2019/09/05

去年の読書感想文

先日はこのBlogで下書きしてた古い記事の「琳派イメージ展」をアップしたけど、FBでも「過去の今日の思い出」を毎日勧めてくる中に、たまに自分でも忘れてるのがあって、今回はそんなのをアップ。自分のみで非公開にしていた読書感想文です。

2018年9月5日

「失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語/フェデリコ・マリア・サルデッリ/訳-関口英子、栗原俊秀」

スペインの小説「まぼろしの王都/エミーリ・ロサーレス/訳-木村裕美」を読んで面白かったので、他の海外小説を読もうと、とりあえずイタリアのもの、たまたま音楽に関係した本らしいというので図書館で借りた本。

ヴィヴァルディの死後、その手稿譜がたどった軌跡を描いたノンフィクション的小説(歴史的資料に基づいてはいても、まったくのノンフィクションではないと思う)。副題のようなヴィヴァルディに関する小説ではなかった。

ヴィヴァルディがヴェネツィアの借金取りから逃げてオーストリアで客死した18世紀と、手稿譜が再発見される第二次大戦前のファシズム時代のイタリアが舞台。ただしヴィヴァルディ本人は登場しない。

イタリアらしいきらびやかで派手な、でも嫌味のない描写と、推理小説風に手稿譜を追っていくストーリーが面白かった。イタリア料理もたっぷり出てくる。

佐藤亜紀のヨーロッパを舞台にした小説などに比べると、現地の作家の書いたものは、やっぱり生臭さというか臨場感というのか、現実感がぐっと違うような気がする。

その前に読んだは「まぼろしの王都」は絵画を題材にしているけど、これも原田マハよりもぐんと生活感、泥臭さがあった。ストーリーの面白さというよりは、身に染み付いた匂いがあるってのかな。

 

この演奏は、著者のFederico Maria Sardelliが主催、指揮する古楽オーケストラModo Antiquoの演奏、Vivaldiではないけど。

SpotifyにVivaldiを演奏したアルバムがある。

このリンクで行けるのかな?、どっちにしろ登録しないと聴けないけど。

Vivaldi: Concerti per molti istromenti/Modo Antiquo(Spotify)

PCでも無料登録だと、やっぱりCMが入るんだ。でもシャッフルしないのでアルバムの順番通りに聴ける。

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2019/04/30

平成最後はブログのBackupで〆

今日で平成は終わり、ってことで世の流行りに追従してなんか書いておこうと思ったものの、それらしいことが思いつかないので、このブログをバックアップしたことでも書いておこう。

ココログがリニューアルされて使いにくくなったとか、以前の機能がなくなったとか、かなり不評だけど、まぁ、僕のレベルではちょっと慣れたら、ま、いいかってところだ。

でもココログもいつまで続くかわからないし、サーバートラブルで過去ログが消えるってこともありえないことではないんでバックアップしておこうとようと思ったら、以前のココログではそういう機能があったのに今はなくなったってのが検索で判明して、あれあれだ。

で、バックアップのフリーソフトでもないかと検索して見つけたのが、HomepageCloneだ。

実を言えばなんだかよくわかってないんだけど、リンクの説明通りにやれば、デスクトップにHomepageCloneというフォルダができて、その中に目的のサイト(このブログ)がバックアップされる。

で、うまくいった(^^)v。

2004年から1000件を(少々だが)超えた投稿があるので、どうなんやろと思ったけど、なんということはない、412MBしかなかった。ま、画像も小さくしてるし、大きなファイルを埋め込んだりもしてないから、大したことはなかったんだ。

フォルダ内のIndexをクリックしてみたところ、全部はみてないものの、チェックした範囲ではきちんとバックアップされたようで、めでたしめでたし。

HDの中身はBunBackupというソフトで外付けのHDにたまにバックアップしているから、次回はこれもバックアップされるだろう、ということで、平成最後の書き込みは平成のブロブのバックアップでした。

全然関係ないけど、若くて美人で超絶テクニックのギタリスト、Chaconne Klaverengaさんの演奏で〆。

 

そのまま流しているうちに、Berta Rojasさんとクラリネットのご機嫌な演奏が続いたんで、これも埋め込んでおこう。ゆったりとリラックスしていいねぇ。

 

 

・・・しかしこれだけではどうもなぁ・・・、なんで、Voyage原稿のことなど。

とりあえず初稿を編集委員会に出したものの、それは単に今までいろいろと調べてここに書いたようなことを並べただけで、だからどうだってのがなかった。

なので、またああでもないこうでもないと書き直し、なんとか自分なりのアプローチ(これも本に書いてあったことには違いないけど)を付け加えてみている。まだ最終じゃないけどね。

前々回の投稿で、スペイン音楽へのイスラム、アフリカの影響、そしてラテンアメリカ音楽への影響を書いてたけど、油井正一大先生(ジャズの歴史物語-1972年)や中村とうよう大先生(大衆音楽の真実-1986年)はすでにアフリカだけでなく、スペイン、つまりはイスラムの影響について書いていたのだ、ってのはここでは書いてなかったかな、色々書きすぎて自分でも覚えてない(^_^;)。

だけど、アフリカのリズムが12/8拍子が基本であるとか、ヨーロッパにも古くからダンスは12/8や6/8拍子があること、そしてそのリズムの南北アメリカ音楽への影響は意外なことに書いてなかった(たぶん)。

中村先生の「大衆音楽の真実」には、アフリカの8ビートから跳ねるリズムになってそれがシャッフルやスウィングになったと書いてあるが、僕が色々ここで書いてきたことからいえば、むしろアフリカの12/8拍子がそのままシャッフルにつながると思うし、スウィングも12/8拍子が速くなったと考えたほうが自然な気がするわけで、ま、その辺をちょっと付け加えてみたり。

