟の造語法にしたがうと私は『初見マニヤ』であって、一向に暗譜はできないかわり、多くの楽譜を自分なりに楽しむことができたのである。」
 -引用終わり-

これを読んで、これは僕のことじゃないか(^o^;)・・・大いに腑に落ちた、というのが今回の表題。

このBlogでも「またまた楽譜」みたいな記事を何度か書いているけど、そういうことなんだな。

YouTubeやFacebookで紹介される音楽動画で気に入ったものは、楽譜(主にギター)を検索して無料で手に入ればDLして、大体は一応最後まで弾いて(というより音を出して)とりあえず満足しては次に気が移り、ってなことを繰り返すのは、まさに「初見マニヤ」ってるわけだ。

一方でVibは無料というのはほとんどないから手の届く楽譜は購入してるものの、ギターほどには弾けないので途中でほったらかしてるのが多いけどね。

というようなことで、また楽譜を見つけた曲をメモしておこうと。ギターばっかりだけど。

Silvestro Fonseca's "Melodia de Uma Noite” performed by Liying Zhu

作曲者のSilvestro Fonsecaはポルトガル出身のギタリストで1959年生まれ、演奏しているLiyinさんは中国生まれのギタリストでドイツやアメリカで活動しているらしい。

すごくロマンチックな曲なので楽譜はないかいなと検索したらありましたねぇ。早速弾いてみたところでは技術的には決して難しくないけど、ちょっと難しい、ってどっちやねん(^_^;)。

で、同じ曲の演奏でとても参考になったのが次の動画。

【ある夜のメロディー Melodia de uma noite】宮下文夫

宮下さんは見た通り、日本人。

Liiyingさんは楽譜どおりに小指が頑張る運指だけど、僕は子供の頃の突き指で左手の小指の動きが悪いのでそこが難しい。宮下さんの運指はその部分をうまく回避して僕でも弾きやすいのでとても参考になった。同じ高さの音があちこちで出せるギターの特質だね。

次は、Gran Vals - Francisco Tárrega. Plays Vera Danilina

Veraさんはロシアのギタリストで、以前にもTarregaの演奏を紹介している。

Tarregaの楽譜はPDだからネットに転がっているのはわかるけど、先のFonsecaや以前に書いたPujolとかは僕より若いのでPDではないのに楽譜が公開されてるってのが不思議ではあるけど、ありがたい。

最後はシューベルト:Marcin Dylla plays Ständchen by Franz Schubert。

Marcinさんはポーランドのギタリスト。

で、まさにこの編曲の楽譜があった。曲はシューベルトだからPDには違いないけけど、編曲者のJohann Kaspar Mertzも19世紀のオーストリアのギタリスト/作曲家なのでPDなんだな。

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