2025/03/27

体と武術-自分用メモ-Google Blog開設

トルコ旅行記の途中ですが、

Taki's Blog-Google 体と武術-自分用メモ-随時更新/書替

というのを開設しました。

ずっと以前にあちこちのフリーBlogサービスを使ってテーマ別にサブのBlogをいくつも作ったものの、結局全部ほったらかしでまたこのBlog一本に絞った(Blogを整理/2008.7.12・・・16年半前の話だ)という過去がある私ではありますが(^_^;)。

4年半程前、コロナ禍で完全に仕事を辞め、さてどうしようかという折に杖道を再開(杖道、ジョードー、ド~ジョ~/2020.9.7)して以来、健康/体や武術関係の情報を見つけてはBlogにアップしてたけど、コロナ自粛からのオンライン化進展のせいかどうか、今はYouTubeや様々なサイトに情報があふれてるので、見つけるたびにアップしてては追いつかないだけでなくBlogもその話題ばかりになりそうで、さてどうしようかと。

Facebookに公開設定を「自分のみ」にしてシェアしたりもしたけど、FBはどうも使いづらい、というより使えね~。

ということで、Cocologフリーがあるからそれに動画シェアしてあとで適宜メモ追加でもして・・・、と思ったらCocologフリーはいつの間にか有料になってた・・・フリーじゃないじゃん!

で、なんかテキトーなフリーBlogでもないかと探したら、GoogleのBloggerがあった。Googleはアカウントがあるので無料で使えてちょうどよい(^^)v。

自分用メモなんで、とりあえず動画や資料リンクをアップして、あとからその動画の要点や気がついたこと、考えたことなんかを追記していく・・・かどうかはわからんけど、そういうつもりなので、Bloggerの方は過去の記事も更新、追記、書替えがあったりなかったり?

ほんまに自分のためだけのBloggerなんで別にここに書く必要もないんだけど、ひょっとして興味があればドゾ。

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タイトルとは関係ないけどトルコのトプカプ宮殿中庭。斜めって撮ってしまったのでオンラインの編集サイトで角度調整してそのまんまアップ。もう少し調整した方がよかったかな。

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2025/02/03

ドラムと武道の共通点

最近、武道/武術関連の動画を色々見ていてつくづく思うのは、ドラムとの共通点だ。

*2/12追記:ドラムでは脱力が重要というのは以前にBlogでも書いたし、武道でも重要なことも書いたと思う(たぶん)が、これを最初に教えてくれたのはドラムの先生で、それが今でも武道や日常生活に大いに役立っている。

今回はその共通点で特に驚いたことを書いておこう。

合気道で1番重要なこと・意識

塩田先生は意識の問題として、持たれた腕を落とす動作で「腕が目的ではなく、下まで切り下ろす意識で行う」といっているけど、これはドラムを習っていた時に先生に言われた、「スティックをスネアの表面ではなく床まで投げ落とす気持ちで」というのとそのまんま同じだ。

ついでながら面白いと思ったのは、「下に行こうとするときは意識を上に」という点だ。他の動画での話だけど「正座で座るときは頭の軸の意識を上に、立つときは下を意識する、そして頭から腰への中心線(正中線)をまっすぐ保つ」と姿勢をまっすぐに保つよい練習になるらしい。僕は幸いにして正座はさして苦にならないので実践してみよう。

スティックやマレットでもそういう意識を逆方向にしてみるといいことがあるかもしれない、まだ試してないけど。

マリンバなんかはマレットを下向きに叩きっぱなしではなくてフワっと戻す動作をよく見るけど、ひょっとすると同じことかもしれない、違うかもしれんけど。Vibでもそういう奏法の人はいるけど、あまり見ないし僕もしてない。あくまで意識として。

FBフレンドのMikaさん夫妻の新譜プロモ動画。

Intermezzo Op.118,No2 for Clarinet and Marimba by Johannes Brahms etc....