そしてそこにSwing時代前後のアメリカのダンスなどがからんでくると考えられるけど、字数制限があるんでそこまでは書いていない。

Dickensのアメリカ紀行にあるFive Pointsの話とタップダンスとか、Fitzgeraldの「Echos of Jazz Age」とか、まだまだいっぱい書きたいことはある、とはいえ相変わらずまとまっていないんで、それは次号のネタかな。

どっちも原文(英文)がネットにあるのを見つけたけど、辞書を別に引くのが面倒なんでKindle版を購入してある。といっても安いもんだけどね。

というようなことで、思いつきで書き始めた平成最後の投稿なんで全然まとまらないけど、今日中にアップしないと意味ないんで、最後に僕のスティックコントロール、最近はドラムも含めての先生の参加グループのプロモーションビデオができたということなんでご紹介。

 

画面にはあまり出てこないけど、パーカッションの方です。ご覧の通りとても若い、30歳になったんだったかな。

でもすごくいい先生で、ほんまの基本から教わってます。

最近のレッスンでは、メトロノームの音を3連符の3つ目に感じて頭を叩くとか、2つ目に感じて頭を叩くとか、なかなかとハードですが、それを応用してTake The A Trainのテーマを、メトロノームの4拍を頭でなく3連3つ目に感じて楽譜通りに弾く、なんてのを思いついてやってみてます。難しいけど、リズムは良くなりそうな予感・・・、あくまで予感だけどね(^_^;)。

では、次回は「令和最初の」投稿になりますな、ははは(^o^)v。

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2019/04/04

スペイン観光だ!

先週末、スペイン観光旅行の日程表が届いた。

蓋を開けてみればルフトハンザじゃなくてフィンエアになってた。フィンエアは乗ったことないし北欧の航空会社だからちょっと楽しみ、これでたかけんさんのスペイン旅行とほとんど同じになった。アルハンブラ宮殿も見学できるみたいだし。

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で、この写真は以前に注文したことを書いてた11枚組CD「ESPANA ETERNA」(13~18世紀のスペイン音楽集)を、ヘッドシートを貼ったスネアの練習パッドに載せたところ。11枚で3,400円ほどだからずいぶんと安い買い物だった。

息子が「何、買ったん?」ときくので「スペインの、う~ん、古謡かな、古い歌や演奏ね」って答えたら「民謡か」っていうんで、ちょっと違うかもと思ったけど、そうかもしれない。

ダンス音楽(DANZA)がかなり収録されているけど、それがフラメンコと関係するというよりは、たぶんこの時代も含めてヨーロッパではダンスと音楽は盛んだったんだろう。その辺りはいろいろ調べたからね。

で、ダンス系は4拍子系もあるけどやっぱり6/8あるいは12/8拍子も多いのだな。まぁ、昔も今も形は変われど踊りと音楽は流行の先端の一つなのだと思う。

・・っていっても全部聴いたわけでは全然ないけど、PCに取り込んだのでこれをタブレットにコピーしてスペイン旅行の機内で聴くつもりだ。

で、練習パッドの下にわざとらしく置いてあるのが旅行会社から来た日程表と観光案内、そして「音楽の根源にあるもの/小泉文夫著」だ。

またこういう本が出てきたんですねぇ、いつ買ったかも忘れたし、ほぼ読んでない新品状態、というより全然読んだ記憶がないな(^_^;)。

以前に書いてたスペイン/イスラム文化に関する「寛容の文化」はまだ全然読んでなくて、機内で読もうかとも思ったんだけどやや大きめで重たいので帰国後に、で、小泉さんの本は文庫より少し大きい程度で360ページあまりあるので、ESPANA ETERNAを聞きながら機内でじっくり読んでみようと思う・・・、映画みたり寝たりになるかもしれんけど??

スペイン旅行以外にもいろいろと予定があるので書いておこう。

4/6 スペイン旅行-離日
4/13 帰国
4/15 スティックレッスン、Voyage原稿初稿〆切
4/16 破傷風ワクチン接種-去年にコウモリに引っかかれた時の予防注射最終
4/19 いるかセッション-加古川にある喫茶「いるか」で知人のピアニストさんがホストでセッションが始まるので行ってみよう
4/26 Primoジャズイベント:加古川にある眼鏡店Primoで開催される、知人が主催、東播ジャズ倶楽部サポートのイベントお手伝いなど
 去年の高砂万灯祭でご一緒したジャズオルガニストさん出演
5/5 娘婿さんのお里の上郡にお呼ばれ
5/10 明石FunFullセッション-ご無沙汰だったセッションに久しぶりに行ってみよう
5/12 Mon Dieuライブ:ジプシージャズ予約済
5/13 スティックレッスン
5/17 いるかセッション 4月に続いてのセッション
5/19 Jazzlio Battle:東播ジャズ倶楽部主催のCDを聴く会、明石の喫茶PRAY NOTESにて
5/25 Mon Dieuライブ:しつこく行くのは家内が好きだから
5/26 松井優樹ライブ(加古川):以前から応援していてVoyageの記事にもちょっとだけ紹介したことのある、加古川出身の若手女性ジャズフルーティスト松井優樹ちゃんの初CDレコ発ライブ

さて、5月からは希望通りに出勤日が11日/月になって(給料は減りますけどね)自由時間が増えるから、地元というか一番近い駅前にある青空堂での月2回セッションもずっとご無沙汰なので久しぶりに行ってみたい、なぁ~っと(^_^;)。

 

