2025/05/02

とうとうコロナ

とうとうコロナにかかってしまった。

いつどこで、いつから、というのがよくわからないのだけど、先週かそれ以前から咳は出ていた。

そしてこの水曜日は朝から咳がつづいて午後からは熱っぽいのと節々が痛む感じがあるので体温を測ったら37度だ。

そこで近くの病院に行って検査したらコロナ陽性(*o*;)。

熱っぽくて寒気を感じたのは月曜だったと思うが、発症が月曜なのかもっと前なのか。

お医者さんも僕の申告でしか判断はできないだろうけど、咳が先週からということで先週と判断。コロナの薬は発症後2日までしか効かないからと、対処療法で咳止めや解熱鎮痛剤を処方された。まぁ、軽症だからそんなものなんだろう。

感染源としては週2回の杖道稽古もあるけど、それよりも先週の土曜日に大阪の友人たちと比叡山延暦寺に行ってきたのが怪しい。

神戸の西の果てからは電車で片道約2時間、麓から延暦寺までは日本一長いというケーブルカー、そして敷地は広大なので巡回バスで回って、国内外から観光客も来ていて、などなど、感染しそうな要因満載だからね。写真はそのときの、延暦寺釈迦堂。実に良い天気で数々の伽藍や琵琶湖の眺めもすばらしくてよかったです。

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そうはいってもくしゃみ鼻水に咳が出たり、ちょっと熱っぽいかなという程度は毎年のことだから、てっきり花粉症だと思って、日曜と火曜の杖道稽古に行ってきたけど、このときはすでに保菌者だったわけだ。誰かに移してなければいいんだけど、移ってたら申し訳ない。

それ以前に先週水曜にはジャズ倶楽部仲間のドラマーさんのお宅に集まって練習会(ドラムとベース2名に僕はエレガット)をしたけど、このときのメンバーはみなさんお元気とのことで一安心。その時も咳は出てたように思うけど、まだコロナ感染はしてなかったんだろう。

ワクチンが有料になってからは打ってなかったからねぇ。

咳は少し治まってきたし熱も36.5度前後からは上がってないけど、昨日からは肋骨下に若干の痛みが続いていて、これが一番かなわない。

一般論としては、月曜からとして明日までは療養期間、来週になればほぼ回復すると期待できそうだけど、来週木曜頃までは周囲に感染させる恐れがあるらしい(10日間)から、まだ気をつけないと。

コロナが治るまで何日くらいかかる?(ファストドクター)

年金生活の隠居の身だから、自主隔離しててもなんの問題もないのがせめてもの救いかな(^_^;)。

こんなときは音楽でも聴きましょう、ということでちょうどVeraさんの長時間コンサート動画が公開されていた。

VERA DANILINA - THE ENCHANTED GUITAR - BACH KOSHKIN DUPLESSY JOSé CHOPIN RODRIGO ALBENIZ ETC

まだ4曲目までしか聴いてないけど、2曲目の前衛的な組曲はすごいな。演奏はもちろんだけど、こんな曲をよく暗譜できるものだ。

あぁ、暗譜というか暗記といえば、6月には杖道四段昇段審査で学科試験の答えをまる暗記しないといけないんだな~。なんかね、それもどうかと思うんだけど、学科問題・解答集というのがあって一字一句をそのまま覚えて記入することになってるんだよね。

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2025/02/10

EUROPA by Carlos Santana

Europa、邦題「哀愁のヨーロッパ」は学生の頃の1970年代のサンタナの大ヒットで、泣きのギターっていう感じで軽音の先輩ギタリストが弾いていたのを思い出す。

その曲のジプシージャズバージョンをたかけんさんがFacebookでシェアされていた。

 EUROPA by Carlos Santana - Emanuele Grafitti Trio ft. A. Paoletti

ジプシージャズ風でカッコいいってのもあるけど、エレガット持ってるしこれなら弾けそうな~。

なんつうても僕のエレガットはCordobaがGypsy Kingsのために作ったっていうモデルだからジプシージャズにはもってこいなはず(^_^;)。

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これは購入前にお店で試奏したときの写真。

Aメロならすぐに弾けたけどね、コード進行は枯葉と一緒だし。しかし後が続かない・・・、っていうかこの演奏ではフェイクしてるんでよくわからない。オリジナルのメロディーを覚えてなかったんだ(^_^;)。

ということでオリジナル演奏 by Santana。ジャケデザインは横尾忠則だったんだ。

 哀愁のヨーロッパ /サンタナ🎸 Santana - Europa (Earth's Cry Heaven's Smile)

このテンポなら、VOX Giuliettaで十分弾けるんだよね(^^)v・・・ほんまか?