杖道でも太刀を杖で抑える技があって、太刀がぐっと踏ん張ると杖は力任せで抑えることになりがちなんだけど、この逆方向の意識というのが応用できるんではないかな。一体となって崩れる(崩す)っていう意識も大切かもしれない。

【神道夢想流杖術】繰付

2つ目の驚いた共通点は刀とスティックの持ち方だ。

柳生新陰流 池之側 浩師範 講習会 抜粋

【刀の柄の持ち方】
手のカカト相当部分(手首の小指側の膨らんだところ)が柄の上に乗っている-小指側を占め下筋を使うのは叩く打ち方(切る動作ではない)
手の平は凹んで密着しない
カカト相当部と中指辺りに引っかかっているだけ
指に力が入ると屈筋が働いて固まってしまう(YouTube文字起し利用)

自分に合ったグリップ(持ち方)を見つける為のグリップエンドの置き位置の話

グリップの種類(アメリカン、ジャーマン、フレンチ)によって違っては来るけど、最初のアメリカンでは新陰流の柄の持ち方と同じ小指側の手首近く=手のカカト部分にグリップエンドを置くとしているし、大武さんは基本的に中指支点のグリップを推奨しているのでまさに「カカト相当部と中指辺りに引っかかっているだけ」で同じだ。

大武さんのビデオ講座はちょうど杖道を再開した翌年に購入したし、YouTube動画もずいぶんと参考にして、脱力や身体の動かし方なんかでお世話になっていることはBlogにも書いてるけど、それが武道にも大いに役立っていると思う。

他にも手の骨格などから解説している動画もあるので刀の操作にも役立つかもしれない・・・動画が多すぎて追いきれないけど。

・関連エントリー

ドラムレッスン卒業、そしてダブルストローク/2021.12.29

ドラム・ゆる体操/2021.7.17

ドラム体幹体操/2022.7.29

・付け足し
武道と武術は違うのか、っていうと違うらしい・・・、とはいえ僕は自分の体を効率的に動かすため、自分の健康のための手段と思ってるので、特に区別していない。このBlogのカテゴリーで「武道」と書いてるのも、その方が一般的な気がするからという程度だ。

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2025/01/25

合気/武術スピリチュアル

若い頃、といっても30歳前後だけど、当時の実家近くの王子スポーツセンターで合気道と杖道を習って、大阪に引っ越してからは守口の杖道教室にも通ったが、合気道はとにかくモノにならずだった、というのは以前に書いた(杖道、ジョードー、ド~ジョ~-2020/09/07)。

そしてまた神戸に引っ越してからは合気道にも杖道にもとんと縁はなかったが、4年ほど前に杖道を再開したことから稽古に役立つ情報はないかと色々とネット検索してはBlogにアップしたりしている。

その中で最近、合気道を軸として様々な情報を発信しているShioda Masahiro Aikido journeyというYouTubeチャンネルを見つけた。

主催の塩田将大さんは武道関係では超のつく達人として有名な塩田剛三氏のお孫さんで養神館合気道の道場主だが、僕が習っていたのも養神館合気道だったので懐かしく馴染みもある。

塩田剛三/合気道養神館

僕が習った頃はとにかく先生の形を真似して何度も稽古して、結局は自分でなんとか理解するのが普通だったが、塩田さんはそれをいかに言語化して広めるかということに腐心されているようだ。

最近は武術/武道関連の動画が数多くアップされていて、合気道や柔術関連ではいわゆるヤラセではないかというような、どう見ても怪しげなものが多々あるんだけど、どうもヤラセでもないみたいな?

ま、僕はそんな境地にはほど遠いんで野次馬的に見るばかりだけど、塩田さんの若く謙虚で真摯な姿勢には好感が持てて信用してもいいのかも?・・・なんて気にもなる。

そんな動画の一つ、興味のある方はどうぞ。

浮き腰?武道で必須な身体操作【合気道】

触れてるだけで相手が浮いて倒される、なんて動画は他にもたくさんアップされていて、それぞれに解釈があったりするんだけど、ここでは自分が不安定になるのを相手に伝えることで、自分は残って相手が倒れる、というような理屈なのかな?