最後はマイルスのSketches of Spain、このCDは買ってなかったんで帰国後に注文しようかな~。

スペインとジャズの縁とか考えると、1970年前後からブラジルなどのラテンアメリカのパーカッショニストが活躍しだしたのは、それ以前の公民権運動あたりからアフリカ回帰といいつつ、実はラテンアメリカの方がジャズのルーツに近かったからじゃないかと思うこの頃。

では、明後日発、スペイン観光に行ってまいります(^o^)/~。

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2019/02/20

灯台下暗しで、また本借りて~

灯台下暗し、とはこのことか~、っていうか~。

というのはFacebookの投稿なんだけど、ほんまはこちらにアップする下書きだったんで、またかという方もいらっしゃるでしょうが、だいぶ付け足し、後半は削除してます。FBの記事も何人かに「いいね」をいただいたけど、下書きだったんで閲覧不可にしましたm(_ _)m。

Voyage次号原稿の下調べであっちこっちの本やらYouTubeやらネット検索やらしてはしつこく投稿してたけどですね、こういう本が自分の家の棚で文字通りホコリを被っていたんですな。

Books

左が「大衆音楽の真実/中村とうよう」、赤いのが「ジャズの歴史物語/油井正一」、ついでにリコーダーは物置整理してたら出てきた、息子の小学校の時のもの。

本はほんまにホコリだらけで、たぶん20年以上前に近所に古本屋が開店したときに見つけて、こういうのもたまには読んでみたほうがいいかも、と買ったものの、当時は興味がわかずに結局読まず終い。

だから内容は全然知らない、これからのお楽しみ、っていうよりは去年からその関係本をいっぱい読みすぎて、もうちょっとしんどいな~ってのが正直なところ。

Books2

とはいえ、油井正一、中村とうようというその道の大御所の本だからね~。ボチボチと読もうかといいつつ、また図書館で本借りてきて、いつ読むねん!ってなのがこの写真(^_^;)。

左下のjazzlife誌は、赤松さんがパールから発売された電子鍵盤打楽器、malletstationのレビューをされているので買ったんだけど、それはもう読んでしまったんで残りの記事はまぁ、どうでもいいかな。

これもFacebookにはシェアしたmalletstationの動画。演奏してるChristos Rafalidesはパールのエンドーサーになっているプレイヤーだそうだ。

malletstationについてはMalletKATと弾き比べてみたいけどね・・・、って、実は先日、加古川にある森岡楽器主催によるデモ演奏を見てきたんだ。それはまたの機会に書くかも?

真ん中にある「JAZZ IS/ナット・ヘントフ」は先月借りてきて、まぁ、ほぼ読み終わるところだけど、ジョン・コルトレーンの項でなんかしんどくなって中断している。

右下はもう読み終わってるけど、ジャズ・ピアニストの山中千尋のエッセイ集「ジャズのある風景」、まぁ、思いつきで書いてるって感じの軽い読み物で、加古川にあるbook cafe「されど」で借りたんだけど、もうとっくに返さないといけない本。

その上に乗っているのはパラグアイのギタリストBerta Rojasが古今のブラジル音楽をオーケストラやブラジルのプレイヤーと共演したCD。

BertaさんはTatyanaさんとともにずっと注目しているギタリストで、Facebookでフォローしている。

先日、加古川で東播ジャズ倶楽部の懇親会があったときに、jazzlifeの赤松さんの記事を読もうと、駅前のデパート(やまとやしき)に入っている紀伊國屋書店で探したけど見つからず。レジの女の子に聞いたら「取り寄せになります」っていわれて、で、アマゾンで買うなら送料がいるんで、このCDと一緒に買ったのだ、っていってもついでに買ったわけではないよ。

しかし紀伊国屋書店はフロアの半分くらいを占めてるくらいなのに、ジャズ関係の雑誌は全然置いてなかった。

で、CDの横にある白い本は「ぼくはスピーチするために来たのではありません/G・ガルシア=マルケス」。最近は資料的なものばかり読んでたんで、小説も読みたいなと、なんとなく図書館で目について借りた本。

その上の赤い本は「ロックンロールの時代/萩原健太」、アメリカ音楽の関連資料として借りたけど、興味のあるところはだいたい読んだかな。

その横は「太鼓の文化誌/山本宏子」、タイトルが気になって目次を見たら、アイルランドとかバウロンという言葉があって、これは読まなきゃ、っていっても読む時間があるかどうかだね~。

そして最後の左上は「ギリシア人の物語-I/塩野七生」、全3巻が完結したので借りてきたけど、これも読む時間がね~。

あ、スペイン語の勉強もしなきゃ(^_^;)。

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2019/01/22

A Song is Born - Jazz & Latin America

Swing関連でダラダラとYouTube検索して偶然見つけたのが、今回のタイトル映画「A Song is Born(Danny Kaye主演、1948年)」の1シーン、浜崎あゆみの歌に同名の曲があるらしいけどそれは知らない。

今や伝説のプレイヤー達が出演(一部は代役らしい)してるけど、それよりDanny Kaye扮する教授が朗読するのが、"The History of Jazz"というんで聞き取ってみたら、意外や意外な話だったんだな(YouTubeの再生速度を落としても聞き取れないところとか、わからないところがあったけどね)。

The History of Jazz
From Africa came the first musical instrument, a drum.
A hollow trunk of a tree or ?(tore of) animal hide supplied the rhythm of beat.
To the basic rhythm was added the human voice.
(Next) the first wind instrument, the shepherd's flute.
The basic beat of the tom tom, the same (semantic) strain of the chant that was carried across oceans (which) contained an early Spanish music after the invention of the guitar.
Spread the country was the shared Spanish language, Cuba, Western India, and South America were the rhythm of beat (the) soon the new form of expression.
There's the winding cycle finally reached the shores of the southern United States where the beat was momentarily lost.
But the melody was woven at the pure negro spirit.
And the beat returned.