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、っていうかエレキ持つと弾いてみたくなるメロディーだと思うんだけど、ずっと以前にフェンダーを借りたときもVOX初デビューでセッションに行ったときも弾いてみたけど、なんだか全然反応がなかったから、今は知らない人が多いんかな?

とかなんとかで楽譜でも転がってないかと検索したら、なんと楽譜付きのBacking Track動画があった。

さすがに初見でサッとはいかなかったけど、ソロはCm/Fm~Cm/Bb7sus4なんだな。ちょっと練習してみよう。

ところでEuropaのWiki英語版を見ると最初の小節は旧ソ連/アメリカの作曲家Arno Babajanianが1959年発表した"Мосты" ("Bridges")と同じとある。

 Арно Бабаджанян "Мосты", поет Варвара Убель

なるほどおんなじだ。

動画のロシア語解説をGoogle翻訳してみたら、作曲家アルノ・ババジャニャン生誕100周年を記念したチャリティーコンサートだそうです。

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2025/02/06

背中ストレッチで前途は明るいかも

数年に一度とかの大雪をもたらす大寒波が来ている。

先日の明石での杖道稽古で青森に身内がいるという会員の方が、雪国では毎日の雪かき、雪下ろしが大変という話をしていたし、ニュースでもトップで取り上げていた。

そういえば我が家のあたりでも2018年の冬には屋根に積もった雪が落ちてカーポートの屋根が壊れたりするほどの積雪があったが、今年は今のところ雪がちらつく程度だ。

今年に入ってからは寒いもんだから朝晩のストレッチやらなんやらもずっとサボっていたんで、どうも体が硬くなってきた気がする。特に背中が硬い感じだ。

YouTubeを色々と見ていたらそれらしい動画をオススメしてきた。以前に脊柱起立筋のストレッチ関連をアップしていたけど、こちらの方が背中の筋肉のそれぞれのストレッチを図示していて効果的な気がするのでやってみよう・・・、続けないと駄目だけどね(^_^;)。

ガチガチに固まった背中の筋肉を開放する「背中ストレッチ」

ついでながら背中つながりで、以前にもアップしてた動作改善アカデミーから背骨を動かして動作改善。

【背骨の潜在能力開放】遅い選手必見!動き出しを変える背骨の使い方!!

この動画の動きは不十分ながらなんとかできた。動作の起こりを察知されずに動き出すというのは、武道でもとても大事なことらしい・・・その域には程遠いけど今後の参考に。

しかし最近は武道や体の動き改善等の動画を見たりその手の本を図書館で借りてきて読んだりで、音楽やその他のことはあんまりしてないな。

ということで、割と最近にこれまたYouTubeオススメで出てきたMethenyのBetter Days Ahead。

Metheny Songbookに入ってたんでテーマ練習を少々・・・、全然進んでないけどMethenyギター練習の一つに加えて。

とても軽快なリズムとテーマだけど、臨時記号だらけでどんどんと転調していくんで追っていくのが大変だ。

Better Days Ahead

さわやかなブラジルの風って感じで、Milton NascimentoやAirto Moreiraを思い出す曲調だね。

早く暖かくなって良き日々となりますように。

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2024/12/09

枯葉の晩秋

枯葉の季節は晩秋。

枯葉舞い散る景色、情景、風景、光景・・・、

紅葉が遅くなった分、枯葉の季節も遅くなってきたのかな。

前回投稿の奈良の紅葉は11月30日、手向山八幡宮風景。

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下の写真は2018年12月2日に、たつの市の紅葉谷に行ったときの見事な紅葉。

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奈良とたつのではずいぶんと離れているとはいえ、6年前とはあまり変わらないのかも。

いずれにしろ、枯葉が舞い散る景色はわりと好きですね。これから来る冬が寒いのはかなわんけど、なんとなく豊かな自然を感じるのは、降り散り降り積もる枯葉のカーペット、そして散り切った枯れ木に、やがて来る春の芽吹きの予感を感じるからかな(写真は神戸市西区某所)。