腰が大腿骨の関節、鼠径部というのは知らなかったというか、そういう捉え方をするとずいぶんと動きの感覚が変わるな。股関節で技をかける、ってのはいいかも。解剖学的というのかな、骨格や靭帯などから解説している動画も最近は多いですね。

途中で出てくる放線状胸肋靭帯についてはこちらに解説があった(全身の骨の連結 - 胸郭・頭蓋骨)、っていっても僕は、へ~、そうなんだ~、ってレベルですが。

まぁ、見てる限りはヤラセかよ、って思ってしまうけど、真剣な表情の塩田さんを見ていると、ほんまなのかな?とも思ったりするわけで。

杖道/居合道を稽古している身としては武術/武道関連は興味があるし、なにか役立つことがあればというところであります。音楽演奏関係の動画を漁るのと同じことだね(^o^)。音楽系でスピリチュアルなのは残念ながらまだ見たことない?・・・いや音楽自体がスピリチュアルなのか(^_^;)。

力同士のぶつかり合いではないとか、相手のことを自分のように捉えるとか力を抜くなどの解説が結構多いんで、それは気の持ちようとか身体の状態操作とかいう面では稽古に活かしていきたいですね。

次は杖道の話も少しでてくるけど、刀(柄)の持ち方について僕が最近なんとなく思ってたことを岡本先生が述べておられるので参考に。

剣を使えば合気道が上手くなる理由【岡本眞先生】

生活の中の動作を技に活かす、というのは最もなことかもしれない。というか僕は武術的に合理的な動きは日常的にも合理的な動きに違いないと考えて日常での身体のあり方を武術/武道を通して改善していこうとしているんだけどね。

次は物理学者で理論的に合気道を解釈、解説されていると評判の保江先生の出演動画。空間を切り取るとか支配するとか物理学的解釈らしきものをされているけど、結構スピリチュアル系のようでもあり、賛否両論あるみたいだ。

同じく保江先生、50分以上と長いしホンマかなというところもなきにしもあらずなんでオススメはしないけど、13:30~からの「自分の霊らしきものを相手に注入」とか、34:40~からの「技をかけるには相手の後方に自分がいると思い、その方を遠山の目付、半眼で見る」というのは、気の持ちようという面では参考になるかな。

(視聴するだけで習得可能)合気を教えて頂きました!保江邦夫先生・・・

付け足し:保江先生の空間に関する講義

空間は何もないということではなく物理的に構造を持っていて自分の周囲の空間と友だちになるとかなんとか、というような説明をされております。信じるか、信じないか、スピリチュアルなのか?(^_^;)?

まぁ、年金生活の隠居の身なんであれやこれや見る暇があるんですね。

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2025/01/14

遅ればせながら謹賀新年-2025

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

正月は例年通り、2日に近くの神社に初詣と車のお祓いに行った、その時の写真。

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5日には神戸王子スポーツセンターでの杖道発会で初稽古に参加して、今年も火曜、日曜の杖道/居合道稽古を続けるつもりだ。これは帰りにスポーツセンターからJR灘駅まで歩いたときに、阪急高架沿いの道路にかかる歩道橋から。若い頃はこのあたりをよく歩いた。

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さて、昨年の目標は:

音楽面では近場の青空堂ジャズセッションが再開したとのことなので加古川Largoと合わせて参加すること、武道では春の居合道二段昇段審査合格と杖道、居合道の大会出場でありましょう。

それぞれの目標を達成したことは去年の投稿のどこかで書いてたと思うけど、「セッションに参加する」なんてのは特に努力がいるわけでもないよね。にも関わらず年初に続けて青空堂、Largo、それから東加古川のSASAYUのセッションに一回ずつ参加しただけで、それっきりだったな。それもギターばかりでVibじゃないし。あとは東播ジャズ倶楽部での練習会に2度参加したくらいだ、ってそれもギターだ。

