2019/08/25

琳派イメージ展

暑い夏、お盆も過ぎて8月もあと残すところわずか。

ということとはまったく関係ないけど、2015.10.19に書いた記事が下書きで残っていたので、今更ながらアップです。だから季節がずれてますが、当時は定年過ぎたとはいえ、まだフルタイムで働いていたころかな?

今はこんなに面倒くさいこと、考えなくなったな~(^_^;)。それにここで書いている見本市も行かなくなった。なんせ家内と2人で行くと交通費だけで7000円以上かかるんでねぇ。

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<2015年10月の話>

この土曜日、画材業界の見本市が京都勧業館であった。

毎年家内も一緒に行くのが恒例で、まぁ、今年も顔だししとかないといかんかなぁ、ということで行ってきたが、ちょうどチケットをもらっていた「琳派イメージ展(京都国立近代美術館)」がすぐ近くで開催中なので、そちらメインで行ってきた。

業界の方は先細りで年々規模が小さくなっているようだし、出展内容もまったくといっていいほど代わり映えがしない。

画材というのも特に大きく目新しい物が必要とされていないといっていいかもしれない。周辺商品(といってなにかという説明は面倒なので省く)では新しい物が出たりはするのだが、そうはいっても画期的にどうこうというより従来の延長線上のものばかりだ。とにかくCGを含めて表現手段が多様化して、描画材料というのがその一部でしかなくなって久しいといえるだろう。

だから製品開発に携わる身としては目新しいものがない見本市にいっても、ほとんど得ることがないというのが実感で、まぁ、今年もその通りだったので、さっさと切り上げて美術館に向かった。

家内は以前に別の琳派展に友人と行ってよかったということで、多少は期待していたのだが、結果としては「琳派イメージ」とはよくつけたなぁ、というか、「画像はあくまでイメージです」っていうやつだ。(^_^;)

作品は明治から現在に至る作品を並べているのだが、これといった目玉になるような作品が見当たらない。琳派の流れがそれなりにわかるのかというと、そういう展示でもなくてとりあえず集められた作品を並べましたみたいな?

その中では明治、大正、昭和初期と時代が古いほどよい作品が多かった(というほどの数はないのだが)。年月に耐えて残ってきた作品の持つ力のようなものがあるのだろう。

また、制作年代をみて、その時代との関係で見てみるというのも、時代が近いだけに想像しやすいところはあるといえる。なんとなくだが、第二次大戦までと終戦後、そして現代という括りで考えていた。

明治は開国によって一気に西洋絵画技法が入ってきたことによる大きな変化があったと思う。そうした技法を取り入れた作品は、なにか新しい方向を目指そうという意気込みがありそうに見える。

明治から大正、昭和初期は、明治から続く海外出兵、いってみれば侵略戦争時代、取った取られた、出征した、戦死した、というのがごく日常的に語られた時代で、そんな影響も見えないことはない作品もある。こういう見方はしたことがないのだが、これは先の安保関連法案騒ぎと、牛歩で読んでいるKindle版無料「我輩は猫である/夏目漱石」の中の会話から見て取れたことが影響しているといえる。

また1943年の作品となると、すでにかなり国全体が困窮してきていたのではないかと思うが、その時代でも絵を描き続けるというのはどういうことだったのだろうかと想像してみた。相当な覚悟がいったのではなかろうか。

戦後になると、価値観が逆転して生活も苦しいが新しい時代が来るという将来への希望のようなもの、また戦後に台頭してくる現代美術の影響もあるだろう。ここにも明治初期と類似した新しいものへの探求があるような気がする、が、これは後付の理屈かもしれない。

現在の作品となると、琳派というのがもうほとんど素人目にはわからない現代美術だ。

そしてどういうわけか、池田満寿夫とマチスの版画がいくつか展示されていた。

池田満寿夫も昔は色んな所に出ては話題を振りまいていたけど、亡くなられてからはとんと噂を聞かない。作品はそれなりに生き残っているのだろうか。少なくとも今回の展示では他の作品に比べてもあまり目立った作品とも見えない。