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などと、柄にもないことを書いてみたけど、枯葉といえばジャズセッション、というか初心者向けとかお決まりすぎとかで敬遠される傾向があるけど、確かに僕が大学で軽音に入ったときの新入生必須の最初の課題曲でもありましたな。

しかし誰でも知っているし、基本的なコード進行を学ぶにはとてもよい教材でもありました。

だいたい中~やや早いスウィングで演奏されることが多いけど、本来はつぎのTatianaさんの歌のようにしっとりした感じな曲なんだろうか。

もとはインストで後から歌詞をつけたとも聞くから、どちらが元祖かはしらんけど(^_^;)。

Les Feuilles Mortes (AUTUMN LEAVES) – Tatiana Eva-Marie x Vinny Raniolo

さらにいえば、ここでも歌われてはいないし演奏されることもほとんどない三連符が連なるVerseがあるんだよね。

ということで、来たるべき春に想いを馳せて:

it might as well be spring Hauke Renken

この曲の圧巻は以前にアップしたClaraさんとHaukeさんにストリングスが入った歌/演奏だね。

癒やしのYouTube (2024.4.21)

ついでにトピックスにはあんまり関係ないけど、YouTubeが勝手にお勧めしてきたJulian LageとBill Frieselの共演という異色の組合せ(あくまで私見ですが)による王子様を。曲が好きなんですね。

Someday My Prince Will Come: Julian Lage and Bill Frisell

まぁ、なんというか今回は(も)深くも考えず思いつきで書いた投稿でした。

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2024/11/01

Dilermando Reis - ギター

11月になって今年も残すところ2ヶ月になってしまった。

「暖かい10月ももう終わり」というのは、確かイタリア映画「昨日、今日、明日」の中でソフィア・ローレンが呟いていた台詞だと思う。

映画をみたのはTVで、まだ学生だったから1970年代だと思うが、その時は「10月の終わりならもう暖かくないやん、イタリアは暖かいのか?」と思ったのが刷り込まれて、この季節になると毎年のように思い出す。

しかし今や「暑い10月ももう終わり」だねぇ(* *;;)。

まぁ、本当にその映画だったかどうかはおぼつかないしこの台詞以外は全然覚えていないけどね。

で、今回はギターの話題。

年初にアルゼンチンのギタリスト/作曲家のMáximo Diego Pujol(2024.1.27)の楽譜のことを投稿したけど、今回はブラジルのギタリスト/作曲家のDilermando Reisの楽譜だ。没年は1977年というからまだまだPDではないけど、探せば楽譜が見つかるといふ(^_^;)。

*2024.11.4追記:いくつかの曲を弾いてみたが、間違いがよくある。弾いていてなんか変だなと思ってYouTubeで演奏を聴くと、明らかに違う音だったことが何度かあった。中南米系の無料でDLできる楽譜には、バージョン違いや演奏者の解釈の違いは別として明らかな間違いが意外とよくあるので気をつける必要があります。

Reisについては日本語の紹介記事が下記のリンクくらいしかなくて、日本ではあまり知られてないようだ。僕も最近まで知らなかったし。

知られざる名曲 第208回 永遠の憧れ / ディレルマンド・レイス

リンク先で紹介されているのがこの曲と演奏。

 Xuefei Yang plays "Eterna Saudade" by Dilermando Reis on a 1925 Santos Hernandez

日本ではあまり知られていないかもしれないけど、YouTubeで検索するとReisの曲の演奏はいくつもでてくる。ロマンチックな曲が多いのはやはりラテンアメリカ系だからかな。

技術的にはPujolと同様に、簡単とはいわないけれど弾ける範疇の曲が多いのがうれしいところだ。

といっても相変わらず初見マニヤ-楽譜マニヤ(2024.5.15)の域を出ないけど(^_^;)。

 Dois Destinos by Dilermando Reis / Noe Garcia Jacinto

いくつでも出てきて切りがないので、これで終わりに。

 Caboclinho, Dilermando Reis, Pascal Bournet

パーカッションも入って猫さんも出てきて、なかなかいい感じでしょ。ブラジルらしい曲調だね。

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2024/10/03

しつこくMethenyに、Karmenさん

同日音楽ネタ-YouTube動画羅列の連続アップ。

それもまたまたMetheny・・・しつこぉい!、でも今回はギター二重奏でPat Methenyの"Letter from Home"。Metheny Songbookに入っているのでテキトーな演奏なら可能なはず、やってないけど。