ただし、隣町に貸しスタジオ(スタジオカントリー)を見つけたので11月に一度だけVibを持っていって2時間だけ練習したんだ。ドラムも自由に使えるんで久しぶりに叩いた。距離的には歩いてでも行けるところなので、また練習に行こうと思う。

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普段の練習が出来てるとはいい難いけど、消音マレットで思い切って叩いてたからか、普通のマレットでの強いアタックでもあまり違和感なく練習できた。

以前は家では普通のマレットで弱いアタックで小さい音でしか練習してなかったんで、いざセッションとなると強いアタックがうまく出来ないってことが多かったから、消音マレットは効果ありってところかな。

武道も去年の投稿で書いたけど、居合道二段はめでたく昇段、神戸居合道演武会では運よく初段の部3位(実質4位)、杖道県大会では他メンバーのおかげで県大会団体優勝だったし、居合道県大会や杖道講習会、大阪での関西杖道優勝大会にも参加ということで、結構活動的でありました。週2回の稽古も続いているし、7月には二天一流講習会、12月には高砂の杖道教室の稽古にも3回参加してきた。

旅行は雲仙長崎/ランタン祭り、タイ、草津鬼怒川/日光東照宮、淡路島、それ以外に日帰りも何度かあった。写真は長崎ランタン祭り。

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さて今年の目標は、これも以前に武道7年計画と書いてたけど、杖道四段昇段審査合格と大会出場。昇段審査は合格する気まんまんでありますが、大会の成績は運任せ、参加することに意義が・・・(^_^;)。

セッションも一度くらいはVibを持っていきたいところではあるけど、とりあえずジャズ倶楽部内練習が月末にあるのは確定(会場の都合もあってギター)だ。

旅行は、2月にトルコに行く予定。しかし旅行費用も高くなりましたね~。

今年も活動的な年にしたいと思います。

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2024/12/23

仙骨が大事

このところかなり寒くなった。兵庫県でも北部は大雪のおそれがあるらしい。

神戸市西区某所でも今朝は8時半でも1度しかなかった。

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とはいえ、寒さに負けず杖/居合の稽古は続けておりまする・・・、といっても最近は稽古日以外は家の中で出来る範囲のことしかしてないなぁ。

さて、最近は健康でもスポーツでも武道でも「仙骨が大事」という話をよく見る(YouTubeで僕が見てるってことね)、っていうか以前に一度アップしてたけど、そのときはほとんど理解してなかったんだな。

で、色々見ていた中でわかりやすくて練習も簡単な動画があったので、毎度ながらの羅列メモ。

動作改善アカデミーチャンネル

ただし、僕はここ数年は健康、武道、歩行、姿勢など色々と試行錯誤してきたのでそれなりにできるけど、普段あまり運動していない人にはこれだけでは難しいかもしれない。

まずは体が硬い人向けで誰でもできそうなトレーニング。まさに僕にぴったり。反り腰対策にもよさそうだ。

伸ばしたらダメ?体の硬さを解消する仙骨トレーニングを公開!