映画"A Song is Born"は恋愛ミュージカルだし、1948年の映画だからこのジャズ史もどうなんだと思ってしまうんだけど、ジャズは、アフリカのリズムにスペインのギターから中南米を介して合衆国南部の海岸にたどり着いて、それから黒人が・・・、なんてのは聞いたことないですよね?僕が知らんだけかな。

シンプルなジャズ史は、フランスやスペインの統治だったニューオリンズで生まれたってのが通説で、そこに中南米は出てこないと思う。出てくるにしても、ジャズがある程度形になってからそのスタイルを取り入れたみたいな話ではないかな。

ジャズ史がアカデミックに研究されてくるのは、1950年代以後の公民権運動とリンクして黒人のアフリカンルーツ意識の芽生えと文化人類学の研究が白人-黒人の対立/共存的な文脈で語られ出してからだそうだが(ちょっといい加減な要約かも)、この映画は1948年だからそれより以前の話だ。

実はこんな話は「アメリカ音楽史/大和田俊之(講談社)」にいっぱい書いてあって、それは近年のアメリカにおけるヒスパニック(ラティーノ)系人口の急増により、ジャズを含むアメリカ音楽史も従来の黒人/白人の図式ではなく、南北アメリカの視点から大幅に書き換えられてくる可能性があると書いてある。つまり最近の研究の傾向であって1948年頃の話ではない、ってことだけど、実はこういう意見がすでにあったんだ!って驚いたのだ。

というところで、前回の最後に書いていた、ダンスとアメリカ音楽とハバネラの関係につながるのであります。

ハバネラWikipedia日本語版

イギリスあたりのCountry Danceがフランスの宮廷に入ってContradanseとなり、それがフランス領ハイチを経由してキューバに渡ってハバネラ(Contradanza)となり、それはまたスペインに逆輸入されて数々のハバネラの曲が作られる。

英語版WikiではContradanzaがタイトルで、「Habaneraともいう」と書いてある。

Habanera

Wiki英語版にあったHabaneraのリズム、上が基本で下はヘミオラと書いてあった。

もととなるEnglish Country Danceで、ご覧の通り、例の12/8拍子だ。なんとルネサンス期からあるという話だ。

そしてフランスに渡って宮廷のContredanseとなる。これも12/8拍子だ。これがキューバに渡ってハバネラになるんだそうだが、このつながりは今ひとつわからない。

いずれにしろ、どちらも以前から書いていたIrishのJigとかなんとかと同じ12/8拍子系なんだよね。

で、前回書いてたハバネラが合衆国アメリカに渡ってジャズやカントリーに取り入れられ、そしてプレスリーのロックになる、というのは実は以前からよく指摘されていた話だそうだ(アメリカ音楽史)。

こういう話とは別に、ジャズのSwing時代というのがあるけど、その同時期にWestern Swingというのがカントリー音楽で起こっているとかで、色んな話が錯綜していてまとまらないけど、ジャズは黒人の音楽というのは公民権運動などの黒人意識の高まりとリンクしたステレオタイプ的な発想で、実際には合衆国の黒人&白人にさらに中南米、スペイン、ロマとか非常に複雑に絡み合って出来ている、というのが最近の実感、っていっても多分に「アメリカ音楽史」の影響だけどね。

ベニーグッドマン楽団とほぼ同時期に結成されたのがこのBob Wills & his Texas Playboysだそうだが、Swing時代の立役者、あるいはそれ以前もジャズ黎明期には白人プレイヤーがとても多いんだな、ってのも最近の実感。

もう長くなったんで、さらにまとまらない話だけど、イギリスの作家Charles Dickensは1842年に渡米して「アメリカ紀行(上、下)/訳者略(岩波文庫)」を書いてるんだけど、その中で、ニューヨークのファイヴ・ポインツにあるアルマックスという場末のダンスホールに行ったことが書いてあって、混血のダンサーがシングルシャッフル、ダブルシャッフル、カットとクロスカットというダンスを踊るとある。伴奏は黒人のヴァイオリンとタンバリン。

これがIrish Shuffleだがまたしても12/8拍子で、これがNYのFive Pointsでタップダンスになることは容易に想像できる。

ついでにイーブン系4拍子(たぶん)のダンス。

これを出したのは、上の方のイギリスやフランスのダンスを見てもわかるけど、基本ステップにいわゆる「スキップ」があるということだ。「タラッタラッタラッタ、うさぎのダンス~」で、日本人にもなじみやすいリズムじゃないかしらん。

つまりこのスキップのステップが3連系の音楽とともにアメリカのダンス、そしてSwingになっていったんじゃないかというのが今の僕の想像であります。

というところで、今日はおしまいなんだけど、「中南米の音楽/石橋純(東京堂出版)」には、中南米の音楽の起源の中にイベリア半島にある「型と即興」というのがあって、これは単純な循環コードの型みたいなのがあって、テーマを繰り返しつつ、それに基づいて各演奏者が即興演奏をする作法が16世紀スペインで起こってヨーロッパ中に広まって、それが中南米に行ったという、つまりはこれはジャズのセッションと変わりがない!ってな話がそんな昔からあったわけで、またまたびっくりと、どこまで行くのやら(^_^;)。

では終わりのおまけで、A Song is Bornの映画全編がこちらにあった、っていっても全然見てないけど。

そのうち削除されるかもしれないけど、最初に出てくる、おなじみのライオン、Metro Goldwyn Mayerは超有名だけど、Gary Burtonの二人目の奥さん、実はBerkleeでの生徒だったんだけど、この創業者Samuel Goldwynの孫娘だったそうな(Gary Burton自伝より)。

翌日訂正:動画を全然みてなくて、たかけんさんのコメントからロシア語らしき解説が入っていて台詞がほとんど聞き取れないことがわかったので検索しなおしたんですが、英語版はあったものの音声がおかしくてとても見れたものではありませんでした。そのかわり映画の紹介動画があったのでアップしておきます、英語ですが(^_^;)。

※その後、英語完全版を見つけたので記事にしています。興味のある方はこちらをどうぞ。

 A Song is Born - Movie 英語完全版

スペイン語吹替え版はロシア語版よりはまだましかな。

最初にアップしたロシア語解説がうるさいバージョン。

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2019/01/06

Afro Blueはヘミオラ?