一方で、マチスはもうこれはマチス大先生、相変わらず、ということだが、比較的小さな版画作品群なので、ポスターを見ているようなものである。

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ということでありました。もちろん、「吾輩は猫である」はとうに読了していますが、その後、何年かあとに読みだした「夜明け前/島崎藤村」(もちろんKindle無料版)は第二部の上の途中で止まったまま、一向に進んでない。

読書というとほとんどは図書館で借りたものになっていて、返却期限があるからなんとか読むんだけど、Kindleに入っているのはいつでも読めると思うとほったらかしだな(^_^;)。

画像はなにかないと淋しいかと思ってアップ。我が家から少し北に行ったあたりは田園風景の田舎だけど、これはそのあたりの風景。

昔ながらのラジオ電気店というのがいいですな。

それからとなりの自転車屋さんには昔懐かしの「宮田の自転車」というロゴの半分が見えている。Wikiによると紆余曲折の後に今は台湾の企業に売却されてMIYATAになってるみたい。

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2019/06/06

イタリア旅行記-27 ミラノ-最後の晩餐

2016年6月10日 その3

いよいよ「最後の晩餐(L'Ultima Cena)」の鑑賞だ。

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右のレンガ作りが待ち時間に見学したサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で、その隣の田舎の民宿かと思う質素な黄色の建物の中に「最後の晩餐」が保存されている。

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建物内に入ると、前のグループが退出するまでの待合室があり、そこに展示されていた戦災にあったときの写真。

上側の写真で膜に覆われた壁がかろうじて残った壁画部分だそうで、風前の灯火だったことがよくわかる。よくぞ残ったものだと思うし、この写真と冒頭にあげた現在の写真との違いにも改めて驚く。

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待合室の入り口(だったと思う、たぶん?)。ガラスがアンバー色で紫外線カットになっているのがわかる。

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待合室も昔の建物の再現になっているようで、残されている壁の一部がはめ込まれていた(レプリカかもしれないが)。奥の扉が壁画のある部屋に通じていた、と思う(これも記憶が曖昧)。

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前のグループが退出したので、いよいよ鑑賞に向かうが、壁画のある部屋への通路はエアロックになっていて、外気が直接入らないようになっている。待合室から通路に全員が出たところでその扉が閉まり、通路を通って壁画のある部屋の扉が開いて、中に入るとその扉は閉じられる。通路には壁画の写真が展示されていた。

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通路から見えた教会。

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とうとう世紀の名画に会えた。

その感動は筆舌に尽くしがたい・・・、ということで写真のみアップします。興味のある方はWiki(最後の晩餐)など、ネットに色々とあるので、そちらを読んでください。全体に照明が暗く、写真も暗くなっていたので、以下の各部分の写真は画像ソフトで修正しています。

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中央のイエス、斜め左下から。

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イエス、正面から。

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イエスの右。

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右端。

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イエスの左。

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左端。

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全体に照明は暗いのは保存のためには当然だろう。

「最後の晩餐」の反対側には、ジョバンニ・ドナート・ダ・モントルファーノによる「キリストの磔刑」、そして左右の壁にも残った壁面(画?)の一部があるが、僕も含めてみんなそちらはあまり見ていない。世紀の名画を前にしては致し方ない。

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全体の様子。

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反対側の壁画。

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反対側の壁からみた「最後の晩餐」、とうとう退出の時間がきた。こちらを向いてカメラを構えているのは家内。

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外に出ると、コンダクターさんが待っていた。

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歩いてバスに向かうツアー一行。

補足ながら動画、とはいえ暗い照明のもとで解像度も低いので鑑賞には耐えないけど、全体の雰囲気はわかると思う。PCの全画面表示でみると部屋全体の感じがわかるんじゃないかな(Cocolog仕様変更以前は全画面表示ができなかったけど、今はできるようになっています)。

15分と短いとはいえ、わずか25名だけで静かに鑑賞できるというのは、とても贅沢な時間だった。

 

壁画の正面で下から見上げていると、だんだんと涙が滲んできた。そのときに頭の中で自然に、バッハのマタイ受難曲の最初のコラール、「来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け (Kommt, ihr Töchter, helft mir klagen)が流れた。高校生のときから何度聴いたかわからないくらいに身に染み込んでいるが、信仰心とは無縁の身ながら「とうとう出会えた」という以外にないほどに感無量だった。

 