Letter from Home by Pat Metheny, performed by Karmen Stendler and David Antigüedad

クラシックアレンジというのかな?、でもね、あくまで私見ですが「ジャズアレンジ」とタイトルした演奏が全然ジャズじゃない、ってことはしばしばあるんで、「クラシックアレンジ」なんて言葉も使いたくはないね。

Karmenさんはスロベニア出身、Davidさんはスペイン出身のギタリストだ。

もともとFBにメモとしてリンクしてた動画で、FBの思い出で再発見ということだけど、同じくKarmenさんの独奏。

Divagazioni (Claudio Decorti) - Karmen Stendler

きれいな曲だ。イタリアの作曲家Claudio Decortiによる作品で楽譜はLathkil Music Publishersから販売されている。pdf previewで見たところではわりと弾きやすい、弾いてないけど。

2020.10.3にFBにメモでシェアしていて「DL版は€7で、1000円弱」って書いてたんだけどね、2024年の今日のレートだとなんと1133.5円だよ、まいったね。

2020年に買っとけばよかった、かもしれないけど、積ん読状態(弾いてない、弾けてない)楽譜もいっぱいあるし、組曲だから他に7曲も入ってるからね、買わないよっっっ!(^_^;)

最後は同じ作曲家の作品で、このKarmenさんの演奏をみて上記の曲を作って献上したのそうだ。

Divagazioni was written by the Italian composer Claudio Decorti. He came across a video of me playing his piece "Waves Dance" and he decided to write a new piece dedicated to me.

Claudio Decorti - Waves Dance (performed by Karmen Stendler)

演奏を視聴した作曲家から曲を献上されるなんて、よほど気に入られたんだろう、素敵なことだね。

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2024/09/23

Metheny/練習曲

暑い暑いといってたけど、今日からいきなり涼しくなりましたな(^^)。

しかしその暑かった間には、各地で多くの災害がありました。

被災された方には心よりお見舞い申し上げますm(_ _)m。

さて、Blogも暑さ負けして全然更新せずで、8月に1件投稿してからもう1ヶ月以上、9月も後半になってしまったので、また何か投稿しておかなきゃ。

ということで、前回の続きになるけど、ギター(エレキ、VOX Giulietta)でPat Methenyの曲練習を色々とやっている。といってもソロではなくテーマ。Pat Metheny Songbookを持ってるからね。

Methenyの曲はテーマ自体が結構複雑で技術的に難しいから練習曲にはもってこいというのと、音使いが実にユニークで面白い。

そしてテーマをきちんと曲として弾けなければ音楽にならないっていうのも練習にはよいと思う・・・というのは別にMethenyに限らずどんな曲でも同じだけど。

まずはこの曲。

・Watercolors / Metheny

聴いてると普通な感じだけど、テーマが変拍子で、5/4|6/4|4/4|・・・・・|2/4|4/4|・・|3/4|・|3/8|・・・・・|4/4|・|

なんのこっちゃわかりませんが、楽譜があるからわかるという話。

ただ学生の頃にLPを聴き倒した曲でわりと身に染み込んでいるので、それほどには苦労せずに弾ける・・・ただしテンポはちょっと落としてね。

ソロ部分は4/4拍子で|Abmaj7x2|Gm7x2|・・・|Dbmaj7X2|Cm7X2|・・・|Bbm7/Eb9|・の繰り返しで単純だ。一発、あるいはモード的なんで簡単といえないことはないがセンスが問われる・・・ですな。

・Missouri Uncompromised / Pat Metheny

これは変拍子ではなくてアップテンポのSwing、途中にVAMPが入るけど、形式的にはAのブルースだ。ギターとしては音の跳躍が大きいので結構な練習になる。エンディングのベースとのユニゾンもカッコいい。

・River Quay / Pat Metheny

わりとオーソドックスなFusion、という言い方があってるかどうかわからんけど、ひねくれてはいない。24+1小節というのがちょっと変わってるけどそれほど抵抗はない。ちょうど”Feel Like Making Love"(曲は文末に埋め込みあり)が1小節余分なのと似ている。

・Lakes / Pat Metheny

同じメロディーを切れ目なく繰り返すテーマ。ただし繰り返すたびにコードが変わるし、ソロ部分はGiant Stepsも顔負けなコード変化なんでソロはとっても無理!