まずは、Afro BlueじゃなくてFBフレンドのLeoさんのオリジナル曲。

Leoさんは以前にもここでご紹介したことがある。

Waltz for Debby

ずいぶん以前にこのYouTube画面の楽譜をキャプチャしてたものの、楽譜を見ながら弾くと、叩くバーの位置がわからなくて外しまくりなので、今まではなかなかと手が出なかった。

去年の秋ごろから例の黒本とかReal Bookにある曲のテーマを、メトロノームに合わせて楽譜をそのまま、つまりメロディーも譜割り通りに弾く練習をボチボチしてたのと、スティックコントロールの成果もあったりして、以前よりはかなり見ながら弾けるようになってきた、といってもまだまだだけどね。

譜割りをその通りに弾くってのも、クラッシクギターでは当たり前なんだけど、Vibはいい加減なインプロの癖がついてるんで、ついついテキトーになるんだよね。

これもスティックコントロールで色んなリズムパターンを練習している成果といえるし、最近はやっとマレットアタックを脱力して落とすコツがわかりかけてきた・・・、って前から書いてたことで、今さらかよ!って話ですが(^_^;)。

もっと時間が出来たら挑戦してみたいのがこちらのイントロとテーマ、これもLeoさんの採譜をキャプチャしてある。

ところでLeoさんは6/8拍子で記譜しているけど、Real Bookでは3/4拍子だ。

一般的には3拍子で演奏されるようだけど、以前に書いていた「アフリカ音楽の正体/塚田健一」に従えば、6/8の2拍子のヘミオラとすべきということになりそうだから、Leoさんの記譜が正統ということになるかな、って思ったんだけど、これはReal Bookの2小節を6/8で1小節に書いたんだな。

全体に3拍子な感じはあるけど、12/16拍子的、っていうと細かいけど符点8分が1拍の2拍子的な感じもあるし、小曽根さんのソロは2拍子になるところがあるね。

作曲者のMongo Santamariaの演奏も概ね3拍子っぽいけど、イントロはベースが3拍子で入るまでは6/8の2拍子な感じだし、全体にリズムをヅタタ・ヅタタと2拍子にとっても違和感はない。

「アフリカ音楽の正体」を読むまでは、3拍子の曲がなんでアフロなのかと思ってたんだけど、6/8拍子のヘミオラとすればまさにアフロなんだね。

今回のタイトルも「Swingしなけりゃ、Afro Blue」にでもすればよかったんだけど、いい加減飽きたのよ(^_^;)。

とはいえ、Swingこねくり回しはまだ終わってなくて、今日は図書館でこんな本を借りてきた。

・フラメンコのすべて/有本紀明
アフリカ~ラテンアメリカのラインだとこの辺も読んでみようかと。

・西洋音楽史再入門/村田千尋
もともと西洋音楽は興味あるし、アメリカ音楽のもとでもあるし。

・中南米の音楽/石橋純
アフリカ~ラテンアメリカ、以前に借りたけどあんまり読まずに返した。

・アフリカ音楽の正体/塚田健一
また借りて読み直し

・地球の歩き方 スペイン
実はね、4月にスペイン旅行に行くんですよ(^o^)v。

それからアマゾンで検索して昨日注文したのが次の本。

・アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
 /(講談社選書メチエ) 大和田 俊之
・ブルースと話し込む (Conversation with the Blues)
 /ポール・オリヴァー、日暮 泰文訳

リスナー向けの本(ジャズ入門とかアルバム100選とか)は興味ないけど、文化史的なのは面白いんだな。フィッツジェラルドの短編集もあるし、練習もしなきゃいけないし、あ~、時間が足りない!、といいつつダラダラしてたり(^_^;)。

しかしそろそろVoyageの原稿もまとめないとな~。

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2019/01/04

Swingしなけりゃ、No Bananas

「Swingしなけりゃ、」シリーズ、って、まぁ、僕の最近の一連の投稿の話。

色々と検索している中で、フィッツジェラルドの「ジャズ・エイジのこだま/Echos of The Jazz Age, 1931(「崩壊」-フィッツジェラルド作品集3に収録)」と「ジャズ・エイジの物語-フィッツジェラルド作品集1」というのがあったんで、おぉ、フィッツジェラルドか、っていうことでAmazonで古本を注文したのが昨日と今日に分かれて届いた。

で、「ジャズ・エイジのこだま」の中にあった文がJazzの語源に関するものなので引用しよう(前回投稿にも書き足してます)。

ジャズという言葉は社会的に立派な言葉として認められるようになったが、その過程において、最初はセックスを意味し、次いでダンス、その後、音楽を意味するようになったのである。

でもほんまなのかな?、ってJazz Ageを生きたフィッツジェラルドが書いてるんだから根拠のないことではないんだろうけど。

というのとは関係なくて、同じエッセイの最後の方にある文が気になった。

あの頃はメチルアルコールを飲み、毎日があらゆる点で楽しくなっていった。スカートを短くする初めての試みがあったし、セータードレスを着た娘たちはみな同じようにみえた。つき合いたくない連中は「そう、バナナはないよ」といったものだった。

「スカートを短くする・・・」というのはダンスのCharlestonと密接に関係してると思うね・・・、ではなくて気になったのは「そう、バナナはないよ」、ですな。

本の(注)にこのフレーズは「当時流行のコミック・ソング」とあるんで思い出したのが、Phil Woodsのアルバムについて9年も前に投稿した記事だ。

Close, But No Chromatic Banana.