さらに蛇足ながら付け加えると、徳島の大塚国際美術館には、サン・ピエトロにあるミケランジェロの「最後の審判」の複製とともにこの「最後の晩餐」の複製もあるのだが、残念ながら「最後の審判」の素晴らしさに比べると「最後の晩」餐の複製はあまり感動的ではなかった。

その大きな理由が壁画の位置にあると、これらの写真をみて改めて思った。

「最後の晩餐」は地上2mほどのところにあり、下から見上げるのだが、大塚国際美術館の方は人の目の高さに置かれており、それが見やすい反面、本来の見るべき位置から見ていないという大きな欠点になっている、というのが、そのどちらの壁画の実物も複製も見た者としての意見・・・なんか自慢話みたい、というか自慢ですな(^_^;)。

「最後の晩餐」も「最後の審判」と同じように置かれた部屋の再現、全部とは言わずとも壁面の配置は再現してもらいたかった。

-イタリア旅行記-28に続く-

 

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2019/06/05

イタリア旅行記-26 ミラノ-Santa Maria delle Grazie

2016年6月10日 その2

早朝のスフォルツェスコ城見学の後は今回のツアー最大の目玉、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」鑑賞だ。

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「最後の晩餐」は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)にある。感謝の聖マリア教会とでも訳したらいいのかな(写真はバスから降りて教会まで行く途中)。

が、今回、ちょっとした問題が。

「最後の晩餐」鑑賞は完全な予約制、時間制で一度に25人まで、15分間しか鑑賞できないが、今回のツアーは28名で3人が定員オーバーだった。そのため、僕ら3人はツアー25名が見た後のグループでお願いしますとコンダクターから頼まれた。

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そういうわけで、ツアーのみなさんが鑑賞している間は教会の外で待つことになったけど、おかげで観光客もいない静かな教会本堂をゆっくりと見学できたのだ。上の写真のレンガ色の建物が本堂。

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教会前を通るミラノ市電。

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教会入り口、拝観料はいらなかったと思う、もうよく覚えてないけど(^_^;)。

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教会内部に入ると見事なアーチと円柱で、装飾も素晴らしいが、サン・ピエトロのような金ぴかではなく、質素な印象さえ与える。

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僧侶が二人。

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教会内には祭壇画というのかキリストにまつわる絵画があちこちに、ごくありきたりな風に飾られている。

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聖母子像もごく自然に。

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キリスト像に祈る人。

日常の中に宗教、教会があることが感じられるが、考えてみれば日本でお寺に行った時と同じかもしれない。

ただ多くの日本人は信仰心というよりは習慣的なものが大きいだろうと思う。最近はイタリア人も以前ほどには信仰深くはなくなってきたらしいけど。

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教会内の別室のようなところで、なにか祭式のようなことが行われていた。一族が集まっての法事みたいなものかと思うがわからない。

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天井画も奥ゆかしく荘厳だ。

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教会内にあったオルガンだがパイプは見当たらなかった。あとで専門家に聞いたところでは、据え付けのパイプオルガンではなく、電子オルガンの教会向けのものだそうで、教会内の天井か壁にスピーカーがあるはずということだった。

たぶん昔はパイプオルガンがあったのだろうけど、教会は戦災で焼け落ちたらしいので、そのときに壊れてしまったのだろう。しかしその教会がここまで修復(復元)されているのも驚きだし、それが「最後の晩餐」のある場所にもかかわらず観光客はほとんどいなくて信者しか訪れなさそうだから、やはり信仰が生活に密着しているのだろう。

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教会の中庭もなかなか素敵だ。

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というところで、そろそろ「最後の晩餐」鑑賞の時間が近づいてきた。

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教会全景。正面入り口の簡素な佇まいとは違ってやはり見事な建物だ。

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教会前の広場でくつろぐ鳩と人。

-イタリア旅行記-27に続く-

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2019/04/20

Spanish Batucada

スペイン旅行から帰国して1週間、旅行記も書いてみたいが、まだイタリア旅行記も終わってないし、カンボジアにマルタにアイルランドもあるし(^_^;)、っていいつつ、Voyage原稿も〆切過ぎてるんで、この1週間はそれで手一杯、やっとなんとか初稿を終わったのが今晩。