以上、1970年代の曲ばかり、若い人にとっては半世紀近く前の古い曲、っていう感じなんかな?

僕がJazzをやり始めた1971年から考えれば1925年前後の感覚だよねぇ。当時はそんな時代には興味がないっていうか、知識も何もなかったなぁ。

・Take Another Look / Gary Burton (Pat Metheny)

最後はBurtonの演奏。Methenyは演奏してないみたいだ。ゆったりとしたテンポでメロディーがきれいなんでやってみたいな、という希望だけの曲。1991年のアルバムだから、これも30年以上前だ。メンバーがすごいね。

・・・なんて書いてるけど実生活では、っていうと大げさだけど、セッションなどの音楽活動は全然してないし練習もたまにしてる程度。

今は10月後半に大阪で開催される「関西杖道優勝大会」に団体戦で出場することになったので、そのための稽古やらなんやらがメインになっております。

暑くてもね、稽古してます・・・小野の体育館は冷房完備、明石の公会堂は海風が通る良い環境、っていってもすんごい汗かきまっする。

この大会は去年も出場して2回戦敗退だったけど、今年はどないやろかな~。

・Feel Like Making Love / Bob James

Methenyとはなんの関係もないけど、2018年に高槻ジャズストに出演したときにやったなつかしの曲だ。シンコペーションのメロディーが意外と難しかった。

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2024/08/17

お盆メセニー

台風7号が関東~東北地方に被害を与えて太平洋へ過ぎ去ろうとしている今日はまた危険な暑さで、どないもこないも毎日暑い、暑い(@_@;)!

といってるうちに8月も半分過ぎてお盆も終わり、Blog更新もすっかり怠っていたのでなにか書いておこう、って夏に限らずいつもこんなんだけど。

で、最近、Pat Methenyの曲をVOX Giuliettaで弾けないかとテーマ練習をボチボチしている、が、難しい。

Pat Metheny Songbookというのがあって、これはどこで入手したのか・・・というのは置いといて(^_^;)、楽譜があるんでね。

Pat Metheny Trio, "Bright Size Life" 1976

1976年、それまでGary Burtonグループで演奏していたMethenyの初リーダーアルバムで、ベースはあのJaco Pastrious、ドラムはBurtonグループで活動していたBob Mosesだ。

ただECMは一般公開を認めてないようなんで、この動画もそのうちに削除されるかもしれない。

練習ではこれもYouTubeにBacking Trackがいくつもあるけど、なんせ元がこういうドラミングなんでボサノバだったり中途半端なロックだったりで、もう一つなんだけど、次のInteractiveというのが割とよかった。

BRIGHT SIZE LIFE - Jazz interactive backing track / Pietro's guitar philosophy

テンポが速いので、速度を0.75にすればなんとかついていけるかな。まぁ、CD持ってるんでそれに合わせてもいいんだけど、なぜかMethenyと一緒に、ってのはやりにくいんだよね。

で、も一つがこちら。

Travels / Pat Metheny Trio

これはチャンネルがPat Methenyとなっているので、ご本人のオフィシャルなのかな?、だったら削除はされないだろう。

説明からすると2000年発表なのかな?、こういうカントリー調って結構好きなんだよね。ブリッジのコード進行がMethenyらしいかな。

親しみやすいテーマだからか、YouTubeにも多くのプレイヤーのカバー演奏がある。

ただSongbookのコードはどう弾いても合わないのがあって、やっぱり違うじゃん!、というのがわかったのが次の動画。

後半ではMethenyの演奏Transcription(楽譜)も表示されて演奏をゆっくりとご一緒に、というとても親切な動画だ。

"Travels" (Pat Metheny) - Chord Melody Reference for Guitarists / Jim Ellis

なんでこういう曲をやろうというかというと、セッションに行ってもいつも練習不足で毎度のお決まりスタンダードに終始してしまうので、億劫に、あるいは飽きてきたっていうのかな->時間あるんだから新曲の練習しろよって話ですが。

もともと1971年からジャズに傾倒しだした身としては、スタンダードもいいけど、70年代からのJazz Rock~Fusion系をやりたいんだよね。

それとその場限りのメンバーでテキトーに合わせてチャンチャン、ハイおしまい、ってのをいつまでも続けるのもなんだかなぁ、っていうところもある。

コロナ前まではたかさご万灯祭やらなんやら出演があって、気心のしれた音楽仲間と曲を練習して自分たちなりにまとめて、っていう活動があったけど、コロナからはそういうことをしなくなってしまったんだよね。

で、結局一人でシコシコとテーマをテキトーに弾いたり、多少はインプロもしてみたりで終止するというかぁ、まぁ、そういう感じ?