アルバム・タイトル"Chromatic Banana"に関連して英会話学校に行ってた頃に習った"Close, but no bananas."というフレーズのこともこの記事に書いてて、Jazz Ageに似たようなタイトルで流行った歌があったんだとうれしくなって検索して出てきたのが、下の歌、"Yes, We Have No Bananas"だ。

曲については、Wiki日本語版に解説がある。

1923年の録音とのことだ。これはイーブンっぽいかな。

この曲に刺激されて出来たのが"Yes, We Have No Bananas Blues"という曲だそうで、お聴きの通りSwingっぽい曲だ。Jazz AgeにはもうSwingが一般的だったんだね、って今さらな話だけど、音楽形式のBluesではない。

歌詞はこちらにあるけど、音楽形式のBluesではない曲にBluesってタイトルがつくのは昔からあるんだな。みんな、何かにつけて"Yes, we have no bananas."ばかりいうんで嫌になっちゃう、ブルーになっちゃう、っていうところだね。

ついでに再生された1928年の曲もSwing系だ。マリリン・モンローが歌ったのが有名だと思う。

せっかくなんで英語ネタをば・・・、ちょっと疑問なのがなんで"Yes"なのか?ってところ。否定文なら、"No, we have no bananas."ってならないのかね?

"Do you have (any) banana?"という疑問文なら、"No,"って答えると思うけど、"You don't have any banana?"と聞かれたら、"Yes,"もあり得るのかな?

それから、僕が習った"Close, but no bananas."についてはURBAN DICTIONARYに解説があったんだけど、上の曲との関係には言及されてない。でも何か関係ありそうな気がするね・・・、しらんけど。

ということで、今日で冬休みは終わりなんで、連続投稿はこれまで、かな。

僕の会社はこういう場合の土曜出勤が好きなんだね~、まぁ、官公庁は今日から始まってるけど。

で、今年の目標、というか願望は次期嘱託契約で、っていうのは今年の5月から来年の4月末だけど、それでめでたく隠居の身になりたい、ってことだな。

 

 

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2018/12/16

緋色の楽譜 - ミステリー

久しぶりの更新だな。

そろそろ高齢、いや恒例のVoyage原稿を書かなきゃ、というので以前に書いたネタをなんか発展させられないかと図書館で資料になりそうな本を借りてきたのがもう先月の中頃だったかな。

スウィングしなけりゃ意味がない?

スウィングが黒人音楽から来たのか、それともヨーロッパ系のダンスから来たのか、というのが一つの命題だが、これはなかなかとまとまらないんで、先日また借りてきた本がお題。

年末にかけては10冊借りられるので、資料以外に目についた本も適当にとったのが:

緋色の楽譜(上、下)/ラルフ・イーザウ著/酒寄 進一訳
モーツァルトの息子/ジャック・トゥルニェ著/高井 道夫訳
フランス紀行/ブノワ・デュトゥルトル著/西永 良成訳

上の二つは音楽関係らしいから、フランス紀行はなんとなく。

「緋色の楽譜」はフランツ・リストの末裔というピアニストが主人公、そしてリストの書簡や楽譜、それに関連した人々やリストが滞在したヨーロッパ各地にまつわるミステリーで、ちょうどダ・ヴィンチ・コードのリスト版みたいな筋立てだ。例によって・・・、かどうかしらんけどフリーメイソンも出てくる。

アマゾンの書評では賛否両論みたいだけど、結構楽しんでるのは、やはり音楽つながりというのと、謎を巡ってヨーロッパ各地を転々とするので、その地名やら出てくる教会、楽器などをネット検索してちょいとした旅行気分を味わったり、楽器や音楽と出会えるのがあるからだな。

謎解きにかなり無理があるという評もあるけど、例によってその辺は考えないんで気にしない。

ただ書評にもあったけど、何かと言うとノートパソコンと携帯またはWifiでネット検索で調べてしまうという主人公のやり方なんかは、ダ・ヴィンチ・コードに比べるといかにも嘘くさくて軽い感じはあるけど、ま、お話ですから。

2005年が舞台だけど、そのころにすでにそんなに資料がネットにあがってたのかな?とか、作者自身がそういう調べ方でほんまにおおかたは片付いたんだろうか?、という疑問は残りますけどね。今ならスマホで十分なところだね。

話の筋はおいといて、なんといっても舞台になる地域をストビューでみたり、出てくる楽器をYouTubeで聴いたりというのが便利で面白い。

上巻後半に出てくるブダペストのマーチャーシュ大聖堂(Mátyás templom)のオルガンが居ながらにして聴けるんですからね。

1時間以上と長いので、最初の「幻想曲とフーガト短調/バッハ」だけでいいかと思う。

小説は2005年が舞台で、オルガンは上階に鍵盤があって弾くことになってるから古いままだったんだろうけど、今はいくつか検索してみてもこの画面みたいに電子タイプの鍵盤になっているのは、鍵盤だけ新しく電子タイプのコントローラーにして音は実際の古いパイプを鳴らしてるのか、なんてところがむしろ僕の謎解きだったりして・・・、しらんけど。