最初はなんかウダウダして進まなかったんだけど、スペインに行ったし、油井正一大先生は「ジャズの歴史物語」で「A Song is Born」の映画でDanny Kayeが言っていたジャズのアフリカ~スペイン起源をもっと具体的に書かれていたし、で、タイトルを「Sketches of Spain」としたらなんとかかんとか筆が進んだ、といってもマイルスのアルバムではなくて、ジャズにはスペインの影響が大きいんだよ~、っていう意味ですけどね、洒落たタイトルなんでパクってしまいましたm(_ _)m。

ま、一息ついたところで、FBにメモしてたのを書いておこう、ってのが今日のタイトル。

スペイン旅行初日観光はマドリッドの王立ソフィア美術館、プラド美術館とトレド観光だったんだけど、王立ソフィア美術館でゲルニカなんかを見たあとプラドにバスで移動予定が、市内マラソンで交通規制のために歩くことになって、で、ちょいとしたハプニングとかあったりして、プラドは大急ぎで全然余裕がなかったり。

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で美術館を出た頃にはマラソンは終わってたんだけど、サンバのバツカーダみたいなのが遠くから聞こえていたのは、マラソン後のイベント続きかな~、でトレドに向かったわけね。

で、夜はマドリッドにもどって宿泊なんだけど、これが駅の近くのホテル、で、だね、夜中の9時ころだったか、昼間聞こえたバツカーダと同じようなのが聞こえてきたんだね~。

ま、その時はまたやってるな~、だったんだけど、これが全然終わらない、まったく切れ目なしで続いてる。

家内なんかは、なんかやってるね、で寝てしまったんだけど、音楽耳の僕としては気になって仕方がない。

まぁ、そのうち終わるだろうと言ってるうちに11時、まぁ、12時には終わるだろう・・・、が終わらないで、結局終わったのは夜中の1時半頃で、やっと寝ることができたという話。実に4時間半、まったく途切れることなく続いていた。

翌日、他のお客さんに聞いたら、駅前でなんかイベントやってたらしいね~、だそうだ。夜中の一時半までね(@_@;)。

 

上はYouTubeで検索して見つけた映像、Zaragozaは偶然ながらブラジルじゃなくてスペインだ。ちなみにザラゴザではなくサラゴサ、スペイン語のZはS、というよりthに近い発音したりするらしい。

スペインにもこういうビート感があるんだ、っていうかもともとはスペインが起源なんだろうけど。

イベリア半島は長い間、イスラムに支配されていたんで、他のヨーロッパとはかなり違う文化があるというのがよくわかったのが、前回に書いてたJordi SavallのCDだ。

 

これはCDに入ってた曲の別バージョン、というか演奏者が違うんだけど、こちらの方がビート感が強い。8/8(4/8?)拍子と9/8拍子が交互に出てくるところが小気味良い。

出だしなんかバツカーダかと一瞬思ったし、続く旋律はアラビアっぽいが、これが14世紀のスペイン古楽ということなんだから、やっぱりラテンアメリカ音楽はスペイン起源なんだ。

CDには解説がないがタイトル「Llibre Vermell de Montserrat」についてはWikipediaに解説があり、「モンセラートの朱色の本」に納められているとある。

モンセラートはスペイン旅行のオプショナルツアーで行きたかった「黒い聖母像」で知られるバルセロナ近郊にある修道院だけど、人数が集まらずに行けなかったのが残念。

ラテンアメリカには、もちろんアフリカから南米や西インド諸島につれてこられた黒人も大きな役割があるわけだけど、スペインに影響を与えたイスラム、つまりアラブ系の音楽もアフリカの影響があるそうだし、ジブラルタル海峡をちょいと渡ればアフリカという近さだから、当たり前なんだな。

ということで、Voyage原稿もその辺りを絡めてみました、乞うご期待(^o^)/。

 

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2019/03/18

スペイン旅行 - 心の準備

スペイン旅行-心の準備ってなんやねん?っていうと、たかけんさんがスペイン旅行に行かれてたので、その記事を読んでイメージトレーニングでもしようという話。

ここから始まります。

テキトー絵日記 旅行準備

たかけんさんが行かれたのは9月の熱い時期だけど僕らは来月なのでマドリードの天気をAccuweatherで見てみると、4月6日~12日は晴れ、最低気温4℃、最高気温16℃とあるから今の阪神間あたりとほぼ同じかな。グラナダも同じような天気だ。