それと、杖道や居合道の稽古に割く時間が増えて、楽器に触る時間・・・というより気分がなかなかセッションに行こうという気にならないってところもあるかな。

Vibもなかなかね、最近、といっても去年と年初に数回くらいしかセッションに行ってないけど、全部ギターなんで運ぶ手間が楽なもんで、Vibは以前から買ってそのまんまな教本(Pedaling and Dampening Application for the Vibraphoneなど)なんかをたまに消音マレットで練習する程度、ですな!

こんな曲もやってみたいかな。これもMethenyの曲。

Cool Nights / Gary Burton

BurtonグループだからVibで弾くかというと、最初のリフややっぱりエレキギターのほうが決まるよねぇ。

この曲はMetheny本人はやってないのかな。カバーはいくつかあるけど、Backing Trackは見当たらなかった。iRealで作るかな。

あとはこれねぇ、出来ないけどやってみたいね。これはMethenyじゃなくてSteve Swallowの曲。ピアノは小曽根真だ。

Ladies in Mercedez

Backing Track

 

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2024/05/15

初見マニヤ-楽譜マニヤ

2021年にお亡くなりになったスペイン音楽の権威-濱田滋郎氏の著書「スペイン音楽の楽しみ」はジャズフリーペーパーVoyageの原稿でジャズの起源をたどったときに大いに参考にさせていただいたが、氏は同時にギタリストでもある。

といってもあくまでアマチュア愛好家ということらしいけど、その造詣の深さから数々の著名なギタリストとも交友が深いので、それらをまとめさらにラテンアメリカまで含めた「濱田滋郎の本/ギターとスペイン音楽への道」という自伝的な本がある。

その本で、氏はギタリストである弟の濱田三彦氏のギターと楽譜を借りては次々と弾いていたことについて次のように書いている。

 -引用-
「もちろん、弾けるかぎりにおいての話だ。弟の造語法にしたがうと私は『初見マニヤ』であって、一向に暗譜はできないかわり、多くの楽譜を自分なりに楽しむことができたのである。」
 -引用終わり-

これを読んで、これは僕のことじゃないか(^o^;)・・・大いに腑に落ちた、というのが今回の表題。

このBlogでも「またまた楽譜」みたいな記事を何度か書いているけど、そういうことなんだな。

YouTubeやFacebookで紹介される音楽動画で気に入ったものは、楽譜(主にギター)を検索して無料で手に入ればDLして、大体は一応最後まで弾いて(というより音を出して)とりあえず満足しては次に気が移り、ってなことを繰り返すのは、まさに「初見マニヤ」ってるわけだ。

一方でVibは無料というのはほとんどないから手の届く楽譜は購入してるものの、ギターほどには弾けないので途中でほったらかしてるのが多いけどね。

というようなことで、また楽譜を見つけた曲をメモしておこうと。ギターばっかりだけど。

Silvestro Fonseca's "Melodia de Uma Noite” performed by Liying Zhu

作曲者のSilvestro Fonsecaはポルトガル出身のギタリストで1959年生まれ、演奏しているLiyinさんは中国生まれのギタリストでドイツやアメリカで活動しているらしい。

すごくロマンチックな曲なので楽譜はないかいなと検索したらありましたねぇ。早速弾いてみたところでは技術的には決して難しくないけど、ちょっと難しい、ってどっちやねん(^_^;)。

で、同じ曲の演奏でとても参考になったのが次の動画。

【ある夜のメロディー Melodia de uma noite】宮下文夫

宮下さんは見た通り、日本人。

Liiyingさんは楽譜どおりに小指が頑張る運指だけど、僕は子供の頃の突き指で左手の小指の動きが悪いのでそこが難しい。宮下さんの運指はその部分をうまく回避して僕でも弾きやすいのでとても参考になった。同じ高さの音があちこちで出せるギターの特質だね。