硬いということは、力んでいる、関節を動かせていない、など。

2:26からトレーニングがあるが、力を抜くのが結構難しいと思う。今のところ僕は肘がつかないから、まだまだ硬い。

次は腸腰筋と仙骨。

腸腰筋が使えるようになる仙骨トレーニングを大公開

腸腰筋が使えない人は、溝落ちが硬い-腹筋の力み-背骨の可動域制限-腸腰筋の制限につながる。

1:53からトレーニング-仙骨から前に出す:お腹を出さない(反らない)。やってみると太ももの前側が疲れてきたので腸腰筋を使えてなかったってことだろうな。

3:49から腸腰筋/仙骨からの体作りチェックがあるが、残念ながら起き上がれなかった。これからですな。

あと、動画2つ。まずは仙骨の概論みたいなのとトレーニング。

楽に動けてパワーアップ?仙骨から動く極意を徹底解説します

おおまかな解説な解説の後、4:40からトレーニングがあるが、次の動画の正座法を先に見たほうがいいかもしれない。

膝立ちからお尻を下げたり上げたりのトレーニングは居合道の制定形1、2本目に同じような動作があるからよい練習になる。

ただし腰を使って上下動をするとかえって腰が痛くなるので、仙骨で動くという意識が大事なようだ。

最後は座り方を正すことで体幹がよくなるという話。

【最強の座り方】仙骨で座ると体幹は劇的に強くなる!日常をトレーニングに【仙骨】

正座でチェック-お尻の坐骨とカカトの位置を合わせて座る。

なるほどね。居合の礼法や座り技で正座は必須だけど、ここまで意識してなかったな。これからは気をつけよう。

*2024.12.30追加:メモ用

巻き肩の原因は肩にはない!?背中を動かして肩のトラブル解消!!

巻き肩は姿勢の悪さの一要素だけど、背骨から来るという解説が説得力ありますね。先日、久しぶりに居合の稽古を付けていただいたとき、巻き肩ダメ!っていわれちゃったし。

①1:55~背骨を前後に動かす-肩甲骨は動かさないで
②3:12~背骨を左右に回す-おへそは前を向いたまま-腰が反りやすいので注意
③5:26~仰向けに寝て両腕を頭の上へ-手の平外側向けで肘が離れない範囲まで
④6:36~普段の生活上での注意点-顔、顎を前に出さない

*他の動画からの注意点:ヘソの上と下に左右の手の平を置いて下の手がちょうど上の手に隠れる姿勢がよい

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2024/12/11

杖の基礎鍛錬/長寸-浅山一伝流

前回に続いて浅山一伝流の杖術基礎鍛錬のやり方。

今回は浅山一伝流で使う隼杖(しゅんじょう)の長寸杖を使った鍛錬。

前回以上にどういう動作なのか全然わからないので、再生速度を0.25にして手順を書き出した自分用メモ。 

浅山一伝流兵法の棒術!隼杖(長寸)の基本操法、素振りを毎日稽古!

①0:04~0:22
短杖-②の動作と類似:左半身で頭上の右手は逆手、頭上から逆手打ちし左手を離して右手軸に杖先を下に回して左手で受け、そのまま左手逆手で頭上へ上げ、右半身となって左右逆の動作を繰り返す。

②0:22~0:42
右本手の構えから左手を前方へ水平よりやや上に大きく回してそのまま手の平を上にして右手の下へくぐらせると同時に、右手を離して左手の平上で右体側に沿って1回転させ、杖が垂直になるあたりで、手の平を上にした右手を左手の下、杖の前に差し出して杖を受け、さらに杖を1回転させて、右手の前に左手を差し出して杖を受け左本手の構えになる。そのまま止まることなく左右逆の動作を繰り返す。

③0:42~0:56
左半身、右手頭上、左右とも順手から本手打し、すぐに右手で杖を頭上に戻しつつ左右の手を滑らせて、左手頭上、右手が前の右半身の構えになって、左右逆の動作を繰り返す。

④0:56~
右手に杖を持った常の構えから、身体の前で右手を返しながら左右にやや∞の形で動かして杖を2回転させ、杖が手の平上で右に来たときに、右体側で、杖を人差し指から順に指の間を通しながら回転させ、小指に来たときに杖を持ち、そのまま背中に回して左手に持ち替えて、左手で同じ動作繰り返す。

なんとまぁ、わかりにくい説明だ!