それからたかけんさんはフィンエアだけど僕らはルフトハンザだ。

むかぁし、出張でスイスに行ったときのルフトハンザはとてもよかったけど、2016年にイタリア旅行したときのルフトハンザはまるでアメリカ資本みたいというか、あんまりよくなかったからなぁ~。

パンフにあるコースを確認しておこう。

1日目-4/6 関空発-マドリッド着~マドリッド泊

2日目-4/7 午前トレド移動、トレド観光後マドリッドへ戻ってプラド美術館など~マドリッド泊

3日目-4/8 AVE(超特急)でコルドバ移動、コルドバ観光後グラナダ移動、夜はフラメンコショー~グラナダ泊

4日目-4/9 グラナダおよびミハス観光-アルハンブラ宮殿は予約交渉中でまだ行けるかどうか不明~グラナダ泊

5日目-4/10 空路バルセロナ移動、バルセロナ観光 サグラダ・ファミリアなど~バルセロナ泊

6日目-4/11 午前バルセロナ観光、午後フリータイムまたはオプショナルツアー~バルセロナ泊

7日目-4/12 バルセロナ発

8日目-4/13 関空着

2連泊ずつになるのと、長距離移動が超特急と空路というのが特徴らしいけど、セビリア(セビージャ)に行かない以外はどうやらたかけんさんのコースとほぼ同じみたいだから、とても参考になってありがたい。

最後にたかけんさんのスペイン旅行スライドショーを拝借いたしますm(_ _)m。

あ、そういえば「茄子・アンダルシアの夏」ってアニメ、あったな~。

これは全編かな?、今は見てる時間がないけど。

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2019/03/14

Canarios、ヘミオラで思い出せなかった曲

Voyage原稿は例年はもう書き終わってるところだけど今年は相も変わらず一筆も進まず、だらだら・・・。

で、以前にヘミオラについてグダグダ書いてたときに思い出せなかったギターの曲が見つかったのでメモに、また本借りた、などなど。

YouTubeで"canarios guitar"で検索すれば、超有名なギタリストも含めていっぱい出てくるけど、まぁ、きれいなお嬢さんの映像がやっぱりいいかと(^_^;)。

Sanzの曲だったんだ。

Gaspar Sanzは17世紀スペインの音楽家で、クラシックギターをやってればそのうちに必ず出会う作曲家だ。PDだからネットで検索すればフリーの楽譜もDLできる、もちろんDLしたけどね。

こちらはバロックギターの演奏。

すごくダンサブルな演奏だけど、この時代はたぶん基本的にダンス音楽だったんだと思う。

次は途中からCanariosが始まるので、そこからの再生にしている。曲想がちょっと違うけどね。

これは実際にダンスの映像だ。これ以外にもダンスの映像を見かけた。

ヘミオラをもう一度確認しておくと、この曲の場合は6/8拍子で書かれているんだけど、3+3の2拍子と、2+2+2の3拍子が交互に出てくる形式だ。

Canariosを見つけたきっかけはFBフレンドさんで高校の同級生だったY君がスペインにおけるイスラムの影響とかなんとか投稿していて、紹介されていたのが「ESPANA ETERNAL/」Jordi Savall」という11枚組のCDで、面白そうなんでYouTubeで検索してみたら出てきたのが下の映像。

この映像から、う~ん、ここでは演奏してないな(^_^;)、なんか忘れたけどその関連で見つけたのだった。

あ、そうそう、18:18から始まるハープ独奏による"TARANTELA" - Lucas Ruiz de Ribayazが有名なSicilianaに似ていてそれが思い出せなかったので検索したとき、なんかの拍子に見つけたんだ、なんてのはどうでもいいか。

しかしこの演奏もダンサブルで、なおかつ6/8、あるいは12/8拍子と書けそうな曲が古楽に多いことがわかる。長いですが、興味のある方はどうぞ。

 

Sicilianaは以前にもアップしたかもしれないけど、もとは16世紀イタリアのシチリア地方の作者不詳の舞曲で、レスピーギがオーケストラ用に編曲したものが有名だ。