次は、Gran Vals - Francisco Tárrega. Plays Vera Danilina

Veraさんはロシアのギタリストで、以前にもTarregaの演奏を紹介している。

Tarregaの楽譜はPDだからネットに転がっているのはわかるけど、先のFonsecaや以前に書いたPujolとかは僕より若いのでPDではないのに楽譜が公開されてるってのが不思議ではあるけど、ありがたい。

最後はシューベルト:Marcin Dylla plays Ständchen by Franz Schubert。

Marcinさんはポーランドのギタリスト。

で、まさにこの編曲の楽譜があった。曲はシューベルトだからPDには違いないけけど、編曲者のJohann Kaspar Mertzも19世紀のオーストリアのギタリスト/作曲家なのでPDなんだな。

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2024/05/01

ChatGPT vs. Google翻訳

今年ももう5月、昨夕から降り出した雨がまだ続いていて今日は冷える一日となりそうだけど、明日からは晴天が続く予報だから、風薫る5月となるかな。

というところで、ギター演奏動画を。

Antigoni Goni plays "Lo Fill del Rei" by Miguel Llobet

"Lo Fill del Rei"はスペインのギタリスト/作曲家であるリョベートがカタルーニャ民謡を収集してギター用に編曲した曲集にある作品で、僕が持っている曲集には「王子」という邦題がついている。

曲集はたぶん30年くらい前に購入したギタルラ社のもので500円、今ならもっと高いだろうと検索したら絶版らしい。

リョベートの民謡集についてはこちらに詳しく書かれていた。

カタロニア民謡集の曲[曲目]

僕の弾いたことのある曲もここで紹介されている3曲くらいだ(弾ける、ではないところが・・・)。

ちなみに曲集にある「アメリアの遺言(誓)」は昔のTV番組シャボン玉ホリデーで、ハナ肇とザ・ピーナッツの例の「おとっつぁん、おかゆができたわよ」のコントのバックに使われていた、っていっても通じないか(^_^;)。

さて、上の曲のタイトルをGoogle翻訳で「言語を検出」にしたらスペイン語と出て、英語に訳したら"The Fill of the King"と出た。

なんかわからんので、日本語に訳したら「ザ・フィル・オブ・ザ・キング」、ってそれがわからんのに!?

そこでChatGPT様にお聞きしたら:

「Lo Fill del Rei」はカタルーニャ語で、「王の息子」を意味します。

なるほど、「王子」だ。Google翻訳も言語を「カタルーニャ語」に変更したら「王の息子」と出た。まだ言語検出で負けてるということか。

しかしやはりGoogleはまだまだと思ったのが、FBで台湾出身でニュージーランド在住のフレンドさんの中国語(台湾)での投稿を訳したとき。

日本への永住について色々と調べられたときの投稿で、個人的な内容でないところを訳文だけ引用しておこう。

Google翻訳

日本語:
さらに、日本は非常に人気のない国であることを後で知りましたが、永住権を取得するために長期間出国しなければならない場合は、申請が必要です。そうしないと、永住権を取得したいだけです。 1年経って逃げ出す、これがニュージーランドだ、ランの方が元気だよ、ははは。

英語:
Moreover, Japan is a very unpopular country. I later found out that if I have to leave for permanent residence for a long time, I still need to apply, otherwise it may be cancelled. Otherwise, I just want to get the permanent residence in one year and run away. This is New Zealand Lan is more energetic, hahaha

「ははは。」って、かなり意味不明とはいえ、日本は海外からの移住者には人気のない国なんだな、って思ったんだけど、ChatGPT様におうかがいしたら、まるで違っていた。

ChatGPT

日本語:
それに、日本は本当に厳しい国ですね。永住権を取得した後も、あまり長く日本を離れると再入国ビザを申請しなければならないかもしれず、それを怠ると永住権が失効する可能性もあるそうです。それと比べると、ニュージーランドはかなりの寛容さがありますね。

英語:
Moreover, Japan is a really strict country. Even after obtaining permanent residency, if you stay away from Japan for too long, you may need to apply for a re-entry visa, and if you neglect this, your permanent residency may be revoked. In comparison, New Zealand is much more lenient.

Google翻訳、まだまだだねぇ。

ちなみにFBについている翻訳機能もGoogle翻訳とほぼ同じ内容だったから、言語によっては気をつけないといけない。

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