でも僕がわかればよいのだ(^_^;)。

前回も今回も、どれも杖を握ってしまうと出来ない。Vibのマレットやドラムスティックと同じく、軽く持ち脱力して腕で軽く回すようにすると良いと思う。

④の指の間を順に通して回転させるのは、ギターやらVibやらドラムやらで手指の動作をそれなりに訓練しているおかげか、なんとか回るものの、なかなかスムーズには行かない。

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2024/12/10

杖の基礎鍛錬/短杖-浅山一伝流

今回は浅山一伝流の杖術基礎鍛錬のやり方。

浅山一伝流で使う杖は隼杖(しゅんじょう)と呼ぶそうで、今回は短杖を使った鍛錬。

普通に動画を見てもどういう動作なのか全然わからないので、再生速度を0.5にして手順を書き出した自分用メモ。

杖術 棒術 半棒術!浅山一伝流兵法 隼杖(短)の基礎鍛錬!一日2分

①0:03~0:33
頭上に構え-左手左足前-杖先の左手は順手、右手は上-手は杖尾で順手
本手打に打つと同時に右足を左足に揃え、左手を離して右手軸に杖先を左後方へ回すと同時に左足を後ろに引きつつ、左手順手で杖を受ける-右手は逆手
杖を両手いっぱいに取り、左手で前方へ突き、すぐに戻してそのまま頭上へ-左手は杖尾順手
→最初の構えの左右逆になるので、上記を左右逆で繰り返す

②0:33~1:01
同上だが、頭上の右手は逆手
逆手に打ち、左手を離して右手軸に杖先を下に回して左手で受ける(両手とも順手)
杖をいっぱいに取り、左手で突き、戻して右手順手、左手逆手で頭上へ(左右逆)

③1:01~1:21
左半身、右手右後方で杖の物打ちあたりを順手で持つ
右手首を返しながら前方から左後方へ振り回して左手順手で受ける
左右を繰り返す

④1:22~1:56
左半身、③と同じ構えから右足を踏み出しつつ、右後方上から杖を振り上げ、右半身となって杖を面前で時計回りに1回転、そのまま杖先を右下へ回していき右体側で1回転させ、面前からもう一度繰り返す
繰り返して体側の右上に来た杖先を右前方から右下へ逆手になって回し、そのまま右後方から背中~左肩に回して左肩に出た杖先を左手で受ける-このとき、足を踏み変えて左半身になる
受けた左手で右手での回転と同様にして、右肩に来た杖先を右手で受け、繰り返す

以上、自分にわかる程度のメモ。

家の中でも50~60cm程度のごく短い棒なら可能だけど、ぶつけないように。また手の持ち替えをミスると杖(棒)がどっかへ飛んでいって危ない。

杖道で使う杖はこの動画で使われている短杖よりは長いので、スローペースでないと手首を痛めるかもしれない。

もう一つ、長めの杖の基礎鍛錬動画があるけど、それはまた。

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2024/10/05

正中線、丹田、縮地

今日はやや暑いとはいえ、秋らしい青空が広がって気持ちのよい天気ですな。しかし午後からはまた蒸し暑くなるのかな?週明けは雨らしいですが。

さて今回は杖道、武道、そして健康にも役立ちそうな話・・・といいつつ、やっぱり動画羅列の自分用メモですが(^_^;)。

で、稽古をしていると「正中線」という言葉がよく出てくる。

真ん中の線だろうということはわかるけど、何の真ん中なのかわりと曖昧なんでちょっと調べてみた結果。

正中線(せいちゅうせん)、本来は神道用語。神に真っすぐにあたる線をいう。
 (中略)
ここから敷衍(ふえん)して、武道においては身体の中心線を正中線と言い、流派によっては中墨(なかずみ)ともいいます。
古流へのいざないとしての杖道打太刀入門/杖道範士 松井健二