Espana_eterna Y君が紹介していた「ESPANA ETERNA」は11枚組CDにもかかわらずAmazonで4000円以下だったんで注文してしまった。イギリスから届くらしい。

CDについては、Warner Music Japanのサイトに簡単な説明がある。

同時に紹介していた「寛容の文化/マリア・ロサ・メノカル-訳-足立孝」も古本にあったんで注文して昨日届いたのが、下の写真の通り。

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で、なんだこの写真は、っていうと、左右両端は図書館でなんとなく借りてきた2冊(^_^;)、「別の言葉で/ジュンバ・ラヒリ-中嶋浩郎訳」と「文学会議/セサル・アイラ-柳原敦訳」・・・今回はすぐ読めるような薄い本にしたから、たぶん読めるだろう。

ピンク文字の本はスペイン語お勉強用・・・全然進んでないけど。

後ろに見える音符はこれも以前に書いてたんだけど、Tatyanaさんが弾いている「Incantation No.2」の楽譜だ・・・、結局注文してしまったけど、まぁ、なかなかの難物であります。ついでながら左端上にわずかに見える楽譜の切れ端がDLしたCanarios。

Incantation No.2は素敵な曲なんで再掲。

前々回の投稿に書いてた「ギリシア人の物語-I/塩野七生」は結局少しだけ読んだだけで期限切れで返却したので、またのお楽しみにということで。

「ジャズの歴史物語/油井正一」は概ね読んだかな。これまでウダウダ書いてたジャズの歴史が初期のラテンアメリカの影響まで含めてほとんど網羅されてて、まぁ、参ったね(^_^;)、さすが油井正一大先生だ。

「大衆音楽の真実/中村とうよう」はまだほとんど手つかずだけど、「ジャズは形式である」とかなんとか書いてあったのが面白そうな。

これはおまけというか、たまたま続けて再生されたSanzのギター合奏。後ろにいるフレームドラムの音があまり聞こえないのが残念だけど、美しいハーモニーだ。

で、最後はギターという以外はなんの関係もないけど、この方もFBでフォローしているお好みの女性ギタリスト、Gabriellaさん。ABBAの曲はなつかしいな~。

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2019/03/03

美術館からの招待状

音楽ネタ以外もなんかないかな、というので:

千葉県佐倉市にある川村記念美術館に仕事で行って色々と投稿したのは2008年の秋から冬にかけてだったけど、それからずっと美術館で企画展があるたびに会社住所で僕あてに内覧会/レセプションの招待状が届いている。レセプションに出席しなくても会期中は封筒を持っていけば2名まで無料で鑑賞できる招待状だ。

毎回いただいているものの佐倉市はあまりに遠いので出席したことはない、当たり前ながらね。

で、また数日前に招待状が届いたのが「ジョセフ・コーネル展」だ。

封筒の表に印刷してあったジョセフ・コーネルという名前を見た途端に「箱に入った写真/絵」だったんじゃないかとひらめいて、入っているパンフを見たらそのとおりだった。

Joseph

少なくとも僕にとってはほとんど馴染みのない作家なんだけど、なんですぐにわかったのか不思議だった、っていうだけが今回の話題。

改めて過去ログをたどってみたら、2008年10月18日の投稿で次のように書いていた。

川村記念美術館-常設展示-色々

一階の東奥はコーネルの部屋になっている。コーネルの箱に入った作品は9月の「新日曜美術館」でも取り上げられていたが、うーむ、今のところは僕の守備範囲外だなぁ。番組をきちんと見ておけばもう少し感動できたかもしれない。

う~ん、こんな程度の印象しかなかったのに思った以上に記憶に刻まれてたんだな。なんか不思議で得した気分(^_^)。

それとこの当時は仕事関連で美術に接することも多くてよくそれを投稿してたけど、今はそういうこともなくなってしまったな~、っていうのと、もう10年以上前のことだったんだと、当時の記事をいくつか読み返して感慨にふけったのでありました。