これは何言ってるかわからんので僕もまだ少ししか見てないけど、教会の歴史について語ってるのかな? 小説にある簡単な説明ではイスラムに征服されてモスクになったり、第二次大戦で破壊されたりと、数奇な運命をたどったらしい。

それから上巻の最後に出てくるのが風鳴琴(Aeolian Harp/Wind Harp)という、自然の風で鳴らすハープで、これも面白い。

これは普通のハープをアイルランドの海岸に置いて鳴らしてるみたいだけど、そのためだけに作られたハープがあるようだ。

ということで、下巻に進みます。

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2018/10/21

爪切りと懸賞

徒然なるままに、のアップ。

いろいろとネタはあるけどなかなか更新せずだから、覚書。

先日の金曜は休み、家内が友人の当てた懸賞イベントにご一緒したときに会場での抽選で当てた大阪ANAクラウンプラザ・ランチ券二人分で大阪まで出かけた。

橋脚に車が衝突したってんでJRが途中で停まって阪急振替なんてトラブルで1時間遅れ、姫路で新幹線が停まって山陽だけでなく東海道新幹線全線まで停まったのがニュースになったのと同じ日だ。

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ま、しかしさすがにANAのランチ、豪華でお腹いっぱい。

本日のメニューはモロッコ風ビュッフェ、写真はシナモンスティックの入ったミントのモロッカンティー・・・、2時間くらいいたかな~。

昨日の土曜は家内が近所のスーパーの懸賞で当てた(こればっかか?)エスビー食品布引ハーブ園イベントにからめてのハーブ園無料入場券2枚で、布引ハーブ園に行ってきた。

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下の写真はFBにも投稿したけど、SNS投稿キャンペーンで#つけて投稿したらジャムがもらえるっていうので撮った写真。泰西名画にありそうな構図と色彩で気に入っている。

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あまり期待してなかったけど、天気がすごくよくて大阪湾対岸までくっきりと見えるし、ハーブや花々、木々に囲まれてとてもよかった。

それから今月3日には先の懸賞を当てた友人が当てた、京都食品商談見本市一般見学とUCC滋賀工場見学の代理偽名参加(本当はあかんのだろうけど)というのに行ってきたり。

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商談というだけあって豪華試食満載、ビュッフェ形式で食べ放題なんてのが上の写真。試供品も持ちきれないくらいにいっぱいいただいてきた。下は、バックの雲が立ち昇る湯気みたいなUCC滋賀工場。

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このご友人というのが懸賞にやたらと当たるというか、それだけこまめに出していることでもあるんだけど、家内はそのおこぼれに何度か預かっていて、今回はご本人は同日の別の懸賞に当たって行けないので、代わりに家内と僕が、というところ・・・、なんか文章がごちゃごちゃになってややこしいけど、ま、いいや。

てから、14日は高砂万灯祭でゲスト出演したバンドに今回もお呼ばれして、三木山森林公園で開催された「夢追い人の文化祭 re:Art」に、お借りしているテレキャスターでゲスト出演、これも緑に囲まれたとても素敵なホールで気持ちよかった。

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左端でちっこくなって弾いてるのがワタクシ。

彼らのおかげで万灯祭やこのイベントにも出演できたので感謝です。

ただTスクエアとかYMOといった曲も最初は新鮮だったけど、やっぱり僕の思う方向とは違うなと感じるこの頃。

17日はこれまた無料招待いかが、とお誘いを受けて会社の帰り、神戸文化ホール中ホールで開催された、スウェーデンのボーヒュスレーン・ビッグバンド公演

関西のプレイヤーとの共演もあって、さすがに世界レベルのビッグバンドは違うわ~、とアンサンブルの醍醐味を味わった。写真はアンコールもすべて終ってみな帰るところ。

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こちらは共演された西島芳さんのBlog、この方のアンコールでのブルースソロが実にユニークで、もっと聴いてみたかった。

BBB公演に向けて

で、今日の午後は加東市で小野リサのコンサート、東播ジャズ倶楽部が協力ってことになってて割引指定席優先の特典つき。

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ま、そんなことで今日のお出かけは新しいシャツを出して(っていうかほとんど家内が買ってきて、「これ着!(これを着なさい)」っちゅうパターンだけど)着てみたら、襟裏のタグがギザギザしていてかゆいので取ってしまったのがタイトル・・・、って、なんのこっちゃ?

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取るのになんかないかと思って手近にあった爪切り(写真中央)で細かな縫い目に先端を突っ込んで、くいっと引っ張ったら、スカっと、なんと切れ味のよい爪切りだと改めて感心してしまった。ずいぶん以前に三木市の金物まつりで奮発して買った高級爪切りだが、未だ切れ味衰えず!

で、今日も快晴、爪切り日和だから庭のサンデッキで手足の爪を切った。

サンデッキで座って爪を切っていると、結婚前に契約したばかりのマンションの部屋を家内と下見に行ったとき、僕らの部屋は5階建ての3階だったんだけど、ベランダから下をみたら、1階は庭付きで、そこで爪切りをしている男性をみて、なんだかうらやましかった記憶がいつもよみがえる。

それから38年、月日の流れるのは早いね。

写真左側の本はバローズの火星シリーズ再発版、何年か前に買ったままほったらかしてたんだけど、久しぶりに読みだしたら荒唐無稽を絵に描いたような話だけど止まらない。

本の横の小さいのが、取り外したタグ、爪切りの左は図書館から借りてきたイタリアの小説「ポルトベーロの魔女」。

読みかけたんだけど、火星シリーズを手にとったらもう興味半分になって最初の数ページから進んでないな。

イタリア文学を読んでみようと、以前に借りた「失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語」は面白かったけど、次に借りた「スタバト・マーテル」はよい作品なんだろうけど暗すぎて途中で返してしまった。