つまり体の中心線ということは体の向きを変えたり移動すれば正中線も一緒に動く、ということだね。

ちなみに神社の石畳の真ん中の線が正中線で神が通るとされるから、人は歩いてはいけないのだそうだ。

で、杖道は二人一組の形武道で、最初に両者が向かい合って立った位置を結んだ線を基準として演武するが、この線を正中線という人もいたりする。

で、剣道連盟の杖道解説書を見直したところ、これは中心線と書いてあった(全日本剣道連盟杖道-解説 P.54図)。

中心線は床に引いた線みたいなものだから人が動いても動かず、演武の基準線となるわけだね。これからは正中線と中心線を混同しないようにしよう。

興味のある人は下の全日本杖道大会の動画を御覧ください。

第50回全日本杖道大会 三段の部 準決勝

ということで、まずは正中線について。

身体の中心線、というだけなら体軸とか体幹とか色々な言葉はありそうだけど、そういうものでもないらしい(体軸と正中線の違い)。

正中線ってなあに?【合気道 古武術】 SAKURAsKills

いきなりゆるめの動画ですが、まぁ、そういうことらしい・・自分で説明するのが面倒、というより自信ないので気になる人は動画を見てくださいね。

真っすぐ立つ。正中線をだす。手足をつなげる。/杉本康紀

いつもながら色々と検索はしてみましたが、理屈よりどうやって身につけるか、っていうところではこの動画が一番わかりやすかった。

こちらに動画の解説があります。

伸びやかな立ち姿勢 正中線を出す

正中線について書いているサイトでは、いわゆる筋トレや体幹を鍛えることには否定的な意見が多かったね。僕は筋トレはしんどいし面倒なんでしてないけど、以前にアップした「体幹を動かす」体操は時々しておりまする。

ドラム体幹体操-2022.7.29

ドラム体幹体操は筋トレではなく、体幹を柔らかくし動く体にするための体操だそうで、僕も以前に比べるとずっと動きがよくなった。といっても体操だけでなく、杖道や居合道やストレッチなど、色々の効果の結果ではありますが。

次に「丹田」。

これは武道関係では非常によく出てくる言葉だけど、杖道ではあまり聞かない。でも大切なんでしょう。正中線と丹田もとても関係が深いらしい・・・ということでまた動画・・・動画のみ。

稲川義貴が教える肩甲骨より大切なこと・武道基礎 前編 SAKURASkills

稲川義貴が教える丹田の使い方・武道基礎 後編 SAKURASkills

丹田にも、上丹田・中丹田・臍下丹田と3つあって、正中線が出ている姿勢は3つを垂直に重ねた姿勢、というのは正中線の動画ですでに出ておりますな。

これに内踝(うちくるぶし)=足を加えて正中線が出た立ち姿勢となるそうです(正中線の出し方-前編正中線の出し方-後編/錬武体術 啓真道 川村義之)。

で、正中線と丹田の次には、縮地。以前にも投稿したことがあったけどね、あんまりよくわかってないんだよね。

ナンバ歩きに股関節の使い方 - その1-2022.12.22

ナンバ歩きに股関節の使い方 - その2-2022.12.27

【縮地法】65歳でこの走り!絶対に疲れない古流の走法を学ぶ!!

これに続いて「浮き身」というのがあるらしいけど、それは今後の課題ということで。

以上、まいどながら自分用メモでありました。

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2024/07/19

タイの夏風邪

先週の月曜日にタイ旅行から帰ってから、家内が風邪になってしまい37度超えの発熱もあった。

タイの風邪を持って帰ったのか、実にしつこくて今週になってやっと回復基調。

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家内を近所の病院に連れて行ったら風邪と診断、ただしコロナやインフルではなかった。

ところがその後に僕も鼻水や咳が出てきて、体温は36.7度だったけどなんだか体が火照った感じだった。

それが先週土曜の杖道県大会前日だったので、念の為、僕も同じ病院で診察を受けたら、別の医者で風邪ではなくアレルギーだという。家内は風邪だったといったんだけどね。

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で、とにかく県大会は無事終わったものの、今週になって体温も36.9度に上がり症状もよくなるどころかだんだんと悪化してきたのでまた医者に行ったんだけど、相変わらずアレルギー薬のみ。

結局、火曜の明石での杖道稽古はお休みした。

で、昨日はかなりしんどくて、体温も37.2まで上がったので、今日は病院に行って家内を診てくれた先生指定で診察してもらった。検査も受けてコロナやインフルではなかったけど、風邪の治りかけというところらしい。