ジョセフ・コーネル展の会期は2019年3月23日~6月16日、レセプションは3月22日13時受付開始です。

2019.3.15追記:下記の件は、個人的にメールで希望してこられた方がいらっしゃったので受付は終了しましたm(_ _)m。

もしこれを読んで行ってみたい方があったら、コメント欄にその旨書いてください。コメント投稿時にメールアドレス入力必須(非表示)になっているので、そのアドレス宛に私からご連絡差し上げた上で招待状をお送りします・・・、って書いても反応があるとは思えないけど(^_^;)。

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2019/02/10

African Rhythm

またSwing関連の話。

IrishとかSpanishとかヨーロッパ伝来の話が多くなってしまっていたけど、今回はアフリカン。

この映像はFacebookでシェアされてたガーナのAGBEVEKORFE RENAISSANCE BRASS BANDの演奏で、ガーナの伝統民謡とGhana Nyigbaという2曲を編曲したものだそうだ。

で、これを見て聴いて、これは何拍子であろうかという話。

ブラスの音を聴いていると、普通の2/4拍子のように聞こえませんか?あるいは3/4拍子?

でもね、彼らのステップをみると明らかにシャッフル、つまり12/8拍子なんだな。

最初のカウベルのカウントとシェーカー(右端の女性)は、2,2,1,2,2,2,1で、以前に書いてた「アフリカ音楽の正体/塚田健一」にあった、2,2,3,2,3のリズムに似ている。

といってもわかりにくいので、パターンを書いてみた。

Africanghana

真ん中の段がカウベルのパターンで、4分音符2つが3組(6/4拍子)のように聞こえる。

それを12/8拍子のアクセント位置で記したのが上段の8分音符の下側に書いたアクセントで、2,2,1,2,2,2,1の位置になる。

上段の上側につけたアクセントがアフリカの基本リズムという2,2,3,2,3の位置で、同じ位置に下側のアクセントもある。

一方で下段の符点4分がブラスの足の動きだ。

しかし映像の前列のそれぞれの太鼓とかブラスのメロディーがどういう風に上に書いたリズムと関係しているのか、なんど聴いてもわからん(T_T)。

とにかく複雑なリズムなのに少年レベルで当たり前のように演奏しているリズム感がなんとも驚異的で見事だ。

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2019/02/04

Roots of Rhythm

もう二月、というところでこんなのを見つけてしまった。

タイトルもずばり「Roots of Rhythm」で、なんと3部構成でそれぞれが50分以上の映像だ。Harry Belafonteがホストをしている。

まだ全然見てないので、単なる覚書。

Part 1

Part 2

Part 3

さていつになったら終わることやら(^_^;)。

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2019/01/28

African Shuffle & Shuffle Today

ディケンズの「アメリカ紀行」にシャッフルと出ていたので、Irish Shuffleの映像をアップしたけど、African Shuffleの映像もあった。

これも出始めは12/8拍子な感じだけど、踊りだすとややゆっくりの12/4拍子みたいな感じ? かなり複雑でよくわからない。ラッパのような音とメインで鳴ってる太鼓は始まりの頭がずれてるような?

「アフリカ音楽の正体/塚田健一」によると、複数の楽器がそれぞれバラバラな演奏をして全体で別のリズムが聞こえるとか、そもそも楽器どうしの始まりが同時でなくずれているとか、かなり複雑らしい。

ダンスはIrishのようではなくもっと地を這うようなビートで、これがアフリカらしさなのだろうと思う。

とはいえ、これまでも12/8拍子とかダンスが跳ねるの跳ねないのという僕の屁理屈に合うような映像をYouTubeで探してきたりしてるわけで、まぁ、情報操作というか誘導というか(^_^;)。

いってみれば「トンデモ」とか霊感商法にも似たりといわれける、かも?

も一つ

12/8というよりは3拍子といったほうがよいくらいなテンポだけど、途中からわからなくなる。

Irish Shuffleで検索すると、こういう3連系じゃなくて、最近のテンポの速いポップ(なんと呼ぶのかしらない)な音楽に乗ったShuffleが多いし、ダンスと関係なく適当な音楽をかぶせてしまってるのも多い。

Irish Shuffleなどのステップが今風に変化してるってとこかな。

ディケンズの書いてたもう一つのダンス、カットとクロスカットのそれらしい映像はYouTubeでは見つからず。英文の解説はあったけど面倒くさいのでもういいや。

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