「ポルトベーロの魔女」もあんまり明るい内容ではないし、返却期限までには読めないかも。

では、もう少ししたら小野リサコンサートに出かけます。

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2018/07/29

最近の読書事情 2018年7月

暑い、あち~、で更新する気も起きないが、今日は今朝方の台風一過でちょっとましかな。

ということで、最近の読書のことでも書いておこう。

直近で読んだのは次の3冊、女性作家。

モダン/原田マハ
ジヴェルニーの食卓/原田マハ

以前から課題(^_^;)だった、たまには軽い読み物を、というので選んだ原田マハの短編集。

「モダン」はNY近代美術館に関連した短編集、「ジヴェルニーの食卓」は印象派画家に関連した短編集。

いずれもいわゆる「よい話的」な要素が多いが、なかなかとよかった。短編のほうがこの人には似合ってるのかもしれない。長編になると色々とアラが目立つような、というほど読んでないけど、短編だとそういう間もなく終わるからかな。

もう図書館に返してしまったんで、短編の題名もろくに覚えてないけど、いずれにしろ作家の美術に対する造詣の深さと愛情がいっぱいなのはよく伝わってきた。

職歴からこういう話のネタには事欠かないんじゃないかと思うが、MOMAにいたということもあるだろうけど、とにかく印象派以後の美術を題材にしたものが多いね。

まぁ、あくまでフィクションとして読むべきなんだろうけど、メアリー・カサットやらモネやらマティスやらの生活やら考えはこんなんだったのか、と思わせながらのストーリーは美術好きには楽しめる・・・、たまらない、とまではいわないけどね。

大人のラノベというよりは少々レベルアップで、見直した感じ?

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この写真は1992年のアメリカ出張のときに訪れたMOMAにある壁一面のモネの睡蓮。これと対になっているオランジェリー美術館にある壁一面の睡蓮も、97年のヨーロッパ出張時に見たのがちょいと自慢(^_^)で、オランジェリーの睡蓮が「ジヴェルニーの食卓」の題材にもなっている。

続いて、

漁師の愛人/森絵都

全然知らない作家だったけど、図書館のダブル村上のあたりをウロウロしていて、奇抜なタイトルが目について手にしてみた本。

これも短編集で、最初の短編2つは図書館で読んでしまった。

これはまだ手元にあるので、題名を書いておこう。

少年とプリン
老人とアイロン
あの日以降
ア・ラ・モード
漁師の愛人

「あの日以降」と「漁師の愛人」が長め、あとはごく短い話で、短い方はわりと他愛のないというか、作家なら誰でも書けそうなありがちな話だが、長めの二編はかなりクラクラした。

「あの日以降」は東北大震災に関連した話で、上記の「モダン」収録の同じ震災を題材にした「中断された展覧会の記憶」と好対照。ついでにといっては失礼だけど、原田マハの短編集には9.11を扱ったものもある。

少なくとも森絵都は、この二編を読む限りでは動物的女臭さが芬芬としている。

俗ないい方だけど、原田マハはエンタメ(大人のラノベ)、以前に読んだ佐藤亜紀は鋭利な刃物、って全然比較になっとらんけど、対して森絵都は鈍器でグリグリとねじ込んで来るような感覚だ。

先の二人はちょうど塩野七生と同じように、文献、史書などの詳細な資料から話を組み上げるタイプ(たぶん)なのに対し、森絵都はそういうのではない、いってみれば普通に創作した小説というのも対照的だ。

森絵都の二編を読んでいて、学生のときの軽音の同期で理学部生物学科にいた友人の卒論の話を思い出した。

卒論のテーマは確か「ショウジョウバエの処女生殖」というので、ショウジョウバエのメスの卵子(メスに決まっとるな)になんかしらんけど操作をすると分裂して子供が出来るが、その場合は理論的にはメスしか生まれないはず、だが、実際にはオスもたまに生まれる、ってな話だった。

ついでに同じ頃に読んだ「処女惑星/ポール・アンダーソン」も思い出した。

これは難破した宇宙船で女性しか生き残らなかったために、たどりついた惑星で処女生殖により命をつないでいったことから、女性しかいない惑星となった、ところにある日、男が一人だけ乗った宇宙船が難破してきて大騒ぎ、結構ナンパな話だったような記憶がある(^_^;)。

前記の友人の卒論をそのまま当てはめると「処女惑星」にはならないことになるけど、実際のところどうなんだろうね。

まぁ、それだけ森絵都の小説に、女性の生物的な強さと、男なんかつけたしよ、ってのを突きつけられたようで、そんなことを思い出したのだ。

いつもの図書館には佐藤亜紀は3冊しかなくてもう読んでしまったけど、森絵都はもっとあるので、しばらくは追いかけてみようかと思う。

もう一冊、今読みかけてるのが、これも適当に書棚からとってみた「まぼろしの王都/エミーリ・ロサーレス/訳-木村裕美」で、スペインの作家だ。日米以外の国の小説でなにかないやろかと思ってとってみた本。

まだ読み始めたばかりだけど、導入部は結構面白い。どうやら現代のスペインで育った男の生まれ故郷にある、カルロス三世時代の作りかけで放棄された廃墟を巡って、過去と現代をいったりきたり、かな~?

Charles_iii_of_spain

これはWikiにあったカルロス三世の肖像画。

去年のマルタ旅行から、塩野七生の地中海や十字軍関連本の読書に続いて、カルロス三世は18世紀、ナポリ王からスペイン王になったとか、なんとなくつながりがあって面白そうな気がする。

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