今日も体温は36.5-37.0を行ったり来たりだけど昨日のようなしんどさはなくなったから、まぁ、これで終わるかな。なんやかやでお医者さんの世話になることが多いねぇ。

冒頭の写真はかの有名なピンクガーネシャ

見ると聞くとは大違い、というか、ガーネシャの周りには売店等が並び、ドラゴンボールの孫悟空やらスパイダーマンやらドラえもんやらあられちゃんやら、なんやらかんやらの等身大フィギュアがあり、寺院というかなんというか、まぁ、一大観光スポットですな。

奥にはガーネシャに劣らない巨大な三面仏坐像や観音像や、本堂と思しき建物があるけど、誰も見向きもしないというか(^_^;)。

その辺のことは下記に詳しいので、興味のある方はどうぞ。

ワット・サマーン・ラッタナーラーム寺院

次の写真は杖道県大会の高段者個人戦だったと思う。

僕はなんやかやで朝のうちの個人戦の時間には間に合わずで参加できなかったけど、今回も初戦予定だった方が優勝したから、参加しても初戦敗退だったね。

午後の団体戦に参加したんだけど、なんと僕の参加した小野チームが団体戦優勝だった。

なんらかの貢献ができたかなと思うけど、実際には僕の杖の相手をしてくれた太刀をした人やその後のメンバーがすべて全国大会出場経験者のなので、そのおかげだ、と謙遜しておこう(^^)v。

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2024/04/29

ヴァイブ練習用覚書

昨日は神戸の王子スポーツセンターまで居合道講習会に出席してきた。

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とはいえ、前々回に書いていた足の細菌感染がやっと治ってきたところなので、無理せず午前中だけで帰ってきた。

午前中は制定形12本の模範演武とその解説、ついでグループ分けされて僕が入った初心者組(段外~三段)は礼法(神坐、刀への礼)の稽古で終わったので、午後からの形稽古は参加せずだった。

というようなことで、最近は5月の居合道二段昇段審査に向けてそっちにばかり気がいってて・・・、というほど稽古しているわけでもないけどね。

というわけというかなんというかVib練習のための覚書・・・時間はあるんだからやれよ!、ってところですが(^_^;)。

Vib奏者のTim Collins氏はFBフレンドではないけど以前にも紹介したことがある。

YouTubeチャンネルご自身のサイトにいろんなレッスンをあげているので実践すればずいぶんと進歩するのではないかと。

まずは初心者向け練習法の動画で、そういえば学生のころはこんなんをやったな。やはり基本が大事ですな。他の楽器でもおおむね同じようなもんだと思う。

次はまったく知られていなかったVib奏者Charlie Calzarettaの紹介とそのソロの解説。

ついで、そのソロ全部を解説とともにご一緒に。解説はもちろん英語ですが。

最初は実際のテンポでの演奏で、その後30秒くらいから4小節単位での解説と演奏がある。かなりゆっくりと弾いているので、一緒に練習するにはもってこいだ・・・やれよ(^_^;)。

このコピー譜は氏のサイトで期間限定で無料で公開されているので、手に入れるなら今のうち。

Charlie Calzaretta Solo ‘Blue Lou’ Transcription

最後にオリジナルの演奏。The Art Van Damme Quintet - Blue Lou

さて、今回の居合道講習会は足のこともあるので、あまり歩かなくてよいようにと三宮から市バスに乗ったんだけど、そういえば僕は高齢者パスがあるので神戸市営公共交通は半額になるから、今までのように三宮から阪急で王子公園まで行って歩くよりも安いし歩く距離も短いんだった。

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ということでこれからはそうしようと思うが、上の写真は帰りのバス停まで歩く途中にあった廃墟(たぶん)。

都会の神戸のど真ん中、一等地の住宅街のはずのこのあたりでもこんなふうに放置された建物があるんだねぇ。

昨日は晴天で暑いくらいだったが、今日は曇のち雨、今年もいわゆる春だと思える天気はもう終わったのかな。

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より以前の記事一覧